ベアグラスの育て方…カレックスとの違いは?
目次
ベアグラスの特徴は?カレックスとの違いは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり春前に剪定花茎を切る病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ベアグラス
- 科名
- カヤツリグサ科
- 属名
- カレックス属
- 学名
- Carex oshimensis
- 別名
- カレックス・オシメンシス、エバーゴールド
- 耐寒
- マイナス10度〜マイナス12度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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ベアグラスの特徴は?カレックスとの違いは?
ベアグラスは
カヤツリグサ科スゲ属の常緑
多年草の「カレックス・オシメンシス」の「エバーゴールド」という品種。つまりベアグラスは
カレックスの一種です。
カレックスは非常に品種の多い植物で世界中に自生しています。ちなみに
ミスカンサス(
イネ科)は
ススキの仲間で、ベアグラス(カヤツリグサ科)とは別の植物ですが容姿が似ていることから、混同して出荷されることがあります。
白い腑の入ったスっと長い葉っぱで、昔から人気のある
カラーリーフ。葉っぱで指を切ることがあるので注意してください。
常緑で夏の暑さに強く、寒さに強く、日陰にも強いので、
寄せ植え、庭植え、鉢植えに適していて、ハンギングにすると風に揺れてきれいです。
草丈20cm〜30cm
花言葉物静か
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水やり
鉢植えの水やり
ベアグラスは比較的乾燥を好み、過湿に弱い。鉢植えは水をやり過ぎないようにしましょう。土が乾いてから水をやります。カラカラに乾いてからやっても大丈夫です。ただ、あんまりに
水やりを控えると葉っぱの先から茶色になってくるので、そこまで控えないように気をつけましょう。それで枯れるわけじゃないんで、気にしないでもいいですけど。
冬は寒さで活動が鈍くなっているので、水やりは控えめにします。土が乾いてから2日か3日経って水やりをしましょう。
庭植えの水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼほぼ大丈夫です。
肥料
肥料をやると生育しやすいですが、多いと枯れてしまいます。生育が悪くて、株が小さいなら追肥する程度にしましょう。やるとしても痩せ地を好むので、肥料は控えめにしましょう。液体肥料ならば生育時期に一ヶ月に一回か、二週間に一回程度です。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付けは春か秋。鉢植えにした場合は二年に一回は植え替えをします。
用土
通常の一般的な
水はけ・水もちの土なら問題ないです。
ホームセンターや園芸店で販売している
培養土を利用するか、
赤玉土6
腐葉土4を混ぜたものを使います。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
土を3分の1ほど落とし、同じ大きさの鉢か、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えのときに株分けして増やせます。適当に割って、別々に植えればいいです。
庭植え(地植え)
庭に穴を深さ20cm掘り、掘り出した土に有機物(腐葉土または
堆肥)を3割から4割程度混ぜ、少量の化成肥料を加えてよく混ぜ合わせ、用土を作ります。できれば1週間寝かせると馴染んでよりよいですが、そこまでしなくていいです。穴に用土の半分程度を戻し、そこに株を植え、隙間にも土を埋めます。最後に、十分な水を与えて作業が完了です。水をやることで土と根が密着し、根が広がりやすくなります。
管理場所・日当たり
少々の日陰でも
半日陰でも育ちますので、大抵はそういった場所で栽培します。室内でも育てられます。日当たりだと、斑入りの白い部分が
葉焼けするものの枯れはしません。しかし葉焼けで非常に汚くなるので、年間を通して、半日陰で管理するのがおすすめです。
越冬
マイナス10度かマイナス12度くらいまで耐えますので、よほどの寒冷地でなければ戸外で越冬します。年間を通して戸外で管理してもかまいません。ただ、冬の寒さにあたって、葉っぱが傷むので、できれば軒下の霜が当たらないところで管理した方がいいですが、春前に刈り込めばいいので気にしないでもいいです。
春前に剪定
3月あたりの新芽が出る前に、株全体をバッサリと刈り込むと、春に綺麗な新芽が出てきて、綺麗にまとまります。刈り込まないでいると、冬に傷んだ葉っぱが、残って、新芽の綺麗な葉っぱと混在して、みっともないので、切っておくとお得です。
花茎を切る
春に花が咲くことがありますが、開花して
種子をつくると株が弱るので、早めに
花茎の根元から切ってしまいましょう。
病害虫
病気・
害虫はほとんど見られない。見たことない。
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