ラベンダーの育て方

TOP >シソ科>>管理

ラベンダー

ラベンダー
科名シソ科
属名ラベンデュラ属
学名Lavendula
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
画像の投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料

目次

  1. ラベンダーとは?
  2. ラベンダーの系統
  3. ラベンダーの水やり
  4. ラベンダーの肥料
  5. ラベンダーの植え替え・植え付け
  6. ラベンダーの栽培スケジュール
  7. ラベンダーの剪定
  8. ラベンダーの花ガラ摘み
  9. ラベンダーの収穫
  10. ラベンダーの病気・害虫
  11. ラベンダーの特徴・由来・伝承
  12. SNSボタン・関連記事
スポンサーリンク

ラベンダーとは?

ラベンダーとは?

ラベンダーとは?
文章の修正ラベンダーはシソ科ラベンデュラ属の多年草宿根草)。寒さには耐性があり、品種によりますが戸外で越冬も可能です。反対に高温多湿に弱いために夏越えが大事になります。各種類によっては求める環境などが異なります。例えばレースラベンダーは暑さ・寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまいます。
まとめ
●シソ科の宿根草。系統によって耐寒温度や耐暑性が違うので地域にあったものを栽培しましょう。
暖地ではラバンディン系やストエカス系を育てましょう。
●寒冷地ではアングスティフォリア系を育てましょう。
水やりは乾燥気味に。過湿が苦手。
肥料は春と秋に控えめにやる。
●日光を好むが、夏の暑さが苦手。
●虫除けの効果があります。蚊・虫除けになる植物・ハーブの一覧ーを参考に。

ハーブティーにできる家庭菜園で育てやすいハーブ
雑記
蚊・虫除けになる植物・ハーブの一覧
雑記
スポンサーリンク

ラベンダーの系統

ラベンダーの系統
文章の修正ラベンダーには系統があり、その系統には特徴があります。ただ、現在は別系統同志で交配しているためか、それとも品種改良が進んだせいか、暑さに弱いアングスティフォリア系であっても暑さに強い品種もあるので、あくまで系統があって傾向があるくらいに考えてください。

そもそもラベンダーは日本の夏の高温多湿に栽培が適しておらず、初心者には向いていないです。
夏越しと冬越しが毎年大変、なのですが、環境に合わせて品種を選べばそうでもないです。暖地ではラバンディン系やストエカス系。寒冷地ではアングスティフォリア系から選ぶと無難。

ラベンダーの系統まとめ
雑学
ラベンダーの種類(系統)と耐寒温度と耐暑性のまとめ
ラベンダーの管理

アングスティフォリア系

文章の修正アングスティフォリア
コモンラベンダー・オールドラベンダーとも呼ばれる。主にイングリッシュラベンダーのこと。耐寒温度はマイナス15度と寒さには強いが高温多湿が苦手で切り戻しで乗り切るようにする。夏がとにかく鬼門。雨には当てない。何年か栽培していると突然死するので挿木で保険をかけておくといいです。寄せ植えに不向き。暑さに弱いので暖地・中間地では鉢植えで管理する。
●イングリッシュ系(アングスティフォリア系)は数年栽培していると突然死があり原因不明で枯れ込む。剪定することである程度は防げる。ただし夏の暑さに弱いので、突然死か多湿に弱ったかは、判断しづらいことが多い。

代表的な品種

ラバンディン系

文章の修正ラバンディン
アングスティフォリアとスパイクラベンダーの交配種。耐寒温度はマイナス10度と寒さには強い。暑さにはある程度強いので地植えも可能。日本での栽培はアングルティフォリアより適しているが、利用(ハーブティ・バスハーブなど)はアングスティフォリアの方が優れている。

代表的なもの
ラベンダーグロッソ
シソ科Lavandula × intermedia Grosso
大きくなり暴れるが暑さに強く、寒さにも強い。挿木にするとよく発根するので保険もかけやすい。

アロマティコ
シソ科ラベンデュラ属
暑さに強く、寒さにも強い。

ストエカス系

文章の修正ストエカス
耐寒温度はマイナス5度とされるが、品種によっては寒さに弱い。暑さには強い方。関東では冬は室内へ。

代表的なもの
フレンチラベンダー
シソ科ラバンデュラ属Lavandula stoechas
寒さに強くマイナス7度に耐えて戸外で越冬が可能。

ラベンダーデンタータ
シソ科ラベンデュラ属Lavandula dentata
地域によってはそこらに生えてることもある。一年に何回か開花することもある。数年栽培していると突然消えることがある。ラベンダーデンタータの管理はラバンディンに準ずる。

アボンビュー
シソ科ラベンデュラ属Lavender Stoechas Avonview
グロッソ、デンタータと同じくらいに育てやすい。

プテロストエカス系

文章の修正プテロストエカス
耐寒温度は0度とラベンダーとしては寒さに弱い。夏の暑さには比較的強い方とされるが夏に蒸れて枯れることが多い。関東では冬は室内へ。レースラベンダー(ピナータラベンダー)が主な種類で、実質レースラベンダーのこと。他のラベンダーと匂いが違って不快かもしれない。室内取り込むときは人が生活しない場所で管理する。

