ハナトリカブトの育て方

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ハナトリカブトの基礎データ
ハナトリカブト
科名キンポウゲ科
属名トリカブト属
学名Aconitum carmichaelii
別名花鳥兜・カラトリカブト
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
剪定
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ハナトリカブト(花鳥兜)とは?

ハナトリカブト(花鳥兜)はキンポウゲ科トリカブト属の宿根草。他のトリカブトに比べると花が大きいため「ハナトリカブト」と呼ばれ、切花として利用され、生花(いけばな)の材料によく使われてきました。日本のトリカブトに対して中国原産であるために「カラトリカブト(唐鳥兜)」と呼ばれることもあります。

漢方薬の烏頭(ウズ)・附子(ブシ)はこの花の根のこと。つまり猛毒。根(塊根)に特に強い毒がある。植え付け・剪定作業の際には必ず、ビニールのゴム手袋をして作業します。葉っぱにも毒があり、作業で素手で触れると、皮膚から吸収されシビレが見られることがあります。

葉っぱがおひたしなどにして食べるニリンソウやゲンノショウコに似ているため誤食の事故があるので注意する。

秋に開花し、冬には地上部が寒さで消え、春には芽吹きます。
草丈1m30cm

水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。乾燥が苦手で、日当たりが良いと乾燥で枯れ込むので、半日陰だとより手間がかからないです。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。

夏は朝と夕方の二回、水やりをします。

冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。

肥料

基本的に肥料は控えるか、やらないでもいいです。生育時期の春から秋に二週間に一回液体肥料をやります。
ただし真夏は暑さ(30度以上)で生育が止まるのこの時期は肥料をやらないか控える。

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植え付け・植えかえ

新芽が出る前の2月か3月に植え付け・植え替えをします。鉢植えは二年に一回植え替えをします。

用土

山野草の培養土で植える。自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。
山野草の土
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鉢植え

鉢植えの場合は、現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2cmから3cmほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて隙間に土を入れていく。鉢を揺らすとまた隙間ができるので、また用土を入れて隙間をうめていき、隙間ができなくなるまで繰り返す。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えのときは根をいじらないで、土を落とさない。根をいじると生育不良を起こす。

植え替えの時に株分けも可能です。株分けをするときは太い根は傷つけないように、土を落として株分けをします。土を落とすので、ダメージがあり、回復は遅れます。

作業をするときは必ず、手袋をしましょう。手に傷がついていると、余計に危険です。
ゴム手袋
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庭植え

庭植えの場合は、深さ30cmから40cmほど掘って耕し、腐葉土か堆肥を1割ほど入れ、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。水はけが悪いなら軽石・川砂・鹿沼土などを入れて水はけをよくしてから植えます。
鹿沼土
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株の増やし方

種まき・株分けで株を増やせる。
詳細はトリカブトの「株の増やし方」の項目を参考に。

栽培可能地域

九州北部・中国・四国北部・関西・中部・関東南部・関東北部・東北南部・東北北部・北海道

寒さには強い。暑さに弱く、暖地では夏に枯れやすい。

管理場所・日当たり

夏の暑さが苦手なので、庭植えであれば、一年を通して半日陰か明るい日陰が適している。

鉢植えなら春と秋は戸外の日当たり、夏は半日陰か日陰で管理します。冬は戸外で管理sマス。

耐寒温度はマイナス10度。凍結しても枯れません。

病害虫

アブラムシスス病

剪定・切り戻し

秋に地上部が枯れ込んだら地際で刈り込みましょう。作業のときは必ず、手袋をしてください。
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