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ラベンダーセージ(インディゴスパイレス)の育て方

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ラベンダーセージ
目次
ラベンダーセージとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ラベンダーセージの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ラベンダーセージ
科名
シソ科
属名
サルビア属
学名
Salvia farinacea 'Indigo Spires'
別名
インディゴスパイレス
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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ラベンダーセージとは?

ラベンダーセージ(Salvia farinacea 'Indigo Spires')はシソ科宿根草サルビア・ロンギスピカータとサルビア・ファリナセア(=ブルーサルビア)の交雑種とされます。花がラベンダーに似ていることから「ラベンダーセージ」と呼ばれたり、単に品種名の「インディゴスパイレス」とも呼ばれます。

非常に長い間、シソ科の植物らしい、長い穂状の花が、株からヒョイヒョイと飛び出す様に咲きます。花が実際に長く咲くだけでなく、花びらが落ちても濃い紫のガクが残り、咲き乱れているように見えます。

ひと株で横に広がるので、しっかりとスペースを取って植えます。観賞用セージでハーブティなどにはしません(できません)。草丈が伸びやすいので、6月・7月あたりに切り戻しをすると脇芽が出て秋に非常によく咲きます。何年か育てていると何故か消えていることが多い。
草丈80cmから150cm
参考他のサルビア・セージについてはサルビア・セージの種類の一覧を参考にしてください。
参考:越冬できるハーブ一年草のハーブ
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水やり

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。他のラベンダー・セージ系と同様に水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。どちらかというと乾燥気味を好みます。土が濡れているなら水をやらないでください。

冬は活動をしていないので、水やりは控えめにします。土が乾いてから数日経ってから水やりをする程度にします。

庭植えの水やり

庭植えの場合は、年間を通じて自然に降る雨だけで水は十分です。ただし乾燥する時期は庭植えでも水やりをしてください。

肥料

生育する春から初夏まで薄い液体肥料を二週間に一回程度やります。液肥をあげるとよく茂ります。肥料が多いと徒長しますので、控えめにするほうがいい。もしくは一切、肥料はやらない。庭植えだと元々の土が肥えているので、肥料はやらないでいいです。

植え付け・植えかえ

時期

鉢植えの植え替えは春(4月)。2年に一回、植え替えしましょう。秋に植え付けしてもいいですが、秋に植えると根がシッカリと張る前に寒さに当たって、弱ってしまうか、場合によって寒さで枯れてしまうので、秋に植える場合はできるだけ早く。もしくは春に植え付けが理想。

根をよく張るので植え替えは毎年行うといいです。ただ、どんどん大きくしていくとキリが無いので、いつかは庭植えにするといいです。

用土

ハーブ用の土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。

植え替え・植え付け手順

鉢植えの場合は、現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。植え替えの場合は古い土を落とさないで根もほぐさないでください。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え付け・植え替えのときには土はできるだけ落とさないで、ほぐさないで植え替えた方がいいです。

庭植えの手順

庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴(大体、直径30cm深さ30cmになる)を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

管理場所・日当たり

日当たりで管理します。半日陰でも育ちますが、出来るだけ日当たりで管理しましょう。
夏の暑さには強く、そのままでいいですが、梅雨前に剪定して風通しをよくしておくと元気に夏越しして、気温が下がった秋以降もよく開花してくれます。

越冬の管理

冬の寒さにもかなり強い方です。霜に当たっても傷みこそすれ枯れることはありません。慣れればマイナス5℃程度の寒さでも枯れません。しかし、土が凍るほどの地域では枯れてしまいます。

マルチングをして凍結を防ぐ

土が凍ってしまうと、根が傷んで枯れてしまうので、根が凍らないように株元に腐葉土やワラでマルチングして凍結防止します。根が枯れていなければ地上部がなくなっても春にはまた芽吹きます。

鉢植えも庭植えも冬前に地上部を地際から数センチあたりでバッサリと切ってしまいます。鉢植えは霜の当たらない場所に移動させてください。

関東南部以西であれば、マルチングなしでも越冬しますが、何年かに一回の強い寒波で根まで枯れてしまうので、万が一のためにも関東南部以西でもマルチングはした方がいいです。

剪定

梅雨前の剪定

草丈が80cmから150cmと大きくなります。そのまま大きくすると邪魔ですし、風(8月の台風)で倒れてしまいますので、6月7月に株全体を半分ほど切り戻します。切り戻して、傷んだ葉っぱを整理します。切り戻しは蒸れ予防も兼ねていますし、摘芯して脇芽を増やし、夏以降の開花を増やす目的もあります。

冬越しのための剪定

10月〜11月になると寒くなり、花が終わって生育が止まります。冬前に地上を地際から数センチあたりでバッサリと切ってしまいます。地上部を減らすことで、根の負担が減り、冬越ししやすくなります。

越冬すれば、春にはまた芽吹きます。

特徴・由来・伝承

シソ科の宿根草。ブルーセージ園芸品種の一つ。ラベンダーセージというのは色合いなどからの通称です。正式にはサルビア・ファリナセア・インディゴスパイアスです。
耐寒性がほどほどあって、関東以西では戸外で越冬可能です。寒冷地では掘り上げて室内で管理して越冬させますが、通常はそこまでしません。
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