代表的なもの
レースラベンダー
シソ科Lavandula multifida
葉っぱがレースのようになっているのが特徴。室内に取り込むと臭い。

ラベンダーの水やり

文章の修正土が乾いていたら水をしっかりとあげます。ラベンダーは乾燥気味の状態を好みます。頻繁に水をやると葉っぱや根を傷め腐らせてしまいます。特に梅雨の長雨はつらい状況なので、梅雨に雨が当たらないようにしてやってください。

ラベンダーの肥料

文章の修正ラベンダーは基本的に肥料をあげすぎると傷みます。基本的に控えめにしましょう。肥料は固形肥料を少量、春と秋に与えるか、薄めた液体肥料をあげます。多すぎると花が少なくなります。特に窒素成分の多い肥料だと葉っぱが茂るばかりになります。肥料は少なくてもいいですが、全くあげないと徒長することもあります。

ラベンダーの植え替え・植え付け

ラベンダーの植え替え・植え付け
文章の修正時期
生育時期の3月〜5月、9月〜10月に植え替えをします。

用土
水はけの良い土を好みます。ハーブ用の土、ラベンダー用の土というのもあるのでこれを使うといいです。専用土の方が便利かつ自作するより安上がりです。

植え替え
根詰まりすると枯れ込むので植え替えします。植え替えをするときは土を落とさずに一回り大きな鉢に新しい土を足して植え替えをします。土を落とさないのは株にストレスを与えないためです。
●植え替えるときに地上部を半分ほど刈り込みます。刈り込むことで根の負担を減らして回復を早めます。
●開花しているときは植え替えない。株が弱ります。
挿し木で増える。イングリッシュ系(アングスティフォリア系)は株が突然枯れることがあるので挿し木して保険を掛けておくのが常套手段。

植え替え・種まき・庭植えなどの詳細は
ラベンダーの鉢植えの植え替え・庭植え・種まきのまとめ
ラベンダーの管理
を参考にしてください。

ラベンダーの栽培スケジュール

春(3月〜5月)

ラベンダーの栽培スケジュール
文章の修正春は戸外の日当たりで管理が好ましい。もしくは室内の日当たりで。気温がラベンダーの生育に適している10度〜25度になるので、日光に当てて生育させます。開花の時期でもあります。3月〜5月は植え替えも可能です。6月の梅雨と夏の高温多湿で枯れ込むことが多いので梅雨前に刈り込んで風通しをよくします。

春の水やり
庭植えならば自然雨で十分。鉢植えであれば土が乾いて二日か三日経ってから水やりをしてください。詳細は以下のリンクを参考にしてください。
3月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
4月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
5月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理

夏(6月〜8月)

文章の修正ラベンダーにとっては暑すぎる時期。高温多湿に弱いので風通しのいい場所で管理したい。どの系統も基本的には夏の高温多湿に弱いので気を付けてください。梅雨前に刈り込んで風通しをよくすることで夏越しをします。鉢植えであれば半日陰に移動させて下さい。

ラベンダーが夏に弱いのは高温というよりは蒸れ、そして蒸れを恐れるあまりに水を控えて根が乾燥するため。土の水はけをよくして毎日水をやり、鉢を棚やスタンドの上に置いたり、地面との間にレンガなどをかまして風を通すことで夏越しの確率がグっと上がります。
●埼玉北部から群馬県に広がる前橋・館林・熊谷は暑い地域、日本でもっとも夏に暑い。ラベンダーには厳しい。
●夏は二重鉢でも、鉢で段ボールを隠すだけでも効果がある。
●夏に葉が垂れるのは、気温の可能性もあるが水切れの可能性も高い。この水切れの場合は大きな鉢に植え替えると予防できます。

夏の水やり
夏は高温多湿を嫌うのですが、水は必要です。あんまりに控えると水切れで根がダメージを負って枯れやすい。水を控えるのではなく、できれば水はけの良い土(赤玉土軽石を主体にしたもの)に植えて、毎日、朝と夕に水をやるといいです。
6月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
7月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
8月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理

秋(9月〜11月)

文章の修正気温が下がってきて10度〜25度になると生育するので、日光に当てて生育させます。ここで株を生育させておくと冬越ししやすくなります。

秋の水やり
気温が下がり、蒸発が鈍くなるが、ラベンダーの生育がよくなるので水切れしないようにし、液体肥料をやります。庭植えであれば自然に降る雨で十分。鉢植えであれば土が乾いてから二日か三日経ってから水をやります。生育時期なので液体肥料をやりましょう。
詳細は以下のリンクを参考に。
9月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
10月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
11月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理

冬(12月〜2月)

文章の修正冬の管理は各説明ページで
冬の管理は各系統によって違いますので各説明ページ(もしくは月別解説)で確認してください。分からないときは室内で管理するのが無難です。

冬の水やり
冬は生育が鈍くなります。寒さに強い種類も弱い種類も冬は水を控えてください。戸外で管理する場合、土が乾いてから数日経ってから水やりをします。水やりは朝にします。夕方に水をやると翌朝に水が凍って霜柱になって根を傷めるため。
12月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
1月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
2月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理

