サクラウツギ(桜空木)の育て方…剪定・切り戻しの時期は?手順は?
目次
サクラウツギの特徴は剪定・切り戻しの時期は?手順は?水やり肥料管理場所植え替え・植え付け病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- サクラウツギ
- 科名
- アジサイ科
- 属名
- ウツギ属
- 学名
- Deutzia crenata,forma bicolor
- 別名
- 桜空木
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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サクラウツギの特徴は
サクラウツギは
アジサイ科(
ユキノシタ科)のウツギの交配によって生まれた
園芸品種です。美しい白地に濃いピンク色の絞り模様を持ち、高さは約1.5mの落葉
低木です。日本が原産地で、長卵形~広披針形の葉には細かい鋸歯があります。枝はアーチ形に伸び、下垂します。
サクラウツギは、日当たりの良い場所を好みますが、
半日陰でも育ちます。
水はけがよく、肥沃な土壌を好む植物です。
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剪定・切り戻しの時期は?手順は?
サクラウツギは夏に
花芽をつけるので、理想的には開花後の6月〜7月に
剪定をします。邪魔な枝を落とし、枯れた枝を落として、風通しを良くしておきましょう。冬に剪定すると花芽を落とすことになりますが、落葉していて樹形がわかりやすいですし、作業もしやすいので強く剪定しないのであれば、落葉時期に剪定することも可能です。
水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。夏などの乾燥時期にあまりに乾燥していたら
水やりをする程度です。真夏は水切れしやすいので、注意しましょう。冬も自然に降る雨だけでいいです。
肥料
植え付ける前に、株の周りに根に当たらないように複数の深さ20cmの穴を深めて掘り、有機物(
腐葉土や
堆肥)と緩効性化成
肥料をよく混ぜ合わせた肥料を与えることをおすすめします。
花が終わってからお礼として、化成肥料を土壌の深いところに埋めるといいです。
管理場所
日当たりか半日陰で日光に当てましょう。暑さにも強いですが、水切れしやすいのでしっかりと水をやるか、年間を通して半日陰で管理するのもいいです。寒さには強いので防寒は不要です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
落葉時期の12月〜3月に植え付けをします。鉢植えは2年に一回のペースで植え替えましょう。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を足して
用土とします。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cmから3cm程度敷きます。その上に用土を入れ、株を植えます。株と鉢の隙間に用土を追加し、最後に鉢底から水が出るまで水を与えます。
植え替えを行う場合は、古い土を3分の1ほど取り除きます。その後、同じ大きさの鉢か、少し大きめの鉢に植え替えます。植物は根が広がることで、枝葉が伸びるので根が成長するスペースを確保することで成長を促します。
庭植え(地植え)の手順は?
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。ビニールや針金が巻かれている場合は取り除いてから植えてください。
病害虫
うどんこ病、
スス病、
アブラムシが発生することがあります。
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アジサイ科