キンギアナムの育て方

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キンギアナム
キンギアナム
科名ラン科
属名デンドロビューム属
学名Dendrobium kingianum
別名ベリーオダ
水やり水控え目
場所冬は室内 夏は外
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
キンギアナムとは?キンギアナムの水やりキンギアナムの肥料キンギアナムの管理場所・日当たり低温処理で花芽をつける 越冬・冬の管理場所 植え替え時期・頻度 キンギアナムの用土 植え替え手順 花ガラ摘みキンギアナムの病害虫特徴・由来・伝承関連記事・タグ
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キンギアナムとは?

キンギアナムはラン科デンドロビウム属の多年草植物。もしくはキンギアナムを元にして、他のデンドロビウム属の種と交配してできたランの品種群のこと。小輪で独特の雰囲気がある。4月以降からは外で管理すると、日光に慣れてくれて真夏の直射にも負けないようになります。急に日光に当てると葉焼けすることがあります。
まとめ
●春〜秋は戸外でもいいし、室内でもいい。しっかり日光に当てましょう。
●11月〜12月に低温(5度〜10度)にあたり、水が切れると花芽がつく。低温処理をしないと開花しない。
●夏は高温すぎて休眠するので水やりを控える。
●2年に一回植え替えをする。
●植え替えは開花後。花が咲いているなら、花茎ごと切ってから植え替えをする。
修正

キンギアナムの水やり

1月~7月までは土の表面が乾いたら水をタップリと与える。8月~9月は休眠させるために水を控えます。土の表面が乾いてから2~3日たってから水をタップリと与えてください。

10月はまた土の表面が乾いていたらタップリと水をやります。11月以降は徐々に水やりを減らし、最低気温が5度〜10度になる頃(11月〜12月)には水を一切与えません。キンギアナムは寒さと水切れに合うことで花芽をつけます。これを低温処理といいます。花芽をつけたら室内に取り込み、水やりを再開します。
●キンギアナムは5月~7月、9月~11月あたりに生育します。夏の暑い時期は生育が止まり、休眠期になります。このときに水を与えすぎないようにしてください。水をやり過ぎると今後の花付が悪くなります。
修正

キンギアナムの肥料

キンギアナムは肥料をあまり必要としません。ですが生育期に肥料を与えるとより頑健になります。肥料を与える月は5月~6月と9月です。7月、8月は暑さに休眠しますのでこの時期には肥料を与えないでください。肥料はラン用の液肥を二週間に一回程度です。
●花芽をつける低温処理のときに、肥料が残っていると花芽が少なくなります。それまで肥料が切れるように10月以降は肥料をやらないでください。
修正

キンギアナムの管理場所・日当たり

5月以降の霜が降りなくなったら、戸外の日当たりで管理するか、室内の日当たりで管理します。5月以降にしっかりと日光に当てておくと、生育もよく、また日光に慣れて夏の直射日光にも葉焼けしないで済みます。11月まではできるだけ日光に当ててあげます。

夏に葉焼けするようならば、寒冷紗・ヨシズなどで遮光してあげるか、室内でカーテン越しの日光に当てるようにします。
●梅雨時期の長雨にさらされると傷みますので、長雨のときは軒下に移動させたほうがいいです。
修正

低温処理で花芽をつける

霜が降りる前に室内へ取り込みます。霜に当たると枯れますが、最低気温が5度〜10度に当たって、水が切れると花芽ができます。そこで、霜が降りそうな時期になったら、軒下やベランダに移動させて、霜に当たらないように寒さに当ててやり、水をやらないようにします。
●ちなみに霜が降りるのは最低気温が5度以下なったときです。5度近くまでは粘りましょう。

11月〜12月の寒い時期にランを戸外に置いて水を一切やらないのは勇気が要りますが我慢しましょう。花芽が確認できたら、室内に入れてください。部屋に取り込むのは、地域にもよりますが11月〜12月です。
●ツボミがついても、水が切れるとツボミが落ちるので注意します。
●東京のベランダ栽培であれば、温暖化のため12月以降も放置でも枯れなくなってきている。というか、花芽が付く温度が12月〜2月まで粘らないと下がらないようになっている。ただ、寒風に当たると乾燥で傷んでしまうので風には当てないようにしたい。風除けがあるといいです。
修正

越冬・冬の管理場所

冬は室内の日当たりで管理します。出窓などがいいでしょう。ただし、寒波が来ると窓の近くは氷点下になり、氷点下に当たるとキンギアナムも枯れるので、そんな夜は窓から離して、室内の中央へと移動させてください。
●キンギアナムはランの中では寒さに強い方で、多少氷点下になったくらいでは枯れないが、大事を取って部屋の中央に移動させた方が無難です。地域によっては軒下で越冬も可能。それでも霜に当たると枯れます。
修正

植え替え

時期・頻度

2年に1回は植え替えをします。植え替えは水苔や土が劣化して機能しなくなるためです。植え替えは春の開花後(4月〜5月)に行います。花が咲いている時にすると、植え替えのダメージが大きくなります。どうしても植え替えをする場合は、花を花茎から切ってから植え替えをします。修正

キンギアナムの用土

一般的にはミズゴケ(水苔)で植え付けます。水苔は前日に水につけて戻しておきます。修正

植え替え手順

株を取り出し、傷んだ水苔を全て取り除きます。ピンセットで丁寧に取り除き、根を新しい水苔で包んで、鉢に入れます。前回と同じ大きさの鉢でもいいです。通気性と安定を考えると素焼き鉢が適しています。プラスチック鉢でもいいですが、茂ると不安定になってひっくり返ってしまいます。

植え替えの際に株分けも可能です。小さく分けても枯れるわけではないですが、回復まで時間がかかり、開花まで時間がかかるので、バルブが5つはあるようにします。つまりバルブが10個以下なら株分けはしないようにします。

伸びた花茎に葉と根が出てくる「高芽」が出ることがあります。高芽から株を増やすことも可能ですので、高芽…胡蝶蘭の花茎から葉っぱと根が出てきたらを参考にしてください。修正

花ガラ摘み

花がしぼんできたら、花茎の根元から切ってしまいます。放置していると、花に栄養を取られて株が弱ったり、病気の元になることがあります。修正

キンギアナムの病害虫

アブラムシカイガラムシが発生します。カイガラムシはティッシュなどで摘んで取ってしまいます。アブラムシは霧吹きで吹き飛ばします。修正

特徴・由来・伝承

キンギアナムは一般的なデンドロビュームコチョウランを見ていると、花が小さくて物足りない印象を受けるかもしれませんが、白にうっすらとピンクがかった品種のキンギアナムはとても可憐でかわいらしく、清楚であり、日本人の感性に向いていると思います。

オーストラリア原産で、高山に生息しているので、他のデンドロビュームに比べると寒さや暑さに対して耐性があります。修正
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デンドロビウムデンドロビウム・ノビルデンファレ
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