8月のチューリップの作業…乾燥と高温で花芽ができる
目次
8月のチューリップの栽培・作業水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり 適した温度は25度 20度以下だと花芽ができない 腐ってないかチェック来月以降の栽培は…関連記事スポンサーリンク
8月のチューリップの栽培・作業
チューリップの球根はすでに掘り上げて、涼しいところで管理しているはずです。8月は
水やりも何もすることはありません。ただし、球根が腐っていないか2週間に一回、チェックはしましょう。植え付けは10月です。
ただし、球根内部では変化が起きています。8月の乾燥と高温に当たって
花芽分化をしているのです。大事なのは「乾燥と高温」です。だから雨に濡れてはいけないし、涼しすぎてもいけません。
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水やり
鉢植えで植えっぱなしの場合でも、水やりはしません。水やりをすると腐ってしまいます。
肥料
鉢植えで植えっぱなしで
夏越しさせる場合でも、
肥料は一切やらないでください。
植え付け・植えかえ
植え付けは10月ごろです。
管理場所・日当たり
適した温度は25度
チューリップは高温と乾燥を乗り越えることで、花芽を分化させます。その高温というのが大体23度以上。理想的な温度は25度で、それ以上になると弱ってしまいます。
で、日本というと夏は暑い。30度以下なんてことはありません。その上、湿度が高い。チューリップの球根はできるだけ風通しの良い・涼しい・日光の当たらない・雨の当たらない場所で管理しなくてはいけません。
富山とトルコ
ところで、チューリップはトルコからヨーロッパに渡り、品種改良を受けたものが日本に伝わっています。そもそもの出身てのがトルコなんですね。トルコって実は日本でいうと東北くらいの緯度なんです。富山でチューリップを栽培するのはトルコと気温が似ているからなんですよ。
20度以下だと花芽ができない
この8月の休眠時期に花芽を作るのですが20度以下になると花芽分化をしなくなります。なのでいくら「涼しくて乾燥している」からって冷蔵庫に入れて管理しないでください。
オランダは夏でも涼しいために、夏に高温状態を作って花芽を作っています。
腐ってないかチェック
チューリップが生育する地域の高温時期は乾燥しているのが普通です。しかし、日本の夏はとにかくジメジメしています。球根の貯蔵にはあまり適していない環境です。いくら風通しの良いところで管理していても、球根が蒸れて腐ってしまうことはあります。
そこで、二週に一回程度でいいので、中身を見てチェックします。変色して腐っているものがあれば、取り出して廃棄します。そのままにしていると健康な球根までやられてしまいます。一夏を越える間に10%から20%は腐ってなくなると思ってください。
球根が腐りやすくなる理由を以下に挙げて起きます。
管理場所の風通しが悪い。
雨に当たった。
掘り出した後によく乾燥させずに貯蔵した。
鉢植えに植えっぱなしで夏越しさせる場合、5月まで肥料をやっていて。土中に吸収できなかった肥料が残っていたために腐った。
掘り上げるのが遅かった。
掘り上げる前に、土の中で雑菌に感染していた。
来月以降の栽培は…
先月の栽培は
を参考にしてください。
来月以降は
を参考に。
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