チューリップの鉢・プランター植え…準備するものと手順
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チューリップの鉢植えの方法
このページでは
チューリップの鉢植えで準備するものや植え付けの手順についてまとめています。庭植えについては
を参考にしてください。
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時期
植え付けは10月〜11月。最高気温が15度以下になり、最低気温が5度前後になる頃です。
準備するもの
球根
去年の球根を植えるか、新しいものを買います。前回、球根から分球したもののうち、来年に開花するのは「大きな」ものだけです。小さなものは芽は出ますが、花までは咲きません。なので、
プランターや鉢で開花を楽しむのであれば、毎年、ちゃんと太った球根を買ってください。十分に成長した球根じゃないと開花まではしない。
夏の乾燥と高温を経過しないと
花芽ができない。夏の管理によっても花芽ができないことがあるので、買った方が無難です。
球根は健康なもの…ぱっと見、綺麗なものを植える。他の球根に
病気がうつります。青いカビが生えているものは植えないようにします。
用土
一般的な花と野菜の
培養土でもいいです。最近はチューリップの専用の「土」というのも売っていますので、これを利用すると結局安上がりで無駄がなくて便利です。
自作する場合は、
などなど。これに緩効性
肥料(化成肥料)を入れます。
鉢・プランター
鉢は5号以上。5号・6号鉢で球根が3つ。プランターの場合は前後2列5個ずつ計10個を植えます。
チューリップの球根は冬に水切れ・乾燥するとマズイです。素焼きだと乾燥しやすく、あんまり適していません。春に開花するためには、鉢は素焼きではなく、プラスチックがいいです。しかし、素焼きの方が水が蒸発して土の温度が下がり、チューリップの球根が夏バテしにくくなります。開花ならプラスチック、
夏越しなら素焼きです。プラスチックの方がとりあえずはオススメです。
鉢底ネット
底に網を敷いて、土や石が流れ出るのを防ぎます。プランターには不要です。
ホームセンターに売ってます。
鉢底石
鉢の底に敷く鉢底石(=
軽石)を用意してください。ゴロ石とも言います。
水はけを良くするもので、他の植物にも必要になるものです。ホームセンターで売ってます。他の植物の鉢植えでも使うので買って損はないです。
鉢植えの手順
鉢底に網と鉢底石を
鉢底の穴に鉢底ネットを敷いて、
ナメクジや
ダンゴムシ等の侵入防ぎ、石や土が流れ出ないようにします。
2cmか3cmほど鉢底石(軽石)を敷きます。その上に鉢の高さの半分くらいに…具体的な高さでいうと10cmから15cmほど
用土を入れます。
球根を配置する
庭植えなら球根同士を10cm(もしくは球根2個分)ほど空けて植えるのですけど、鉢植えは植える球根が少ないですから、球根同士は6cmくらいの間隔にします。ちょっと詰めて植えるのがコツです。
球根は5号6号で3つ。7号8号で4つ。品種によって大きさが違うのであくまで目安です。
土を被せて水をやる
球根の上に土をかぶせます。浅く植えると乾燥して、その乾燥で球根が傷んでしまいます。土はよく球根2つ分の深さに被せるといいと言いますが、球根を植える深さ…というよりは、乾燥を防ぐために「鉢の高さの真ん中」に植えるんだと考えた方がいいです。
あとは水を鉢底から出るくらいにしっかりやって完成です。
植えた球根の品種のタグを立てておきましょう。何を植えたか分からなくなります。
プランターの植え方
プランターの底に軽石を入れるスペースがある場合は入れます。2cmか3cmほど敷いて、その上に用土を3cmほど入れます。
その上に球根を置きます。球根は2列5個、計10個くらい。
できれば前後を互い違いに置くと綺麗に見えます。もっと密生させても…プランターに20個〜30個でも開花はし、確実に華やかではあります。ただ、
ウィルス病が発生すると全滅するので、適度な距離を空けつつ、10個が一般的です。
その上に用土を被せます。プランターは浅いので、土を縁のギリギリまで入れます。これは乾燥対策です。
プランターに用土を3センチしか土を入れないのは浅いから。深いならもう少し入れてもいいです。
植え付けのコツ
チューリップの球根には向きがあります。平べったいところと平行に葉っぱが出る「傾向」があります。絶対その通りになるわけじゃないです。あくまで傾向です。なので、この平べったい部分を参考にして、葉っぱが重ならないように植えると、綺麗になります。
要はペタンコの向きを揃えて植えればいいのです。
その後の管理
チューリップは冬の乾燥が苦手です。ところが、植え付ける10月から芽がでる2月3月あたりまで、地上に変化がありません。なので
水やりを忘れがちです。とにかく忘れないようにします。
その後の管理については
や、
を参考にしてください。
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