ハツユキソウ(初雪草・ユーフォルビアマルギナタ)の育て方

科名 | トウダイグサ科 |
属名 | ユーフォルビア属 |
学名 | Euphorbia marginata Pursh |
別名 | 初雪草・ユーフォルビアマルギナタ |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ハツユキソウ(初雪草)とは?

そこで、30cmくらいに育ったあたりで、摘芯をしてやり、その後も適宜摘心をすることで草丈を抑えることが出来ます。
多年生のハツユキソウもあるのですが、普通は一年草で、春に植えて夏に咲き、霜が降りるまでに寒さで消えるものと考えて下さい。株は残りませんが、種がこぼれて毎年咲く…というか半雑草化することも。
種から簡単に栽培が出来ます。広いお庭の方ならば、種から増やすのもいいです。真夏にこのハツユキソウが風に揺れる姿は幻想的です。

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト
トウダイグサ科ユーフォルビア属Euphorbia hypericifolia ‘Inneuphe’
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水やり

鉢植えの場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやってください。
庭植えの場合は、自然に降る雨でほぼ大丈夫ですが、乾燥する時期は様子を見て水やりをしないと水切れをおこします。
肥料

植え付け・植えかえ
種蒔き
春に苗が出回るので、この時期に植え付け・植え替えをします。種から栽培することも可能で気温が25度前後になる5月にビニールポットに用土(種まき用の用土)を入れ、種をまいて6mmほど土を被せて、乾燥しないように日陰で管理していると発芽します。葉っぱが4枚以上になったら鉢や庭に植え付けます。ハツユキソウは移植が苦手なので、早めに植え付けをしましょう。●発芽温度は20度〜25度とかなり高温です。
用土

鉢植え

植え替えはしないほうがいいですが、どうしても植え替えをしなくてはいけないときは、土を崩さずにそのまま新しい鉢に入れて、土を流し込んでおしまいにします(鉢増し)。根を崩すとダメです。
鉢は8号鉢〜10号鉢に1苗を植えます。鉢底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm入れて、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土をつめて行って、最後にしっかりと水をやって完成です。
庭植え

根をいじると生育不良を起こします。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。真夏の直射日光にも負けません。日光が不足すると全体がひ弱になりますので、しっかりと日に当ててあげます。冬になって気温が下がると枯れてしまいます。摘芯

切り口から白い汁が出るので、作業をするときは手袋をしましょう。
梅雨があけて気温が上昇して、まだ徒長しているようなら切り戻してください。それでも大きくなって1m前後になるなら、強風で倒れてしまうので支柱をたてて支えてください。
病害虫
ウドンコ病ウドンコ病は葉っぱなどに生える白いカビです。乾燥・密生させると発生しやすいので、枝を捌いて風通しをよくすることで予防は可能です。一番良いのは株を健康に保つこと。株が健康ならば、発症しにくく、発症しても治ることもあります。発症したら、その部分を取り除き、薬剤を散布します。薬剤などの詳細は以下のリンクを参考に。

ウドンコ病
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
ハダニ
ハダニは葉っぱの裏に潜んで汁を吸う小さな虫で、乾燥すると発生しやすい。葉っぱの裏に水をかけることで予防ができますが、ハツユキソウは乾燥を好むので、発生しやすく蔓延りやすい。発生すると新芽が奇形になりやすいので、早めに薬剤で駆除します。薬剤などの詳細は以下のリンクを参考にしてください。

ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
特徴・由来・伝承

流通するときは、単に「ユーフォルビア」の名で出ることがあります。ユーフォルビアはかなり雑な属群で、ほぼサボテンのような種類もあって、同じユーフォルビアだからと、他の「ユーフォルビア」という名前のついた植物の育て方を参考にしないようにしましょう。
ハツユキソウという名前なんですが、繁茂するのは夏。ミネソタ州〜コロラド州〜テキサス州に広がって自生している。夏に開花するが、花より葉っぱのカラーリーフです。切り花としても利用されますが、切り口から白い乳液が出るので、これを水につけて洗い流した上で、水揚げします。焼き揚げするとより水揚げはよくなります。