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アメジストセージ(レウカンサ)の育て方…半日陰でも綺麗っ!

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アメジストセージ
目次
アメジストセージとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
切り戻し
病害虫
特徴・由来・伝承
関連記事
学名などの基礎データ
アメジストセージの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アメジストセージ
科名
シソ科
属名
サルビア属
学名
Salvia leucantha
別名
サルビアレウカンサ・メキシカンブッシュセージ・メキシカンセージ
耐寒
マイナス3度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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アメジストセージとは?

アメジストセージ:アメジストセージとは?

アメジストセージ:アメジストセージとは?
アメジストセージは学名は「サルビア・レウカンサ」で、シソ科宿根草多年草)。秋に開花して冬に枯れこみ、春にはまた芽吹いてくる。濃い葉色に淡い紫〜濃い紫のモフモフの花。好きな人は好き。

摘芯すると、そこで上へと伸びる成長は止まり、脇芽を伸ばして大きな株になります。摘芯しない場合1.5メートル前後まで大きくなることもありますので、丁度いい大きさで摘芯してください。

頑健で暑さ・寒さにも強くて育てやすい。メドーセージサルビア・ガラニチカ)の方が頑健で育てやすいが、メドーセージは環境によっては広がりすぎる。

半日陰でも大株に育ち、開花もするし、葉が汚くはならない。それでも日当たりでしっかりと開花させて大株にするといいです。

定番の植物なのでホームセンターなどに開花時期によく流通しているので、そこで買うといいですよ。
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最初にまとめ

●アメジストセージはシソ科の宿根草(多年草)。
水やりは普通か、乾燥気味に。
●生育時期に肥料を。
●日当たりを好む。
●摘芯をすると草丈を調整できる。6月7月あたりで切り戻し剪定)をする。
●冬には地上部が枯れても、根まで枯れていなければ春には芽吹く。

他のサルビア・セージについては
サルビア・セージの種類の一覧
サルビア・セージの種類の一覧
一覧まとめ
を参考にしてください。
多年草・宿根草のハーブの一覧
多年草・宿根草のハーブの一覧
ガーデニング基礎知識(中級編)多年草・宿根草のハーブの一覧
一年草の育てやすいハーブを12個紹介
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ガーデニング基礎知識(中級編)
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水やり

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いていたら水をしっかりとやってください。夏場に極度に乾燥すると傷みますので、水をしっかりとやりましょう。春は二日に一回、初夏は毎日、真夏は一日二回、秋は二日に一回、冬は土が乾いてから数日経って水をやるのを基本にして、土をよく見て、水をやりすぎないようコツを掴んでください。
●アメジストセージは過湿にすると根腐れします。枯らす原因の一番は水のやりすぎです。乾燥気味に管理するのがコツです。
●受け皿の水は捨ててください。

冬も水やりを

アメジストセージ:冬も水やりを
冬は地上部が枯れるのですが、水やりをストップするのではなく乾燥しているようであればやってください。

もちろん、他の季節に比べると乾燥気味に管理します。鉢植えならば、土が乾燥して数日経って水をやる程度です。庭植えなら自然雨だけでほぼ大丈夫ですが様子を見て水やりをしましょう。

庭植えの水やり

アメジストセージ:庭植えの水やり
庭植えした場合は植え付けた二週間ほどは水をやりますが、その後は降雨だけで十分です。夏など極端に乾燥しない限りは水をやらなくても大丈夫です。

肥料

生育期間は薄い液体肥料をやります。ハーブ系は肥料が多いと香りが薄くなります。あくまで控えめがコツ。調子が悪いなら追加するくらいでも問題ないです。
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植え付け・植えかえ

時期

アメジストセージの植え替え・植え付けは春か秋。生育的には春だけど、花が咲いているのが秋なので苗が出回るのは秋。秋に苗を植えた場合、十分に成長せずに冬を迎えて寒さにやられることがあります。秋に植える場合は、日当たりがいい場所で、肥料をやり、出来るだけ早めに植えてください。
●鉢植えの場合、毎年植え替えをする。
●秋に3号ポットを植えて、最初の冬を無事に越すと1年か2年で1mの大株に育つ。
●鉢植えが根詰まりを起こすと下の葉っぱが黄色く変色して枯れこんでくる。

