シモバシラの育て方

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シモバシラ
最終更新
植物名
シモバシラ
科名
シソ科
属名
シモバシラ属
学名
Collinsonia japonica(Keiskea japonica)
別名
雪寄草
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
シモバシラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
目次
シモバシラ(霜柱)とは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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シモバシラ(霜柱)とは?

シモバシラはシソ科コリンソニア属の多年草宿根草)。日本自生の植物で九州・四国・関東より西の本州の各地で見られます。山の植物です。草丈は花を含めて80センチほど。零れ種でも増えるし、挿し木でも、株分けでも増やせる。育てやすい植物。

シモバシラという名前は冬に霜柱ができることから…というと、ちょっと意味が分かりにくいので説明すると、冬になると地上部は枯れてしまいます。ところが根は活動していて、根は土の水分を吸い上げて地上部に水分を送るんですね。でも、冬は地上部が枯れるから、登ってきた水分は行き場をなくして株の周囲に溜まる。それが朝方の冷気で凍って以下のような氷柱になります。

俗にいう踏むとザクザク音がする霜柱というよりは氷柱です。氷柱ができると茎が壊れるために、氷柱ができるのは一年に一回だけ。これがシモバシラの名前の由来です。

シモバシラの目玉は結局、冬のこの「氷柱」です。植物としては珍しいものではないし、花はシソのそれと同じです。

普通の植物は上へ上へと伸びるものですが、シモバシラは一旦、上に伸びた後に、水平に曲がって伸びていきます。そして、葉っぱの根元あたりから花だけがニョキと上に向いて生えます。すごい変です。
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水やり

水やりは普通。庭植えにした場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、シモバシラは川のそばや湿地の近くに群生する植物なので、乾燥に弱いので、庭植えにした場合でも夏は様子を見て水やりをしてください。

鉢植えの場合は土が濡れている間はやらないようにして、土が乾いてから水をやります。

冬になると地上部が枯れるのですが、根は生きています。ですから、鉢植えの場合は冬も水やりはしないといけません(もちろん鉢植えだけ。庭植えは水やり不要)。冬に水をやる場合は、土が乾いてから数日経って水をやるようにします。

肥料

植え付ける前に元肥として緩効性固形肥料(化成肥料)を混ぜ込んでやります。鉢植えの場合は、生育期間に液体肥料を二週に一回程度やってください。もしくは1ヶ月に一回、緩効性固形肥料(化成肥料)を少量やってください。

庭植えの場合は、元肥だけで追肥は不要です。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

鉢植えで育てることも可能ですが庭植えが一般的。日本に自生する植物ですから、高温多湿にも冬の寒さにも耐えますから、鉢植えってのはあまり見かけないですね。

植え付け・植え替えは春(3月〜5月)にします。鉢植えにした場合は、2年に一回は植え替えをします。庭植えの場合は、植えっぱなしでいいです。

用土

土は特に選びません。市販されている花と野菜の培養土などを使いましょう。配合された培養土には前もって肥料が入っているので便利です。できれば培養土にパーライトか川砂を1割混ぜるといいですが、どちらでもいいです。自作する場合は赤玉土腐葉土3を混ぜたものを使います。

庭植え

庭土を20cmほど掘り返し、土に腐葉土か堆肥を2割入れ、元肥として化成肥料を規定量(説明書きの通り)だけ入れてよく混ぜて、用土とします。土を半分戻して、株を入れて、植え付けて、最後にしっかりと水をやります。

鉢植え

鉢底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで、その上に土を流出しないようにするための鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど入れ、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をしっかりやったら完成です。

植え替えのときは古い鉢から株を取り出して、土を3分の1を落として、ひとまわり大きな鉢か、同じ大きさの鉢に植え替えます。植え替えの時に適当に割って株分けも可能です。

こぼれダネ・花ガラ摘み・挿木

花をそのままにしていると株が弱るので切る、という人もいますが放置していると種子ができて、それが落ちて新しい株ができます。もしくは種子を採取、培養土にまいていると発芽するのでそれを葉っぱが数枚そろうまで育てて植え替えます。

挿し木でも増えます。葉っぱ2、3枚がついたものを切って、切り口を斜めに切って水につけていると発根しますから、これを土に植えてもいいし、最初から土に挿していても発根して増えます。また3月あたりに株を掘り出して、株分けしても簡単に増えます。苦労して増やす植物じゃないんですよ。

管理場所・日当たり

シモバシラは林の中の木漏れ日を浴びて育つ植物です。

日当たりだとよく生育し花もたくさん咲きますが、半日陰でも十分育ちますので年間を通して半日陰で育てるようにします。真夏の直射日光に葉焼けすることがありますので、日当たりで管理しているのであれば真夏はヨシズなどで遮光するか、半日陰に移動させてください。庭植えするならば、年間を通して半日陰になるような場所が適しているでしょう。

乾燥が苦手で、空気中の湿度の高い場所を好みます。渓流のそばとか湿地のそばに自生しています。なので、乾燥しきらないように水をやるようにしてください。

病気・害虫

ほぼなし。

特徴・由来・伝承

シソ科でシソ科っぽい花が咲きます。可愛らしいですが、特徴的とは言い難い。目玉はやっぱり冬の氷柱でしょうね。育てるのは簡単で、植えっぱなしで水をやっていればいい。初心者向きではある。でも、この植物をチョイスするのは確実に上級者です。
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