スノーサンゴの育て方
目次
スノーサンゴとは?水やり肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- スノーサンゴ
- 科名
- ナス科
- 属名
- ソラナム属
- 学名
- Solanum pseudocapsicum
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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スノーサンゴとは?
スノーサンゴは
ナス科ナス属の常緑
低木の
フユサンゴの斑入り品種。葉っぱに白い斑が入って、
カラーリーフとしても綺麗で、冬は赤い実も鑑賞できて、2倍お得な感じがします。フユサンゴより、こちらの方が鮮やかで人気があります。育て方はフユサンゴと同じです。
開花は4月〜9月ですが、花はあまり話題になりませんが、花が咲かないと実はならないので、
肥料をやって、日光を当てて、しっかりと開花させましょう。実は9月から2月まで楽しめます。
開花時期は夏だけですが、それが結実して非常に長い間観賞できます。見た目は美味しそうですが、実には毒があるので、食べないでください。小さいお子さんがいる家では室内に飾らない方がいいかも。
草丈20cm
横幅25cm
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水やり
庭植えの水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。ただし、夏などの乾燥する時期は庭植えでも水をやってください。
鉢植えの水やり
スノーサンゴは乾燥に比較的強く、水のやりすぎで枯れることがあります。土の湿り具合を見て、濡れているようならば水をやらないでください。
また冬は蒸発量・吸い上げる量も減っているので水を更に控えます。土が乾いてから数日経って水をやるようにしてください。スノーサンゴは常緑の植物で冬は活動が鈍くなっていますが、休眠していないので断水はしないでください。できれば
土壌水分計で土中の水分を計測してから、
水やりの判断をしましょう。
肥料
春(4月)から秋(9月)に掛けて二週間に一回、液肥をやるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。日光にしっかりと当てて、肥料をやらないと開花せず、開花しないと実もなりません。実が成ってきたら液肥は止めてください。
植え付け・植えかえ・種蒔き
秋から冬に「実がなった」鉢植えが流通します。これを室内の日当たりで観賞、管理しているうちに春になり、戸外で管理していると花が咲いて、また実が成るというサイクルになります。しかし大問題があります。それが
連作障害です。
フユサンゴ・スノーサンゴは同じナス科の植物と連作障害を起こします。つまり同じ土に何年か植えていると弱って枯れてしまうのです。そこで、春には新し土で植え替えをする必要があります。しかし非常に面倒ので普通はしません。ではどうするかというと、あの紅い実を辺りに撒いておくのです。するとそこから毎年フユサンゴかスノーサンゴが生えて来ます。
こぼれダネで増えるのですから、便利です。これがなかなかしぶとい
雑草で環境が合うと毎年姿を表します。しかも斑入りでは無くなっていることもあり、あまりお勧めしません。
時期
越冬したら、春から秋に植え替えをしてもいいです。できれば4月〜6月に植え替えをしましょう。もしくは春から秋に庭植えにしましょう。
用土
用土は花と野菜の
培養土で植え付けます。
鉢植え
できれば春(4月〜5月)に、土を崩さないでひと回り大きな鉢に植え替えます。
ひと回り大きな鉢を用意し、その鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cm入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
庭植え
ナス科の植物と連作障害を起こしますので、2年以内にナス科の植物を植えた場所には植えないようにしましょう。
庭土を深さ30cmほど掘り返し、
腐葉土か
堆肥を元の土に対して2割〜3割を入れ、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。穴に用土を半分戻して、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。
株同士は30cm空けて植え付けてください。また、苗を植えるときは、苗の土を崩さないで植えましょう。
管理場所・日当たり
日当たりでも
半日陰でも育ちますので、春〜秋は戸外の日当たりか半日陰で管理します。半日陰でも育ちますが、半日陰だと花が減るので、開花を考えるとできるだけ日当たりで管理しましょう。
夏の強い直射日光に斑入り部分が
葉焼けすることがあるので、夏は半日陰で管理するか、寒冷紗やヨシズで遮光してください。
越冬
南米原産の割に寒さには比較的強い方ですが0度で枯れこんできますので、
暖地では戸外も可能ですが、それ以外の地域では冬は室内で管理します。室内の日当たりのいいところで管理してください。
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