用土

土は市販されている土(培養土)か、赤玉土6に腐葉土を4を混ぜたものを使います。もしくはハーブ用の培養土を使います。
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植え付け・植え替え

アメジストセージ:植え付け・植え替え
できるだけ大きな鉢を用意します。8号〜10号に1苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、水捌けをよくするために鉢底に鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど入れます。その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。
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庭植えの手順は?

アメジストセージ:庭植えの手順は?
1週間前に直径30cm・深さ30cmほど掘り返して、元の土に対して2割か3割ほどの腐葉土か堆肥を追加してよく混ぜます。このとき化成肥料はなくてもいいですが、少しあってもいいです。1週間ほど土を寝かせてなじませるとより良いです。

穴に半分ほど用土を戻し、苗を入れて隙間に用土を入れて最後にしっかりと水をやって完成です。

挿し穂で増やす

株を増やす時は挿し木で。適期は5月から7月。

茎を二節以上になるように切ります。一番下の節の葉っぱを取り除いて、すぐに水につけます。水につけて葉っぱにしっかりと水をあげます。葉っぱがパリとなってから挿し木用の土に一番下の節が埋まるようにします。節から根が出ます。明るい日陰で乾燥しないように水をやって管理していると発根します。発根したら土に植えてください。
アメジストセージを挿し木で保険をかける必要はあまりないですけどね。

管理場所・日当たり

アメジストセージ:管理場所・日当たり
アメジストセージは日当たりがよく、風通しのいいところで管理します。鉢植えの場合、真夏の西日が当たる場所では極端に乾燥して根が傷みますので、出来れば避けてください。

暑さには強いです。
●日光が少ないと徒長して、ひょろ長くなり、風で倒れやすくなりますので、しっかりと日光に当ててください。半日陰でもいいです。半日陰は1日のうち半分の時間だけ…例えば午前中だけ…日が当たるか、木漏れ日くらいの日当たりの場所のことです。
●半日陰でも下葉が枯れて汚くなったりはしない。ありがたい植物です。

冬の管理場所について

アメジストセージ:冬の管理場所について
冬になり霜に当たると地上部が枯れてしまいます。しかし寒冷地で土が凍って根まで枯れていなければ、春になって新芽が出てきます。マイナス3度以下にならなければ根までは枯死しません。

寒冷地の場合は腐葉土やワラでマルチングして防寒してやってください。地上部が枯れても根が生きていますので、水やりを忘れないでください。

切り戻し

6月7月あたり、もしくは梅雨前に全体を半分か三分の一ほど切り戻してやります。すると脇芽が出て開花する8月9月10月までに、株が大きくなり、花が増えます。梅雨前に剪定することで、梅雨の蒸れを避けられます。

切り戻しをしない場合、アメジストセージが好きなだけ大きくなって暴れてしまいます。下葉もスカスカになるので、切り戻して小さくまとめつつ、脇芽を出すと花も増えて綺麗です。
●アメジストセージは梅雨で枯れることはおそらくないですが、葉っぱが腐ったりして、見た目が良くないです。刈り込んで蒸れを予防するといいです。
●夏までに摘芯すると、成長を抑え、草丈が低い状態を維持できます。
●8月以降に切り戻すと、開花までに間に合わないです。切り戻しは7月中に。
●切り戻した花穂は切り花としても長持ち。ただし花びらが落ちて掃除が大変。

病害虫

害虫はほとんど発生しないが、コナジラミが発生することがある。発見したら薬剤を散布して駆除しましょう。

特徴・由来・伝承

アメジストとは紫水晶のこと。紫水晶は2月の誕生石です。セージとも呼ばれますが、スカボローフェアーなどで歌われるのは、チェリーセージ(こちらもセージと呼ばれます)。

ハーブの一種で葉っぱからミントのような香りがします。
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