アカメガシワの育て方
目次
アカメガシワとは?水やり肥料植え付け日当たり・管理場所は?剪定病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- アカメガシワ
- 科名
- トウダイグサ科
- 属名
- アカメガシワ属
- 学名
- Mallotus japonicus
- 別名
- 赤芽槲
- 耐寒
- マイナス15度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- チャレンジャー
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アカメガシワとは?
アカメガシワは
トウダイグサ科の落葉
低木。新芽が赤く、葉がカシワに似ている?ことが名前の由来とされている。葉っぱをカシワのように食べ物を載せる敷物として使ったからとも。
雑草というか雑木というべき植物で、私の近所ではアカメガシワとセンダンが植えてもないのにセットで生えていることが多い。
日本の本州の岩手・秋田の東北を北限にして本州・四国・九州で生えている。線路の隅っこ、川べりなど、他に高い樹木がない場所で、日光を独占して生え、放置していると5m〜10mになるらしいが、その前に伐採されてしまいます。
どこからかなぜか生えてきて、成長が早く、根が太く強いため意図せず生えたら、早めに抜いた方がよいです。
雌雄異株で6月〜7月に花(穂)が出て
種子をつける。この種子は火事で発芽しやすくなり、山火事後に一斉に生えて日光を独占する性質がある。もちろん高温にならなくても発芽します。
アカメガシワはかつては街路樹で植えられていたこともあるんですが、あちこちにタネを撒き散らすのと、樹形が乱れるので今は植えられていない。上の画像は植えてないのに生えてきたアカメガシワで、すでに2m〜3mに育っているんですが、株元から複数の枝が立って、街路樹としては不恰好。もちろん、仕立てればそんなことにはならないんですが、こうなりやすいのも事実。
新芽を食べられるとされますが、一般的なものではないですし、タネを撒き散らして繁殖することを考えると管理しきれず、近所迷惑になることもあるので植えない方がいいです。
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水やり
庭に植えてしまえば、あとは自然に降る雨だけで十分。
肥料
2月に株元に
肥料をやるとよく生育しますが、なくてもそれで枯れるということもないです。
植え付け
時期・頻度
落葉時期にあたる12月〜2月に植え付けをします。鉢植えには一般的にはしませんが、鉢植えにした場合は2年に一回は植え替えをします。
用土
土の質は問いません。
培養土をそのまま使うか、庭土に
腐葉土や
堆肥を混ぜて
用土とします。
庭植えの手順は?
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
日当たり・管理場所は?
日当たりのよいところで管理します。夏の強い日差しにも負けません。北海道以外では戸外で越冬できるので、冬も戸外で管理します。
剪定
落葉時期に
剪定します。よく広がるので毎年、樹形を整える剪定をしましょう。
病気・害虫
葉っぱの根本に蜜線があり、ここから蜜を出してアリを呼び寄せ、
害虫をアリに食べさせることで害虫予防も行なっているため、とにかく頑健。
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