3月のラベンダーの栽培…気温が上昇し活動再開し始める
目次
3月のラベンダーの栽培水やり肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり寒さ対策来月は??関連記事スポンサーリンク
3月のラベンダーの栽培
3月は気温が上昇し、
ラベンダーは活動を始めます。地上部の葉っぱも色が濃くなりますし、種類や地域によっては葉っぱに「
花芽」が見られるようになります。地下では根が広がっていて、春の準備を始めています。寒さに強い種類(アングスティフォリア系・ラバンディン系)は鉢植えの植え替え・庭植えの植え付けも可能ですが、それ以外の品種はもうちょっと待ったほうがいいです。
まとめ
●徐々に活動を再開し始めるが、表面的にはさほど変化はない。
●管理方法はこれまで(
2月の栽培)と同じ。
●
水やりは土が乾いてから数日後に水をやる程度。
●植え替え・植え付けをしていないものには追加の
肥料をやる。
●
植え替え・植え付けをする時期。ただし、寒さに強いアングスティフォリア・ラバンディン系だけで、他の種類のラベンダーは4月に植え替えをする。
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水やり
庭植えの水やり
自然に降る雨だけで十分ですが、植え付けた直後の一週間は水をやるようにしてください。水をやることで土と根の間の隙間が埋まって、根が広がりやすくなります。
鉢植えの水やり
鉢の土が乾いてから数日経って水をやります。基本的にラベンダーは乾燥に強いですし、活動が再開し始めているとはいっても、まだ本格的ではないですからこのくらいです。基本は乾燥気味で管理です。ただし、水をやるときは鉢底の穴から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。
●受け皿をしていた場合、そこに水が溜まっていたら、水を捨ててください。
肥料
植え替え・植え付けをしていない鉢・庭植えの株に肥料をやります。液体肥料を二週に一回程度、水の代わりにやるか、一ヶ月に一回、少量の緩効性固形肥料をやります。
●植え替え・植え付けをしたばかりの苗の場合、過剰に肥料があると根を傷めるのでやらないほうがいい。
植え付け・植えかえ・種蒔き
苗の植え付けも・鉢の植え替えも適した時期
植え替え・植え付けに適した時期です。
3月になるとラベンダーの苗も出回ります。またこれから活動し、根を広げるラベンダーを一回り大きな鉢に植え替えることで、
根詰まりを解消したり、これ以降の根詰まりを予防するためにも植え替えは必要です。
植え替え・植え付けをするのは「寒さに強いアングスティフォリアとラバンディン」です。最低気温5度以上になったら植え替えをします。
植え替えは3月下旬以降になります。
●この時期に販売されているラベンダーの苗は温室で育てられているので、いきなり戸外で育てると寒さで痛んだり、枯れてしまうことがあります。植える一週間前から昼間だけは戸外に出して寒さに慣らしてから植えるようにしてください。
●鉢底から根がはみ出していたら根詰まりしています。植え替えをしましょう。
●ラベンダーの植え替えは毎年か2年に一回程度します。必ず、一回り大きな鉢で、根鉢の土を崩さないようにして植え替えをします。
しかし、寒さに強いアングスティフォリアとラバンディンはともかく、その他の…
ストエカス系・デンタータ系・プテロストエカス系の植え付け・植え替えは4月まで待ってください。
参考植え替えの具体的な方法は以下のリンクを参考にしてください。
ところで、ラベンダーの生育温度は10度から20度とされていて、7月以降は暑すぎて生育しない厳しい時期。となると、ラベンダーが生育するのは4月から5月と、夏をすぎて10月11月あたりに限られるわけで、生育する時期は実は貴重。適した環境の時に、できるだけ良い条件で生育するようにしたいので、3月4月のうちに植え替えをしましょう。
種まきも出来るが
ラベンダーの
種子も出回っています。種子を蒔いてから開花するまで2年かかるので一般的ではないですし、大量に株ができて困るので、普通は苗を買うのですが、中にはチャレンジする人もいます。
管理場所・日当たり
管理場所はまだこれまでと同じです。
アングスティフォリア系・ラバンディン系は戸外で管理します。多少の寒風も問題ないです。デンタータ系・ストエカス系は土が凍結するようであれば室内に取り込んだり、
マルチングをして土が凍らないようにします。プテロストエカス系(
レースラベンダー)は室内で管理します。
●室内で管理する場合は、暖房の風が直接当たらないようにすること。
寒さ対策
マルチング
ラベンダーの株元を10センチほど
腐葉土やワラでマルチングをします。マルチングをすることで霜柱で根が持ち上がらないようにします。これはすでに冬に入る前にすることで、今更なことですが。
来月は??
先月の育て方は
を参考に。
来月以降は
を参考にしてください。
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