10月のラベンダーの栽培…気温は適しているが長雨に注意
目次
10月のラベンダーの栽培水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり間違えて開花強剪定来月は??関連記事スポンサーリンク
10月のラベンダーの栽培
10月は気温が下がって
ラベンダーの生育に適している時期となります。できれば日光に当て、生育するのであれば
肥料をやります。
まとめ
●気温が下がっているので
水やりはこれまでよりは控えめに。
●鉢植えの場合は土が乾いてから2日か3日経ってから植えること。
●生育しているのであれば薄い液体肥料をやる。緩効性固形肥料は冬以降に残るかもしれないのでやらない。
●10月はラベンダーの自生地の環境に似ているので生育する。日光に当てて丈夫な株を。
●長雨ならば、軒下に移動させたほうがいい。
●植え替え・植え付けの季節。
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水やり
庭植えの水やり
今年、植え付けをした場合は、根が土に馴染むまでは水やりをします。土が乾いていたら水をやるようにしてください。馴染んでしまったり、今年は植え付けをしていないならば
水やりは不要です。自然に降る雨で十分です。
●ただ植え付けただけでは、根と土が離れています。水をやることで、根と土の間に水が入り、根が土へと伸びていきます。水やりをすることで発根を促すわけです。だから植え付けてからしばらくは水をやります。
●しばらくというのは二週間ほど。
鉢植えの水やり
水やりは土が乾いてから2日か3日経ってやるようにします。
先月までは晴れたら水をやるという頻度でしたが、10月になると地域によっては霜も降りるし、
中間地でもかなり寒くなってきます。土から水が蒸発する量が減り、これまでのように水をやっていると
根腐れします。
●水やりは午前中にすると良いです。
肥料
10月に緩効性固形肥料をやると寒くなってラベンダーの生育が止まる時期に肥料が残り、根が焼けて株にダメージがあるので、ラベンダーがまだ生育しているようでも肥料をやらないか、薄い液体肥料をやるようにします。
●ラベンダーは生育する季節が「思ったより」短いので、生育しているならば液体肥料をやって成長を促したほうがいい。液体肥料を持ち合わせていないならもう無肥料でいいです。根のダメージの方が問題だから。
●ラベンダーは10度から25度で湿度の低い環境を好んで生育します。夏は暑くて湿度が高く、生育に適していない。6月7月は梅雨。となると4月5月と10月前後と生育時期はかなり限られる。
●10月の日本はラベンダーの自生地の気候に似ている。
植え付け・植えかえ
植え替えの季節です
ラベンダーは春に植え替えるか秋に植え替えるかです。理想は春。ですが鉢植えの場合は特に
根詰まりを起こしているならば植え替えましょう。春まで待っていられません。
ラベンダーの植え替えの方法は以下のリンクを参考にしてください。
植え付け
植え付けってのは苗を買って来て庭植えにしたり、鉢植えにしたりすることです。10月前後にラベンダーの苗が流通します。5月前後も多かったですが、この時期も多いです。庭植えにする場合は、気温が低下する前に根を土に馴染ませてしまわないといけません(活着)。プテロストエカス系以外は庭植えができます。プテロストエカス系は寒さに弱く、今から植えて庭植えにしても枯れてしまって意味がないからです。
管理場所・日当たり
日光に当てる
ラベンダーの生育温度は10度から25度で湿度が低い環境を好みます。夏が高温多湿の日本ではラベンダーが生育する期間は意外と限られていて、10月はその一つ。しっかりと日光に当てて丈夫な株に育てることが冬を元気に乗り切るコツです。
長雨に当てない
庭植えはしょうがないんですが、鉢植えの場合は秋の長雨(=秋雨前線)の時は日当たりのいい軒下に移動して雨に当てないようにします。湿度が低い環境を好むからです。
台風も来る!
10月はまだ台風が来ます。台風がくる時は鉢植えを室内に取り込むか、戸外で強風に当たって落ちたり倒れたりして鉢が割れないように、最初から倒しておくかします。
間違えて開花
秋にも開花?
ラベンダーのデンタータ系は10月にも開花するのですが、アングスティフォリア系・ストエカス系などは本来は10月に開花しません。ところがこのアングスティフォリア系・ストエカス系が10月に開花することがあります。これは株が季節を勘違いしているだけです。
見た目にはいいのですが、このまま咲かせていると株が弱り、弱ったところで冬の寒さに当たって大ダメージを食らうことになります。なので、予定外の
花芽があった場合は、花芽を取り除き、花も
花茎の根元から切ってしまいます。
強剪定
プテロストエカス系と、寒冷地のストエカス系は2年に一回、強
剪定をします。全体を切り戻すのですが、コツがありますので、リンクを参考にしてください。
ストエカス系は11月でいいのですが、寒冷地によっては11月はもう雪が積もっているかもしれないので、そういう地域ではいま、強剪定をしてください。
来月は??
先月の育て方は
を参考に。
来月以降は
を参考にしてください。
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