フクシア・エンジェルスイヤリングの育て方

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フクシア・エンジェルスイヤリングの基礎データ
フクシア・エンジェルスイヤリング
科名アカバナ科
属名フクシア属
学名Fuchsia 'Angels earring'
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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エンジェルスイヤリングとは?

エンジェルスイヤリングはアカバナ科フクシア属の多年草のフクシア(ホクシア)の園芸品種。サントリーフラワーズと西宮市の北山植物園の植物生産研究センターが共同開発した。

フクシアは元々は南米地域の植物で暑さに強いはずなんですが、フクシアには色んな種があって、森林や高冷地のものが中心になってヨーロッパで品種改良されたため、従来のフクシアは夏の暑さに弱いもので、夏に枯れることが多かったです。日本で品種改良されたこの「エンジェルスイヤリング」は夏の暑さにも強く、色合い・花の形も日本人の感性にあったものになっています。

ちなみにフクシア(ホクシア)の別名に「貴婦人のイヤリング」というのがあって、そこに因んで「エンジェルスイヤリング」なんでしょうね。
フクシア エンジェルスイヤリング
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育て方の詳細は
を参考にしてください。

ラインナップ

ホワイトフェアリー

フクシア・エンジェルスイヤリング:ホワイトフェアリー

デュアルパール

フクシア・エンジェルスイヤリング:デュアルパール

ピンクミニ

フクシア・エンジェルスイヤリング:ピンクミニ

管理場所

春〜秋は日当たりか、半日陰で管理します。夏の暑さには強い!といっても、あくまで従来のフクシアに比べての話で、夏の暑さと乾燥で、枯れることもあるので、夏は風通しの良い日陰に移動させます。

越冬

冬の寒さにはそこそこ強いですが霜に当たると枯れるので、霜の降りる中間地では軒下など霜の当たらない場所で越冬するか、室内に取り込みます。霜が降りない暖地なら、戸外での越冬も可能です。寒冷地では室内に取り込みます。

水やり

春〜秋は土が乾いていたら、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。土が濡れているうちは水をやらないようにします。受け皿の水は捨てましょう。

夏の水やり

夏は日陰に移動させ、水やりは午前中か夕方以降にします。

冬の水やり

冬は落葉しますが、枯れているわけでなく休眠しているので、水やりは継続します。ただし生育はしていないですし、気温が低く土中の水分が抜けにくく、春〜秋の感覚で水やりをしていると根腐れを起こします。土が乾いて数日経って水をやるようにします。できれば土中の水分を土壌水分計で計測してから判断するといいです。
土壌水分計
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肥料

春と秋の生育に適した温度(20度〜25度)の頃に液体肥料を週に一回やるか、春と秋に1ヶ月に一回緩効性固形肥料(化成肥料)をやります。肥料がないと生育が悪く、花つきも悪くなります。しかし、真夏の高温時期に肥料が残っていると根を傷めることがあるので、液体肥料で調節しましょう。

植え替え・植え付け

時期

4月〜5月に苗が流通するのでこれを植えます。植え替えも同時期にします。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。できれば一般的な培養土にパーライトを混ぜて水はけをよくするといいです。

鉢植え

鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え替えの場合は古い土を3分の1ほど落として植え替えをします。

花ガラ摘み

花が終わったら、花はつみます。花を放置していると、タネをつけて、株が弱って、次の花が咲かなくなります。なのでできるだけ、花首から摘んでしまいます。

剪定・切り戻し

花が終わった冬に入るあたりか、梅雨前・夏前に蒸れを避けるために切り戻しをするといいです。株全体を半分の長さに切って、枝をさばいて風通しをよくします。あんまり枝葉がないのに切り戻す必要はないです。あくまで、繁すぎているなら…です。

切った枝を挿木すると株がいくらでも増えますが、増やしたものを他者に譲渡してはいけません。あくまで一家庭内で増やすだけです。

病害虫

ハダニ
乾燥する高温時期にハダニが発生しやすいです。なので、夏に乾燥すると発生しやすい。葉っぱに霧吹きで水をふきかけると予防できます。葉っぱにかける場合は葉裏に潜んで汁を吸っているので、葉裏にも水をかけてください。

スズメガ
芋虫が葉っぱを食べます。見つけ次第、捕殺します。葉っぱに卵を産みつけていたら、葉っぱごと取り除き、フミツブースします。
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