クリビア・ノビリスの育て方
目次
クリビア・ノビリスの特徴は?水やり肥料植え替え管理場所・日当たり病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- クリビア・ノビリス
- 科名
- ヒガンバナ科
- 属名
- クンシラン属
- 学名
- Clivia nobilis
- 耐寒
- 5度〜10度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 室内
- 難易度
- 上級者向け
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クリビア・ノビリスの特徴は?
クリビア・ノビリスは南アフリカ原産の
ヒガンバナ科クンシラン属の常緑
多年草。クリビア・ノビリスが本来の「クンシラン」で、現在日本でよく流通しているクンシランは正確には「
ウケザキクンシラン(クリビア・ミニアタ)」。
本種のクリビア・ノビリスは花は大量に開花するのですが、一個の花が小さく、垂れ下がって咲いてインパクトが弱いため、上に向いて開いて咲く「ウケザキクンシラン(クリビア・ミニアタ)」にクンシランの座を奪われ、ほぼ一般的には栽培されてはいない。
成長するのが遅く、開花するまで時間がかかり、寒さに弱いので、クリビア・ノビリスが一般家庭で栽培されることはなかなかないです。
垂れ下がる…俯いて咲く様子から「ノビリス(=高貴な)」という
学名がついている。
君子蘭という名前はこの「ノビリス」から来ているのだと思う。
クリビア・ミニアタは春に開花するが、クリビア・ノビリスは温度があって株が充実すれば春以外にも開花する。育て方はクンシランと同じですが、寒さに弱いので注意します。
草丈60cm
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水やり
土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと、水をやります。乾燥に強い方なので、
根腐れしないように控えめにしましょう。
冬は活動が鈍っているので、
水やりは控えます。
肥料
生育している春と秋に、液体
肥料を2週に1回やるか、化成肥料を1ヶ月に一回やります。
植え替え
時期
植え替えが苦手なので、開花していない春に植え替えをします。開花しているなら植え替えは避けます。
植え替えは数年に一回です。植え替えが
ストレスですし、生育が遅い植物なので、かなりキチキチになるまで植え替えはしないでいいです。
用土
クンシランの土がありますので、これを利用します。
鉢植え
古い鉢から株を抜き、土を落とさないで、ひと回り大きな鉢に植え替えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに、日陰で1週間ほど養生させます。
根腐れしたり、どうしても土を落として植え替えをする場合は、葉っぱを半分の長さに切って、根の負担を減らした上で、土を落として植え替えをします。植え替え自体が株にとってのストレスになっているので、できるだけ避けます。
管理場所・日当たり
森の中で生育する植物で、直射日光には
葉焼けするので年間を通して
半日陰か、室内で管理します。
耐寒温度は5度〜10度で寒さには弱いので、必ず室内の暖かいところで管理します。水やりを控えることで寒さには多少強くなりますが、それでも寒さには弱い植物です。室内の暖房のかかっている部屋で管理しても寒さで枯れることがあるので、できれば冬は温室で管理します。
病気・害虫
カイガラムシ、
ハマオモトヨトウなどが発生します。
最後に…
育て方はクンシランと同じなので
も参考にしてください。
他のヒガンバナ科の植物は
を参考に。
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