イフェイオン(イエイオン・ハナニラ・スプリングスターフラワー)の育て方
目次
イフェイオン(ハナニラ)とは?水やり肥料植え付け管理場所・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- イフェイオン
- 科名
- ユリ科
- 学名
- Ipheion uniflorum
- 別名
- ハナニラ、スプリングスターフラワー
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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イフェイオン(ハナニラ)とは?
イフェオン(ハナニラ・Ipheion uniflorum)は
ユリ科(ネギ科)ハナニラ属の
球根植物。茎を折るとニラのような匂いのする、ネギに近い植物です。星型のあわい青か白が咲き、植えっぱなしでOKの簡単で楽しめる花です。ハナニラ(イフェイオン)と呼ばれる植物には黄花ハナニラ(Nothoscordum sellowianum・開花は2月〜4月))やイフェイオン・バルピフローラ(Tristagma recurvifolium開花は11月〜12月)があるがこの二つは近縁ではあるが、別属の別種で開花時期も違います。
イフェオン(ハナニラ)は、夏は休眠して春にワっと咲きます。夏は球根を日蔭に置くのがいいですが、植えっぱなしで大丈夫です。球根が増え、翌年更に咲き乱れるだけでなく、種からも増えます。踏まれても、水を忘れても増えます。簡単すぎてお花屋さんに出回らないのが難点ですので、購入するならネットショップが一般的です。
育てているガーデーナーさんからの評判上々。ただし何年か育てると育て甲斐が無いと思うみたいです。
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水やり
庭植えした場合は、日照りで無い限りは降雨だけで十分育ちます。鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水をやります。
肥料
肥料は多くは必要ない。最初に植えるときに緩効性肥料を混ぜ込んでおけば追加でやる必要はない。ただし、あまり生育が悪い(球根が肥大しない)場合は春の開花時期に液体肥料を二週に一回ほどやるか、一ヶ月に一回、固形の緩効性肥料をやる。
植え付け
時期
植え付けの適した時期は秋(9月〜11月)です。分球して密生してきたら開花が鈍くなるので、鉢植えも庭植えも地上部がなくなる8月に掘り出して、植え直しましょう。
植えっぱなしが魅力の植物なので、庭植えするのがオススメ。
ホームセンターでは売ってないので、素直にネットで買うべき。もしくは近所に植えている人に譲渡してもらいましょう。
用土
イフェオン(ハナニラ)はアルカリ性の土を好みますが、中性であれば問題はないです。市販されている花と野菜の
培養土は中性に調整されていますので、これで植え付けをします。もしくは
赤玉土6
腐葉土4を混ぜたものを使います。
庭植えの植え付けの手順
庭植えする場合、二週間前、庭土に
苦土石灰を混ぜて中和させてから、植え付けの1週間前に元の土に対して4割ほどの腐葉土か
堆肥を追加してよく混ぜて
用土として植え付けをしてください。深さ5cmで植え付けます。球根同士は分球することを考えると10cm〜15cmほど離して植えてもいいですが、イフェオン(ハナニラ)は少し密生させ、群生させると目を見張る美しさになり、咲き乱れる、という言葉がぴったりのお庭になりますので、球根は3cm〜5cm間隔くらいで植えた方が綺麗です。
また、植える時はアチコチに植えるのではなくて、一か所にまとめて植えてください。密生させると掘り上げるまでの期間が短くなるので面倒なら離して植えましょう。数年植えっぱなしでいいです。
鉢植えの植え付けの手順
5号〜
6号鉢3個〜4個を植え付けます。
鉢の底の穴を鉢底穴でふさいで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm入れ、その上に用土を入れて、株を入れて隙間に土を入れます。最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりか
半日陰の場所で育てます。日が少ないと花つきが悪くなりますが、半日陰程度ならば花も十分に楽しめます。
基本的にほったらかしでOKですが、梅雨になり葉っぱが枯れてきたら、掘り起こし、ネットなどに入れて涼しい日陰で吊るして管理する人もいます。いますが、ほったらかしでも問題はないです。夏に掘り起こしたものは秋になったらまた植えてください。
病気・害虫
病気や
害虫はほぼ発生しません。
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