タッカ・シャントリエリの育て方…奇妙すぎる黒い花
目次
タッカ・シャントリエリの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- タッカ・シャントリエリ
- 科名
- タシロイモ科
- 属名
- タシロイモ属
- 学名
- Tacca chantrieri
- 別名
- デビルフラワー、ブラックキャット、バットフラワー
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 室内
- 難易度
- チャレンジャー
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タッカ・シャントリエリの特徴は?
タッカ・シャントリエリは
タシロイモ科タシロイモ属(タッカ属)の
多年草。東南アジアの森の中で自生する植物で、強い日光には
葉焼けします。気温が20度以上を保てれば、年間を通して開花することも可能です。
独特の形状をしていて、デビルフラワー、ブラックキャット、バットフラワーと呼ばれています。たまーに園芸店に流通していて、手に入ることがありますが、基本的に栽培が難しいので流通量は少ないです。
個人的にはジョジョ4部の猫草(ストレイキャット)の元ネタなんじゃないかと思っていたこともありますが、見直すと、うーんやっぱり違うかな。
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水やり
土が乾いたら水をしっかりとやります。鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。多湿の環境を好むので、地上部がある間はずっと霧吹きで葉と花に水を吹きかけると、よく成長し、色艶がいいです。
冬に寒さに当たって地上部が枯れたら、
水やりは控えます。土が乾いて数日たってから水をやるようにします。
肥料
植え付けの際に元肥として化成
肥料を混ぜ込んでおき、植え付け後は生育時期にあたる春・夏・秋に週に一回液体肥料をやってください。
植え替え・植え付け
時期・頻度
移動できるように鉢植えで育て、冬は室内に取り込みます。植え付け・植え替えは春(4月)に行います。植え替えは2年に一回行いましょう。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。できればここに川砂・
パーライトなどを入れて
水捌けをよくするといいです。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢の植え替えの手順は?
根詰まりする前に植え替えましょう。古い鉢から株を取り出し。古い土を三分の一ほど落として新しい土を足して植え替えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの際に株分も可能。根茎を切り分けます。分ける際には根茎に芽があるように分けましょう。芽がないと発芽せず、そのまま枯れてしまいます。
管理場所
春〜秋は木陰や、レースのカーテン越しの室内で管理します。強い日光に当たると葉焼けするので、避けましょう。葉焼けした部分は回復しません。
冬も20度以上なら開花します。10度〜15度なら花は咲きませんが葉っぱは枯れずに越冬します。10度〜5度なら葉っぱは枯れますが、株が枯死しているわけじゃないので春になったら、芽吹きますので、水やりをして管理しましょう。
昨今の住宅は断熱材が優れているので冬でも15度以上を保つことはそう難しくなくなっていますが、最低最高温度計で測ってみて15度以下になるのであれば、家庭用温室を購入して加温しましょう。
室内管理の場合、暖房・冷房の風が直撃しないようにします。これらの風は非常に乾燥していて、
サボテンでも枯れるくらいです。多湿環境を好むタッカではすぐに枯れてしまいます。
剪定・切り戻し
花が終わったら、根本から切って取り除くと株の消耗を防げます。放置していると
種子ができ、この種子から発芽させて株を増やすこともできますが、難しいので一般的にはやりません。
種を採取したら、すぐにまきます。発芽温度は25度。種まき前に35度のお湯に一晩つけておくと発芽しやすくなります。あとは栽培用土にまいて、明るい日陰で乾燥しないように水をやっていると発芽します。発芽までは1ヶ月〜1年かかるので現実的じゃないです。
病害虫
コナジラミ、
ハダニ、
スリップス、
アブラムシなど。
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