ベアグラスの基礎データ
科名 | カヤツリグサ科 |
属名 | カレックス属 |
学名 | Carex oshimensis |
別名 | カレックス・オシメンシス、エバーゴールド |
耐寒 | マイナス10度〜マイナス12度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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ベアグラスの特徴は?カレックスとの違いは?
ベアグラスはカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草の「カレックス・オシメンシス」の「エバーゴールド」という品種。つまりベアグラスはカレックスの一種です。カレックスは非常に品種の多い植物で世界中に自生しています。ちなみにミスカンサス(イネ科)はススキの仲間で、ベアグラス(カヤツリグサ科)とは別の植物ですが容姿が似ていることから、混同して出荷されることがあります。
白い腑の入ったスっと長い葉っぱで、昔から人気のあるカラーリーフ。葉っぱで指を切ることがあるので注意してください。
常緑で夏の暑さに強く、寒さに強く、日陰にも強いので、寄せ植え、庭植え、鉢植えに適していて、ハンギングにすると風に揺れてきれいです。
草丈20cm〜30cm
花言葉物静か
水やり
鉢植えの水やり
ベアグラスは比較的乾燥を好み、過湿に弱い。鉢植えは水をやり過ぎないようにしましょう。土が乾いてから水をやります。カラカラに乾いてからやっても大丈夫です。ただ、あんまりに水やりを控えると葉っぱの先から茶色になってくるので、そこまで控えないように気をつけましょう。それで枯れるわけじゃないんで、気にしないでもいいですけど。冬は寒さで活動が鈍くなっているので、水やりは控えめにします。土が乾いてから2日か3日経って水やりをしましょう。
庭植えの水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼほぼ大丈夫です。肥料
肥料をやると生育しやすいですが、多いと枯れてしまいます。生育が悪くて、株が小さいなら追肥する程度にしましょう。やるとしても痩せ地を好むので、肥料は控えめにしましょう。液体肥料ならば生育時期に一ヶ月に一回か、二週間に一回程度です。植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付けは春か秋。鉢植えにした場合は二年に一回は植え替えをします。用土
通常の一般的な水はけ・水もちの土なら問題ないです。ホームセンターや園芸店で販売している培養土を利用するか、赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。土を3分の1ほど落とし、同じ大きさの鉢か、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えのときに株分けして増やせます。適当に割って、別々に植えればいいです。
庭植え(地植え)
庭に穴を深さ20cm掘り、掘り出した土に有機物(腐葉土または堆肥)を3割から4割程度混ぜ、少量の化成肥料を加えてよく混ぜ合わせ、用土を作ります。できれば1週間寝かせると馴染んでよりよいですが、そこまでしなくていいです。穴に用土の半分程度を戻し、そこに株を植え、隙間にも土を埋めます。最後に、十分な水を与えて作業が完了です。水をやることで土と根が密着し、根が広がりやすくなります。管理場所・日当たり
少々の日陰でも半日陰でも育ちますので、大抵はそういった場所で栽培します。室内でも育てられます。日当たりだと、斑入りの白い部分が葉焼けするものの枯れはしません。しかし葉焼けで非常に汚くなるので、年間を通して、半日陰で管理するのがおすすめです。越冬
マイナス10度かマイナス12度くらいまで耐えますので、よほどの寒冷地でなければ戸外で越冬します。年間を通して戸外で管理してもかまいません。ただ、冬の寒さにあたって、葉っぱが傷むので、できれば軒下の霜が当たらないところで管理した方がいいですが、春前に刈り込めばいいので気にしないでもいいです。春前に剪定
3月あたりの新芽が出る前に、株全体をバッサリと刈り込むと、春に綺麗な新芽が出てきて、綺麗にまとまります。刈り込まないでいると、冬に傷んだ葉っぱが、残って、新芽の綺麗な葉っぱと混在して、みっともないので、切っておくとお得です。花茎を切る
春に花が咲くことがありますが、開花して種子をつくると株が弱るので、早めに花茎の根元から切ってしまいましょう。病害虫
病気・害虫はほとんど見られない。見たことない。スポンサーリンク
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