一番上に戻る

9月のチューリップの作業…15度以下で植え付けても

TOP > ユリ科 > チューリップ…最終更新 > 管理
目次
9月のチューリップの栽培・作業
水やりと肥料
植え付け・植えかえ
 促成開花法
管理場所・日当たり
来月以降の栽培は…
関連記事
スポンサーリンク

9月のチューリップの栽培・作業

9月のチューリップの栽培・作業:9月のチューリップの栽培・作業
現在、チューリップは鉢植えで断水して管理しているか、掘り上げてネットなどに入れて管理しているはずです。9月は現在の管理を継続していきましょう。

チューリップが根を張る温度は10度から15度。気温が20度以上だと根を張らず、ただ水に濡れて腐りやすいだけです。9月はまだ気温が高く、植え付けても無駄。植え付けは基本的には10月以降。もう少し、貯蔵して待っていましょう。

しかし、一方でチューリップの内部では次の開花への準備が出来上がり(=花芽ができたってこと)、内部から新芽がせり上がってきています。
スポンサーリンク

水やりと肥料

鉢植えで植えっぱなしにしている場合でも、水やり肥料は不要です。水やり・肥料をやると球根が腐ってしまいます。

植え付け・植えかえ

植え付けは10月。ただし、最高気温が気温が15度以下であるならば、植え付けても大丈夫です。詳細は以下のページを参考にしてください。
チューリップの庭植えの手順やコツなど
チューリップの庭植えの手順やコツなど
チューリップの管理
チューリップの鉢・プランター植え…準備するものと手順
チューリップの鉢・プランター植え…準備するものと手順
チューリップの管理

促成開花法

チューリップは乾燥・高温に会うことで花芽を作り、そして、その上で低温を経て、気温の上昇を感じると新芽を伸ばして開花します。なので早めに開花させるためには、意図的に低温に合わせることがコツになります。

店頭に並んでいるチューリップはこの時期から二ヶ月ほど5度の低温に当てて、12月に土に植えて、温室で開花させているので、本来のチューリップより早めに出回ります。だから2月・3月に流通するんですよね。ただし、1月2月を温室で過ごすために、購入して戸外の霜に当てると枯れます。一撃でしなびてほぼ復活しません。温室育ちで霜に耐性がないんですよ。

この方法を促成開花法といいます。一般家庭ではやっても、あんまり意味がないので普通はやりません。

管理場所・日当たり

6月・7月・8月のチューリップの管理と同様に、風通しの良い・日陰・雨の当たらない場所にネットに入れて吊るしていてください。9月に入るとだいぶ涼しくなるので、球根は腐りにくくなりますが、それでもたまに腐るので、定期的に中を調べて腐った球根を取り除いてください。腐った球根を放置していると健康な球根まで腐ってしまいます。

来月以降の栽培は…

先月の栽培は
8月のチューリップの作業…乾燥と高温で花芽ができる
8月のチューリップの作業…乾燥と高温で花芽ができる
チューリップの管理
を参考にしてください。
来月以降は
10月のチューリップの作業…球根を植える時期です
10月のチューリップの作業…球根を植える時期です
チューリップの管理
11月のチューリップの作業…凍結対策を
11月のチューリップの作業…凍結対策を
チューリップの管理
を参考に。
スポンサーリンク
チューリップ
チューリップの育て方…花を長く楽しむコツは?
ユリ科
6月のチューリップの栽培・作業
6月のチューリップの作業…休眠&球根を掘り上げる
チューリップの管理
7月のチューリップの栽培・作業
7月のチューリップの作業…球根はネットに入れて保存中
チューリップの管理