ハナホタル(コツラバルバータ)の育て方
目次
花ほたる(ハナホタル)の特徴は?植え付け・植えかえ管理場所・日当たり水やり肥料病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ハナホタル
- 科名
- キク科
- 属名
- コツラ属
- 学名
- Cotula barbata
- 別名
- コツラバルバータ・カゲロウソウ
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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花ほたる(ハナホタル)の特徴は?
花ほたる(ハナホタル)は南アフリカ原産の
キク科コツラ属の
多年草。黄色いポンポンの愛らしい花からハッピーイエローやハナホタル、カゲロウソウといった名前で流通します。これらの名前は
流通名で、
学名はコツラ・バルバータです。
ハナホタルは高温多湿に弱く、
水はけが悪かったり、雨ざらしになっていると、梅雨や夏に枯れてしまいます。
暖地・
中間地では
夏越しができずに枯れてしまう
一年草扱いですが、春〜初夏までのガーデニング材として人気があります。寒冷地では簡単に夏越しでき、冬の寒さ(マイナス5度まで)にもそこそこ強く、多年草となります。
こぼれダネでも増えます。
草丈10cmから30cm
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植え付け・植えかえ
苗の植え付けの時期は?
3月〜4月に苗が出回るので早いうちに植え付けるといいです。夏越しした場合も植え替えも同じ時期に行います。
根詰まりしやすいので鉢植えの植え替えは毎年してください。
用土
水はけが悪いと、過湿で枯れてしまいます。市販の
培養土に2割ほど川砂か
パーライトを混ぜて水はけをよくしてから、植え付けをします。
注意!根の土は崩さないでください
根が傷つくと生育不良を起こします。植え付けをするときも根についた土は崩さないで、そのままスポッと植えて隙間に新しい土を入れて植え付けてください。
鉢植え
ハナホタルは生育が良くてすぐに大株になるので、
8号鉢〜
10号鉢に1苗で十分。鉢は
水捌けのために浅いものが好ましいです。浅いものが用意できなかった場合は、鉢底石の厚みを増やして水捌けをよくしましょう。
鉢底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は根鉢(ポット)より一回り大きな鉢を用意します。根についた土は落とさず、土はほぐさないで、新しい土を足して植え替えましょう。また、根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めてから、植え替えるといいです。
庭植え
庭植えの場合は、深さ20cmの穴を掘って、掘り出した土に
腐葉土か
堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
苗の土はいじらないで植え付けてください。
株と株は30cmほど離して植える。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。
春〜6月までは戸外の日当たりでしっかりと日光に当て、しっかりと成長させて、たくさん開花させましょう。
夏越し
高温多湿には弱いですので、梅雨以降夏の間は
半日陰の涼しい、雨の当たらないところで管理するようにします。基本的には夏越しさせずに夏には枯れる
一年草と割り切った方が気が楽です。湿度で蒸れてグズグズになって枯れるのが普通です。
梅雨前に地ぎわから数センチのところで刈り込んで風通しをよくすることで多少は予防できます。ダメ元でやってみてください。
冬越し
耐寒温度はマイナス5度で、どうにか夏越しできた場合は、中間地・暖地では戸外で越冬できます。ところが今度は、夏越ししやすい寒冷地の戸外での越冬は難しいので、寒冷地では室内の日当たりで管理しましょう。なので、多年草として継続して育てたい場合は、鉢植えで管理するしかないです。
水やり
鉢植えの水やり
乾燥気味を好みますので、土が乾いていたら水をやってください。土が乾いてないなら
水やりをしないでください。水やりする前に指で土を触って確認するといいですよ。過湿に弱いので水のやりすぎには注意します。受け皿に水が溜まっていたら捨ててください。
庭植えの水やり
庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。ただし日照りになるようならば水やりをしてください。
肥料
開花する時期は週に一回液体
肥料をやると良い。ただし肥料が多いと枯れるので控えめにし、様子を見てあげたりあげなかったり調節しましょう。
病害虫
ほとんど見られない。
病
害虫よりは、水のやりすぎや、土の水はけが悪くて、腐ってしまうことの方が問題です。
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