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スパティフィラム・センセーションの育て方

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スパティフィラム・センセーション
目次
スパティフィラム・センセーションの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
スパティフィラム・センセーションの植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
スパティフィラム・センセーション
科名
サトイモ科
属名
ササウチワ属
学名
Spathiphyllum sensation 'Variegata'
耐寒
5度
水やり
水を好む
場所
外の日蔭
難易度
中級者向け
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スパティフィラム・センセーションの特徴は?

スパティフィラム・センセーションはサトイモ科スパティフィラムの品種。斑入り品種が流通していますが、本来は緑葉の品種で、その斑入り品種が流通しているのだと思います。育てるのは難しくないですが、非常に大きく育ちます。葉っぱが肉厚で大きく、花も大きい。花は気温と株が充実さえすれば、咲きます。

元々、スパティが日光が葉焼けしやすいのですが、斑入り部分はさらに葉焼けしやすいので、直射日光には気をつけましょう。

問題はすぐにドデカく育ってしまうこと。1年か2年で高さ2m以上に育ちます。育てるのは楽なんですが、これを置く場所を確保するのは厳しい。でも、日陰に強く、存在感がありますから、広いエントランスなどには非常に適しています。適材適所ですね。
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水やり

土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。スパティフィラムは水を好む植物で、水が切れると萎れるのですが、水をやりすぎると寝腐れを起こします。土が乾いたら即効、水をやりましょう。受け皿に溜まった水は捨ててください。

夏でも冬でも、水やりは鉢の底から水が出るくらいに、しっかりとやってください。

冬の水やり

冬は成長が停止しており、低温のため水の蒸発も遅く、土中の水が保持されやすい状態です。そのため、水やりは控えめに行います。土が乾いてから数日経ってから水を与えるようにしましょう。わからない場合は、土壌水分計で土の湿度を測定し、水やりの必要性を判断すると良いです。

冬に水やりを控えることで、植物の細胞内の水分が減少し、細胞内の液体の濃度が高くなるため、寒さに強くなります。水を控えることは、寒さ対策の一つでもあります。冬に水やりを控えることで寒さに強くなるのは他の植物でもよく使われるテクニックです。
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葉水を

スパティフィラムは空気中の湿度が高い状態を好みます。葉っぱに霧吹きで水を吹きかけると元気になり生育が早くなります。また、葉っぱに水をかけることでハダニなどの害虫予防にもなります。ハダニは葉裏に潜んでいるので、葉っぱの裏にもかけるとよいです。

肥料

生育期間に、固形肥料(化成肥料)を少量、月に一回か、液体肥料を二週に一回ほどあげます。肥料をあげると良く育ちます。でも、大きく育ちすぎるので調節しましょう。
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植え付け・植えかえ

時期

根が鉢の底から出ていたら植え替えを。根の張りが早いので毎年植え替えをすることになります。植え替えは生育期間に行います。多少前後してもいいですが、冬の植え替えはやめておきましょう。

用土

用土観葉植物用の土で植え替えをする。

観葉植物は匂いがする腐葉土があまり配合されておらず、匂いがしないので室内管理に適しています。もしくは観葉植物の土にパーライトを1割か2割入れて水はけをよくしてから植えるといいです。
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鉢植えの植え替えの手順

鉢から取り出して、土を三分の一ほど落として、汚い根を落として新しい土を足して植え替えをします。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

管理場所・日当たり

春から秋はカーテンなどで遮光した光が当たる場所か、戸外の明るい日陰で管理します。斑入り部分は葉焼けしやすいので、直射日光を避けますが、あまりに日光が足りないと株が弱ってしまいますので、できるだけ日光を当てましょう。

冬の管理

耐寒温度は5度。霜に当たれば一発で枯れます。暖地なら戸外でも越冬することがありますし、中間地でも霜さえ当たらない軒下などの戸外で越冬できることがありますが、何せ株が大きいので、このスパティフィラム・センセーションが入るような軒下ってなかなかないですし、冬は室内管理が無難です。

冬は室内の明るいところで管理しましょう。

人が生活しているリビングなどでは、昼間には暖房が効いており、夜間でも5度以下にはなかなかならないので、植物を越冬させるのは十分可能です。ただし、暖房の風は非常に乾燥しているため、直接風に当たると枯れてしまいます。枯れることがある〜とかじゃなくて枯れます。そのため、風の直撃を避けるように心がけてください。また、乾燥を防ぐためには、霧吹きを使って葉に水をかけるなどの方法が効果的です。

病害虫

カイガラムシ・ハダニ・ナメクジなどが発生します。
カイガラムシはどうやっても発生する時は発生します。カイガラムシは幼虫の時は薬で、成虫はこそぎ落としてしまいましょう。ナメクジはジメジメしていると発生します。ナメクジは薬剤で殺します。
ハダニは乾燥していると発生するので、葉っぱに霧吹きで水を吹きかけて加湿して予防しましょう。

特徴・由来・伝承

スパティフィラムは、熱帯アメリカと東南アジアに30種が分布する植物で、センセーションはその1品種。観葉植物として非常に人気ですが、まだまだ流通量が少ないです。欲しい場合は、ネットで買うか、花屋さんにお願いするかしましょう。

大きな葉っぱとサトイモ科らしい花が咲く植物。観葉としても優秀です。育てるのは難しくないのですが、大きく育ちすぎるため、一般家庭には適していないんじゃないかと。温室があったり、大きなエントランスがあるならば、非常に適しています。葉っぱだけでなく花も20センチと大きいです。でも花より葉っぱがメインの観葉植物です。
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