青色コチョウラン・ブルージーンの育て方
目次
青色コチョウラン・ブルージーン水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫より詳細な栽培については関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- 青色コチョウラン・ブルージーン
- 科名
- ラン科
- 属名
- コチョウラン属
- 学名
- Phalaenopsis 'Blue Gene'
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 室内
- 難易度
- 中級者向け
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青色コチョウラン・ブルージーン
青色コチョウラン・ブルージーンは石原産業と千葉大学が共同で開発した青色の
コチョウラン。コチョウランに、ツユクサの青い遺伝子を組み込んで作られた。コチョウランというよりは、大きさを見るとミディの青版という感じ。
これまで青
バラ、青
カーネーションとありましたが、ついにコチョウランですか。私は広島市植物園の温室で見たのですが、ちょっと衝撃がありましたね。
青い。
とにかく青い。青っても青紫くらいじゃん!っていう人もいるかもしれませんが、そういうことじゃないんですね。ただ青いってのではなくて、鮮やかな青なんですよ。花が小さいので、さすがに開店祝いとか目立つ場所には適さないですが、個人宅へのギフトとして最高級のものとなるのではないかなと思う。もちろん、お値段がかなりいきますが、希少性と美しさを考えると、正直「高価」とは思わないくらいに、ちょっとインパクトがありましたね。
ただ、これは元の花屋としての感想であって、消費者側はどう思うかは何とも言えない。でも、新たなギフトの選択の一つとして成長してくれるといいなと思います。
ギフトとしてもらったら、しばらくは風の当たらない場所で、水をやりつつ、人が通る場所で管理してしっかりと鑑賞しましょう。ブルージーンは「鑑賞」しないと勿体無い。まずは日光より「鑑賞」です。花びらがしぼんで枯れてきたら、来年も咲かせるような管理をしていきましょう。
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水やり
鉢の内部にビニールポットがあり、その中の
ミズゴケに水をやります。しっかりと濡れるまで水をやってください。
ジョウロでもいいですが、霧吹きでやるといいです。
また、コチョウランは湿度の高い環境を好むので、葉っぱにも水をかけるといいです。
肥料
生育時期(3月〜9月)に薄い液体
肥料をミズゴケにかけます。霧吹きに液体肥料を入れて、ミズゴケに吹きかけると簡単です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
気温が上昇した4月〜5月に植え替えるといいです。遅くとも7月までにしましょう。ミズゴケが腐りやすく、腐ると
病気の元になるのでミズゴケが変色しているなら毎年、植え替えましょう。
用土
ミズゴケで植え付けます。
植え替えの手順は?
植え替えは株についた古い
水苔を全て落とし、新しい水苔で根を包んで、鉢植えに入れるだけです。特に変色した水苔はピンセットで丁寧に取り除きましょう。作業は慣れれば簡単だし、慣れていなくても出来ます。
植え替えの詳細な手順は
胡蝶蘭を鉢に植え替えるのページを参考にしてください。
管理場所
湿度が60%以上の環境を好みますので、加湿器をかけて50%にして
葉水をして調節するといいです。
本来のコチョウランの自生地は熱帯雨林の中で強い日光には当たっていません。強い日光に当たると
葉焼けを起こします。春〜秋に室内で管理する場合も強い日光が当たる場合はレースのカーテンなどで遮光しましょう。
冬は必ず、室内で管理します。
水やりを控えれば5度くらいまで耐えますがダメージがあるので10度以下にならないようにしたいです。
夏も冬も冷暖房の風には当てないようにします。直撃すると1日で枯れてしまいます。直撃を避けて、葉水をして乾燥を防ぎましょう。
剪定・切り戻し
傷んだ花は切って取り除きます。沢庵みたいにしなびたら、早めに取ってしまいましょう。放置していて、シナシナになって健康な花に当たると、健康な花まで傷んでしまいます。
病害虫
ウィルス病・
灰色カビ病などが発生する。
参考:
胡蝶蘭の病気・害虫のまとめより詳細な栽培については
ここではかなり簡単な記述にしています。より詳細な栽培は
胡蝶蘭を参考にしてください。
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