エッチュウミセバヤの育て方
目次
エッチュウミセバヤの特徴は? 水やり 肥料 植え替え・植え付け 管理場所 剪定・切り戻し 病害虫 関連記事 学名などの基礎データ
最終更新2023-06-07
植物名 エッチュウミセバヤ
科名 ベンケイソウ科
属名 ムラサキベンケイソウ属
学名 Hylotelephium ettyuense
別名 越中ミセバヤ
水やり 水控え目
場所 外の日なた
難易度 中級者向け スポンサーリンク
エッチュウミセバヤの特徴は? エッチュウミセバヤは
ベンケイソウ科 の
ミセバヤ の変種(Hylotelephium sieboldii var ettyuense)とされていましたが、現在は別種とされています。富山県の固有種で、川の近くの崖などに生え、自生地が限られており、絶滅危惧種です。寒さ、乾燥に強い
宿根草 。葉は丸く、秋に花がドーム状に開花する。
ネットショップで越中ミセバヤが販売されていることがあるんですが、本物かな?よくわからないです。
挿し木 でいくらでも増えるものなので、販売してても不思議じゃないんですけどね。
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水やり 春から秋に掛けては土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいに、水をしっかりとやります。どちらかというと乾燥を好み、水をやりすぎると根が腐ってしまいますので、土が乾くまでは水をやらないようにしてください。
冬は生育が止まっているので土がカラカラに乾いてから水をやります。
土壌水分計 で計測して判断すると失敗が減ります。
肥料 肥料 はなくても大丈夫ですが、あるとよく生育するので、生育させたい場合は生育時期に液体肥料を2週か3週に一回やるといいです。
植え替え・植え付け 時期・頻度 生育時期にあたる春か秋に植え替えをします。鉢植えは2年に一回は植え替えをしましょう。
用土 水捌け のよいものを好むので、
用土 は山野草の土か
サボテン の土(
多肉植物 の土)で植え替えをします。
鉢の植え付け手順 鉢の底に鉢底ネット(鉢底網)を敷き、その上に鉢底石(
軽石 )を2cmから3cmの厚さで敷きます。これにより、
水はけ が良くなります。その上に用土を入れ、植物を植えます。
新しい鉢に植え替える場合は、古い土の約3分の1を取り除きます。そして同じ大きさの鉢か、少し大きめの鉢(1号や2号ほど大きな鉢)に植え替えます。素焼き鉢は水が蒸発しやすいため、適していますが、
水やり を調節することができるプラスチック鉢や
駄温鉢 でも問題ありません。
植え替え後は、水やりは行わずに鉢を日陰に置いて1週間ほど養生させます。これにより、植物が根付く時間を与えます。1週間後、通常の管理に戻し、水やりを再開します。植物の水やりは、植物の種類や環境によって異なるため、植物の水分ニーズに応じて適切に行いましょう。
管理場所 年間を通して日当たりと風通しのよい場所を好みます。 夏の暑さで調子を崩すようなら、
半日陰 に移動させます。
冬の寒さには強いので、戸外で越冬させましょう。
剪定・切り戻し 花が咲いたら、花の根本から切り取ります。花が終わると
種子 を作り始め、株が弱る可能性があるため、花を取り除くことが重要です。
枯れた葉っぱは定期的に取り除きましょう。放置しておくと腐ってしまい、
病気 の原因となることがあります。
花や葉の処理後は、植物の健康状態を確認しましょう。病気や
害虫 の兆候がある場合は、適切な処置を行ってください。病気の早期発見と対策になります。
病害虫 軟腐病、
アブラムシ など。
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