クリスタルグラスの育て方

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クリスタルグラス
目次
クリスタルグラスの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
特徴・由来・伝承
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
クリスタルグラス
科名
カヤツリグサ科
属名
フィシニア属
学名
Ficinia truncata
別名
フィシニア
耐寒
マイナス8度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
クリスタルグラスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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クリスタルグラスの特徴は?

クリスタルグラス:クリスタルグラスの特徴は?
クリスタルグラスは南アフリカに自生するカヤツリグサ科の耐寒性宿根草。葉っぱが白い毛に覆われて、独特の雰囲気と質感があり、小さくまとまる植物。他の植物の邪魔をせず、といっても地味でもない。ロックガーデンに適しています。寄せ植えにされることも多いですが、単独でも十分に面白いです。

非常に寒さに強いので冬越しに関しては冷寒地でない限りは問題ありません。マイナス5度以下になるような地域ならば、クリスタルグラスは室内に取り込んでください。

夏の直射日光にも抵抗がありますので、そのままでも大丈夫ですが、鉢植えにした場合は半日陰に移動させた方が良いです。真夏の水やりは早朝と夕方の二回。昔「真夏は休眠するから水はやらなくていい」と解説が載り、枯らせる人が続出したそうです。

春にはカヤツリソウそっくりな花を咲かせます。
草丈15cm
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水やり

庭植えの水やり

クリスタルグラスは乾燥に強い植物ですが、あまりに乾燥しすぎると根が傷んで枯れてしまうので注意が必要です。庭植え(地植え)にした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、日照りがつづいたり、雨が当たらない場所に植えた場合は、様子を見て水やりをしてください。

鉢植えの水やり

春から秋にかけては、鉢植えの土が乾いたらたっぷりと水を与えて、鉢底から水が出るくらいまで与えます。ただし、土が濡れているうちに水を与えると根腐れを起こす可能性があるので、土が乾いた状態で水を与えます。

真夏は、朝と夕方の涼しい時間帯に2回水を与えます。昼に水を与えると、水が熱せられて根を傷める可能性があるため避けます。

冬は、クリスタルグラスの水を吸い上げる力が鈍くなるため、水やりは少し控えます。土が乾いていた場合には、水を与えます。

肥料

肥料は必ずしも必要ではりませんが、生育時期に薄い肥料をあげると成長が早くなります。肥料をあげる時期は春と秋。夏は暑すぎるために肥料をあげないでください。冬は成長していないので肥料はやらないでください。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

春か秋に植え付け、植え替え、株分けをします。夏は暑すぎて成長が鈍くなりますので、植え付けなどは避けます。

クリスタルグラスは根の成長が早いために、鉢植えにしていると根が張り、水を保持する機能が低下して乾燥しやすくなります。鉢底から根が見られるなら根詰まり寸前なので、その場合は植え替えをしてください。その方が水やりの管理がしやすいです。

用土

一般的な培養土で植え付けるか、これにパーライトを足して水はけをよくしてから利用します。庭植えの場合は、庭土に堆肥腐葉土を混ぜて用土とします。庭土の水はけが悪いなら、パーライトか川砂を混ぜて水はけをよくして植えましょう。

鉢植えの植え付け

鉢植えの場合、鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で覆い、その上に鉢底石(軽石)を2〜3cm程度入れてから用土を投入し、株を植えます。隙間に用土を追加し、最後に鉢底から水が出るまでたっぷりと水を与えます。

植え替えを行う場合は、根を傷つけないように古い土を3分の1ほど取り除き、同じサイズか現在の鉢より1号か2号ほど大きめの新しい鉢に植え替えます。

庭植えの手順は?

20cmの深さの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土または堆肥を3割〜4割程度混ぜ、化成肥料を説明書に記載された量を加えてよく混ぜ合わせ、用土として準備します。できれば1週間ほど寝かせ、土をなじませると根がより広がりやすくなります。

その後、穴の半分程度に土を戻し、植物を植えます。隙間に土を詰め、最後にたっぷりと水を与えて完成です。複数株を植えるなら25cm〜30cmを空けて植えましょう。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所か半日陰で管理して下さい。

マイナス五度以下にならない地域ならば戸外で越冬が可能です。夏は半日陰に移動したほうが、葉焼けもせず傷まず、葉がキレイですが、そのままでも枯れません。

特徴・由来・伝承

クリスタルグラスは流通名で正式には「フィシニア」です。耐寒性常緑多年草、―5度まで耐えるために大抵の冬越しは可能です。。白いフが入っているのが美しくていいですね。見た感じリュウノヒゲにも似ていますが、背丈が30センチにもなりますので、グランドカバーと呼ぶには背が高いと思われます。葉全体が白くて小さな毛に被われているので、独特の質感があり、それがこのクリスタルグラスという名前の由来です。

2005年の横浜「ジャパンガーデニングフェア」で鳥山ガーデンさんが出展し注目を集めました。
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