ラベンダーの剪定

文章の修正ほとんどの種類が夏は暑さで枯れ込みます。そこで梅雨前か夏前に株全体を半分ほど刈り込み、傷んだ葉っぱを落とし、枝をさばいて風通しをよくします。全体を刈り込むことで夏越ししやすくなります。
ラベンダーの強剪定の時期と方法
ラベンダーの管理
●強く刈り込みすぎるとそのまま枯れることがあるので、高さは半分か三分の一くらいに刈り込みます。

ラベンダーの花ガラ摘み

文章の修正花が枯れてきたら、花を切り戻します。花を切り戻すと次の花が咲きますが、時期的に厳しいのであれば…例えば開花は3月〜7月とされるのですが、4月〜5月あたりで一段落します。その後に開花させても6月に梅雨、7月以降はラベンダーにとって暑すぎて株が弱ります。その時期に開花させるとダメージが大きすぎることがあります。その場合は花も摘んでしまいましょう。

ラベンダーの収穫

文章の修正もしもポプリやドライフラワーにするのであれば、収穫は花が咲き始めた頃が適しています。ただ、花が咲き始めの時点で刈り取るのは、ガーデナーとしては心が傷みます。

ハーブバスにするなら、葉っぱを百均で買ったティーパックや目の細かい洗濯ネットに入れてお風呂に入れると便利。ハーブバスだと大量に消費できる。利用するならラバンディン系かアングスティフォリア系にしておきましょう。
●ラベンダーはあまりハーブティーには一般的ではないですが、他のハーブと合わせて飲むこともあります。を参考に。
●ラベンダーは過湿に弱く、特に厳しいのが「梅雨」です。北海道には梅雨が無いので栽培に適していますが、他の地域では梅雨に注意しなくてはいけません。

ハーブティーにできる家庭菜園で育てやすいハーブ
雑記

ラベンダーの病気・害虫

文章の修正ラベンダーには香りがあり、虫を避ける性質は確かにあるんですが病害虫は発生します。
ヨトウムシ
腹が立つことに花穂を食べる。夜になると土の中から出てきて食べる。虫がいないのに糞があり、被害があるならヨトウムシを疑う。土の中をほじくると出てくることがある。鉢植えの場合、鉢全体を水に沈めると出てくる。薬剤で駆除する。
詳細な性質と薬剤などは以下のリンクを参照に
ヨトウムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

コガネムシ
コガネムシの幼虫に根を食べられる。なんか調子が悪いなと思って、春・秋に植え替えをしてやっと発見というパターンが多い。ダイアジノン粒剤を撒く。

ハダニ
ハダニが発生する。葉っぱに霧吹きをかけることで予防は可能だけど、乾燥気味に管理するのでどうしても発生する。発生したら薬剤で駆除するのが普通。可能であれば水流で吹き飛ばすってのも。

ゼニゴケ
ゼニゴケは水はけが悪いと発生するので、ピートモスや赤玉土が劣化して泥・粘土上になると発生しやすい。ゼニゴケを除去するより植え替えて土を新しくした方がいいです。

ラベンダーの特徴・由来・伝承

文章の修正ラベンダーの名前の由来は「洗う」という意味のラテン語の「ラヴォ」「ラヴァレ」に由来しています。これはローマ人が入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れたからと言われています。お茶、ポプリ、ハーブバスに利用される。これらの利用はアングスティフォリア系が適している。ラバンディン系は乾燥すると色が悪くなるし、その他のストエカス・プテロストエカスは食用には適さない。

ラベンダー色と言えば、薄紫色を指します。

ラベンダーの香りは酢酸リナリル、リナロール、カンファーの香り。精油としては酢酸リナリルが多いものが品質が良いとされる。酢酸リナリルの多い種類はイングリッシュラベンダー(アングスティフォリア)で30%〜40%、ラバンディン系で25%程度。ただ、香りは人の好みがかなりあるので、なんとも言えない。
スポンサードリンク

SNSボタン・関連記事

はてブ LINE

ブログやBBSで紹介していただけるならコチラ

はなまるくん「ツイッターはじめましたぁー」

はなまるくんTwitter

園芸ブロガーのための園芸用語リンクツール

園芸ブロガーのための専門用語リンクツール

関連記事

ラベンダーグロッソ
シソ科
9月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
8月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
ラベンダーの強剪定の時期と方法
ラベンダーの管理
レースラベンダー
シソ科
イングリッシュラベンダー
シソ科ラヴァンデュラ属
ラベンダーデンタータ
シソ科ラベンデュラ属
10月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
ラベンダーが寄せ植えに向かない理由と対策
ラベンダーの管理
ラベンダーの系統まとめ
雑学
フレンチラベンダー
シソ科ラバンデュラ属
ラベンダーの鉢植えの植え替え・庭植え・種まきのまとめ
ラベンダーの管理
ラベンダーの種類(系統)と耐寒温度と耐暑性のまとめ
ラベンダーの管理
12月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
アロマティコ
シソ科ラベンデュラ属
6月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
11月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
7月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
1月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
3月のラベンダーの栽培
ラベンダーの管理
スポンサーリンク