フクシア・エンジェルスイヤリングの育て方
目次
エンジェルスイヤリングとは?ラインナップ管理場所水やり肥料植え替え・植え付け花ガラ摘み剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- フクシア・エンジェルスイヤリング
- 科名
- アカバナ科
- 属名
- フクシア属
- 学名
- Fuchsia 'Angels earring'
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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エンジェルスイヤリングとは?
エンジェルスイヤリングは
アカバナ科フクシア属の
多年草のフクシア(
ホクシア)の
園芸品種。サントリーフラワーズと西宮市の北山植物園の植物生産研究センターが共同開発した。
フクシアは元々は南米地域の植物で暑さに強いはずなんですが、フクシアには色んな種があって、森林や高冷地のものが中心になってヨーロッパで品種改良されたため、従来のフクシアは夏の暑さに弱いもので、夏に枯れることが多かったです。日本で品種改良されたこの「エンジェルスイヤリング」は夏の暑さにも強く、色合い・花の形も日本人の感性にあったものになっています。
ちなみにフクシア(ホクシア)の別名に「貴婦人のイヤリング」というのがあって、そこに因んで「エンジェルスイヤリング」なんでしょうね。
育て方の詳細は
を参考にしてください。
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ラインナップ
ホワイトフェアリー
デュアルパール
ピンクミニ
管理場所
春〜秋は日当たりか、
半日陰で管理します。夏の暑さには強い!といっても、あくまで従来のフクシアに比べての話で、夏の暑さと乾燥で、枯れることもあるので、夏は風通しの良い日陰に移動させます。
越冬
冬の寒さにはそこそこ強いですが霜に当たると枯れるので、霜の降りる
中間地では軒下など霜の当たらない場所で越冬するか、室内に取り込みます。霜が降りない
暖地なら、戸外での越冬も可能です。寒冷地では室内に取り込みます。
水やり
春〜秋は土が乾いていたら、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。土が濡れているうちは水をやらないようにします。受け皿の水は捨てましょう。
夏の水やり
夏は日陰に移動させ、
水やりは午前中か夕方以降にします。
冬の水やり
冬は落葉しますが、枯れているわけでなく休眠しているので、水やりは継続します。ただし生育はしていないですし、気温が低く土中の水分が抜けにくく、春〜秋の感覚で水やりをしていると
根腐れを起こします。土が乾いて数日経って水をやるようにします。できれば土中の水分を
土壌水分計で計測してから判断するといいです。
肥料
春と秋の生育に適した温度(20度〜25度)の頃に液体
肥料を週に一回やるか、春と秋に1ヶ月に一回緩効性固形肥料(化成肥料)をやります。肥料がないと生育が悪く、花つきも悪くなります。しかし、真夏の高温時期に肥料が残っていると根を傷めることがあるので、液体肥料で調節しましょう。
植え替え・植え付け
時期
4月〜5月に苗が流通するのでこれを植えます。植え替えも同時期にします。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3を混ぜたものを使います。できれば一般的な培養土に
パーライトを混ぜて
水はけをよくするといいです。
鉢植え
鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に
軽石を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は古い土を3分の1ほど落として植え替えをします。
花ガラ摘み
花が終わったら、花はつみます。花を放置していると、タネをつけて、株が弱って、次の花が咲かなくなります。なのでできるだけ、花首から摘んでしまいます。
剪定・切り戻し
花が終わった冬に入るあたりか、梅雨前・夏前に蒸れを避けるために
切り戻しをするといいです。株全体を半分の長さに切って、枝をさばいて風通しをよくします。あんまり枝葉がないのに切り戻す必要はないです。あくまで、繁すぎているなら…です。
切った枝を
挿木すると株がいくらでも増えますが、増やしたものを他者に譲渡してはいけません。あくまで一家庭内で増やすだけです。
病害虫
ハダニ
乾燥する高温時期にハダニが発生しやすいです。なので、夏に乾燥すると発生しやすい。葉っぱに霧吹きで水をふきかけると予防できます。葉っぱにかける場合は葉裏に潜んで汁を吸っているので、葉裏にも水をかけてください。
スズメガ
芋虫が葉っぱを食べます。見つけ次第、捕殺します。葉っぱに卵を産みつけていたら、葉っぱごと取り除き、
フミツブースします。
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