黄花君子蘭の育て方
目次
黄花君子蘭の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- 黄花君子蘭
- 科名
- ヒガンバナ科
- 属名
- クリビア属
- 学名
- Clivia miniata 'mirei'
- 耐寒
- 0度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 室内
- 難易度
- 上級者向け
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黄花君子蘭の特徴は?
黄花君子蘭は
ヒガンバナ科クリビア属(
クンシラン属)の半耐寒性常緑
多年草の
君子蘭(クンシラン)の黄花種。アフリカの森林で発見され、現在流通しているのは、この黄花種を改良したもの。
通常のクンシラン(=
ウケザキクンシラン)はオレンジですが、黄花の名前の通り、黄色い花が咲き、葉っぱが細くて長い。また、この黄色い花は固定されていて、黄花君子蘭で交配させてタネをまくと黄色い花が咲きます。
育て方は通常の
クンシラン(=ウケザキクンシラン)とほぼ同じです。
だるま系キバナクンシラン
葉っぱが幅広で肉厚で短くて、左右に重なって生えるダルマ君子蘭があり、キバナクンシランにもダルマ系があります。高値で取引されている人気植物です。
栽培についてはクンシランやこのページのキバナクンシランと同じです。
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水やり
土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。通常のクンシランが肉厚で葉っぱに水を溜め込むのですが、そこまでではないので、通常の植物の
水やりと同じ感じで、土が乾いたらしっかりとやる程度にします。受け皿にたまった水は捨てましょう。
肥料
生育に適した気温で、開花時期にあたる3月〜5月に1ヶ月に一回、化成
肥料をやるか、1週間に一回液体肥料をやります。夏を越して気温が25度〜15度になる涼しい時期に液体肥料を週に一回やるとよく生育します。
植え替え・植え付け
時期
5月の開花していないときに、
根詰まりしているようなら植え替えをします。大体、2年か3年に一回の植え替えになります。花が咲いているときに植え替えをすると根を痛めて調子を崩すので避けましょう。
用土
市販されている土の中には、クンシランに最適な専用の土があります。自作する場合は
赤玉土と
腐葉土を7対3の割合で混ぜた土を使うこともできます。
鉢の植え替え手順
鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れます。根は崩さず、そのまま新しい鉢に入れて隙間に用土を入れ込んで終了。植え替え後には水をやらず、一週間は水をやらずに管理してから、水やりを再開させます。
植え替えのときに根を崩すと根が傷ついて、復帰まで時間がかかったり、最悪枯れることもあります。土をいじるのは避けます。
参考:
根腐れしたクンシランの植え替え管理場所
春~秋に掛けては戸外の明るい日陰か、室内の直射日光の当たらない場所で管理します。直射日光には
葉焼けします。
寒さにあたって花芽をつける
10度以下の気温に1ヶ月〜1ヶ月半ほど当たらないと
花芽ができず、中途半端な寒さに当たると
花茎が短くなって不恰好なので、9月以降、霜が降りる前まではしっかりと戸外で管理して寒さに当てましょう。
花芽が見えれば寒さに当てる必要はないです。
病害虫
カイガラムシ・
ハマオモトヨトウ・
スイセンハナアブなどが発生します。
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