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デンドロビウムとは?
デンドロビウム(Dendrobium)はラン科セッコク属(デンドロビウム属)の植物群のこと。略してデンドロと呼ばれることもある。このページではデンドロビウムの品種グループを簡単にまとめています。スポンサーリンク
デンドロビウム・ノビル

年中、開花株が流通しているが、本来の開花は春。
デンドロビウム・ノビル
ラン科セッコク属Dendrobium nobile
デンドロビウム・ファレノプシス(デンファレ)

熱帯出身の品種群で、基本的に耐寒性がなく冬の室温は10度以上ないと越冬は厳しい。生育させるなら15度以上。できれば冬でも18度以上を維持したい。花の質感が柔らかく、切り花として長持ちなため、切り花としての流通が多い。
古いバルブからでも開花します。
他のデンファレのような低温処理がなくても開花する。
●昔、よく料理の皿の横に乗っかっていた。
デンファレ
ラン科デンドロビウム属Dendrobium phalaenopsis
キンギアナム

5度〜10度の低温に当てないと開花しないが、それ以外にはさほど手間がかからないので、自宅栽培に適しているラングループです。冬から春に開花する。
キンギアナム
ラン科デンドロビューム属Dendrobium kingianum
フォーミデブル(フォルモーサム)
デンドロビウム・フォーミデブル(Dendrobium Formidible)と中心とした品種群。フォーミデブルがデンドロビウム・フォルモーサム(Dendrobium formosum)の交配種であることから「フォルモーサム系」と呼ばれることもあります。低温にはある程度は強いが、キンギアナムほどではない。耐寒温度は5度、できれば10度以上欲しい。低温処理はなくても花芽がつき、夏に開花します。
カリスタ系
カリスタ系は、花が垂れて咲くタイプのデンドロビウムの品種群で、単に「下垂タイプ」「垂れ下がりタイプ」と呼ばれることもあります。特定の品種から派生したものではなく、花の咲き方だけで血縁関係がない。ただ、タイ・ミャンマー・インドといった熱帯地域出身が多い。スポンサードリンク