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湿地性カラーの育て方

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湿地性カラー
目次
湿地性カラーとは?
水やり
肥料
植え付け・植え替え
管理場所
終わった花は抜く(花ガラ取り)
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
湿地性カラーの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
湿地性カラー
科名
サトイモ科
属名
オランダカイウ属
学名
Zantedeschia
別名
オランダカイウ
耐寒
マイナス10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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湿地性カラーとは?

カラーサトイモ科オランダカイウ属の多年草球根植物。秋になると地上部が枯れ込んで休眠状態になります。カラーには湿地性と畑地性があり、流通する花鉢のカラーはほとんどがカラー(畑地性)です。黄色とかピンクとかのカラーはニュージーランド原産の畑地性です。湿地性は白いカラーですね。

ここで扱っているカラーは湿地性で、畑地性とは性質が全く違います。

水辺などの湿地で育つカラーなので、乾燥に弱く、土はいつも少し濡れている状態を維持するようにします。寒さには耐性があって、土が凍らない限りは、腐葉土で根元をカバーしていれば露地植えで越冬可能です。土が凍る寒冷地では掘り上げる必要があります。

本来、花が咲くのは5月前後ですが、気温が18度あると、年中咲かせる事も可能です。
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水やり

湿地性カラーは水辺に育つ植物なので、乾燥に弱いです。地植えにした場合は自然の雨だけでもほぼ大丈夫なんですが、様子を見て水やりをしましょう。

鉢植えの場合は土が乾きかけたら、鉢の底から水が出るくらいに水をタップリとやってください。ずっと土が濡れている状態にします。受け皿に水をためるといいです。その際はたまった水が腐らないように、定期的に水を取り替えてください。

カラーに水をやるときは葉っぱや花や茎に水が掛からないようにしてください。花が筒状になっていてここに水が溜まりやすく、水が掛かるととても傷みやすく、グニャリと曲がって倒れます。土に注ぐようにしましょう。

肥料

生育期間(開花期間)の間はリン・カリの多い液体肥料を週に一回か2週に一回やることで、花が咲きやすくなります。もしくは春に一回だけ化成肥料をやります。
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植え付け・植え替え

時期

冬は休眠しているので、休眠が空ける頃である春(4月)に植え付け・植え替えます。

用土

湿った土を好みます。乾燥すると生育が止まります。花も咲かなくなるので、水もちの良い土がよいです。

鉢植えであれば荒木田土で植え付けます。地植えにする場合は、通常の土づくりと同じで腐葉土や堆肥を混ぜて通常の土を作ります。
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鉢の植え替えの手順

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm入れます。これは土が流れ出ないようにするためのものです。その上に用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所

耐寒温度はマイナス10度で寒さには強い。

終わった花は抜く(花ガラ取り)

花がしぼんできたら、ハサミで花茎を切るのではなくて、根本から抜きます。鉢を持ち、花茎を引っ張って抜きます。ハサミで切ると切り残しがあり、そこが腐って病気になりがちです。

葉っぱも同様に根本から抜くようにしましょう。

病気・害虫

アブラムシなど通常見られる害虫が発生します。前もってオルトランを散布しておくと予防できます。

特徴・由来・伝承

くるりと紙を巻いたような花が咲く独特の雰囲気が人気の花です。白いカラーはウェディングブーケにも人気があります。カトリックの尼僧の服の首のカラーに似ているのでこの名前で呼ばれています。お店には開花時期よりも早く出回りますがこれはビニールハウスで早咲きさせたものです。

葉っぱもかわいいので観葉植物として楽しむこともあります。日本には江戸時代には伝えられていて日本庭園に植えられることもあります。

白いカラーは湿地性で、その他のカラフルなものは畑地性と考えてください。畑地性のものに、湿地性感覚で水をやるとすぐに根腐れします。
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カラー
カラー(畑地性)の育て方…乾燥に強めで過湿が苦手です
サトイモ科