イオノプシジウムの育て方…こぼれダネで来年も増える?種まきの時期はいつ?
目次
イオノプシジュームの特徴は?植え付け・種蒔き管理場所・日当たり水やり肥料剪定・切り戻し関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- イオノプシジウム
- 科名
- アブラナ科
- 属名
- イオノプシディウム属
- 学名
- Ionopsidium acaule
- 別名
- バイオレットクレス・ダイアモンドフラワー
- 耐寒
- マイナス5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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イオノプシジュームの特徴は?
イオノプシジウムはポルトガルに自生する
アブラナ科イオノプシジウム属の
一年草。園芸で流通しているのはイオノプシジウム・アコーレです。
非常に小さな花ですが、淡いブルーというか薄紫の可憐な花が、地表に咲き乱れます。メインの花というよりは、地面を覆うようにマット状に生える脇役ですが、
イオノプシディウムのいいところは1回植えるとこぼれ種であたり一面に毎年咲いてくれるところです。
日光を好み、日の当たる場所では咲き乱れてくれます。多湿を嫌うので、水のやり過ぎに注意してください。
草丈10cm
幅20cm
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植え付け・種蒔き
時期
暖地・
中間地では秋(9月〜10月)に種を撒いて、その花が年内に開花し、春まで楽しめる
園芸品種。花が少ない時期に開花してくれて、花は小さく扱いやすいです。一年草なので、その花は消えてなくなりますが、花後の
こぼれダネが翌年も咲いてくれます。
寒冷地では秋に種まきして春〜初夏まで開花します。
苗が出回りますので、種まきせずに、その苗を植え付けする人が多いです。種は単価が安いようで手間もかかりますし、高くつきがちです。
用土
ホームセンターや他の店で手に入る
培養土を使用します。もし自分で作る場合は、
赤玉土を6部、
腐葉土を4部にし、それに化成
肥料を混ぜます。庭に植える場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を加えて
用土とします。
庭土の排水が悪い場合は、川砂や小さな
軽石を混ぜて排水を改善し、そこに植えるようにしましょう。
種まき
20度前後で発芽します。発芽しても気温が高いと枯れるので種まきは10月〜11月が適しています。
ポットに用土を入れて、種を数粒まいて、うっすら土をかぶせて、乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理すると1週間ほどで発芽します。発芽したら元気な株を残して間引いて、一本にして栽培します。葉っぱが3枚〜4枚になったら、鉢や庭に植え付けます。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
花が小さく葉っぱも小さく草丈も低いので、
寄せ植えにすることが多いです。何と合わせてもそれなりに見えます。
庭植え
深さ15cm〜20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割か3割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は20cm空けて植えてください。
苗を植えてもいいですが、種の直播も可能で、タネをまいてうっすら土をかぶせて水をやればいいです。
管理場所・日当たり
寒さに強いとされていて、霜にあたったくらいでは枯れはしませんが、何度も霜にあたったり酷い寒波をくらうと、傷んでしまいます。イオノプシジウムは強い寒波にあうと、枯れていなくてもそのまま復活しないこともあります。霜に当てない方が無難です。
冬の管理場所は日当たりの霜が当たらない軒下が適しています。日当たりでも育ちますが
半日陰でも育ちます。でも日当たりの方が開花しやすいです。
水やり
乾燥に強く、
水やりを忘れて他の植物が枯れても、イオノプシジウムだけは枯れていない、そんなありがたい植物です。逆に水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいますので、鉢植えの水やりをするときは、土の状態をよくみて、乾いていたら水をしっかりとやるようにしてください。
庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、様子を見て水やりをしてください。
肥料
イオノプシジウムは肥料はあまり必要ありません。肥料が多いと徒長しがちです。花つきが悪くなったら、液肥をあげる程度にしてください。
剪定・切り戻し
花を放置していると
種子ができ、一年草なので種子ができると株が弱ります。花が一段落したら、草丈半分に刈り込んでおくと、長期的に花が咲きます。種ができて、株が弱ってきたら、タネをまき直して更新するといいです。
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アブラナ科