セダム・アトランティスの育て方…頑健で枯れるとしたら過湿くらいしかない
目次
セダム・アトランティスの特徴は?水やり肥料管理場所植え替え・植え付け剪定・切り戻し病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- セダム・アトランティス
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- セダム属
- 学名
- Sedum takesimense 'Atlantis'
- 耐寒
- マイナス25度〜マイナス15度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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セダム・アトランティスの特徴は?
セダム・アトランティスは
ベンケイソウ科のタケシマキリンソウの斑入り品種。タケシマキリンソウは常緑で暑さ・寒さに強いので屋根上の緑化に使われるようになっています。北海道から沖縄の広い範囲で栽培が可能です。
アトランティスは斑入りで、寒くなると白い部分が
紅葉するのも魅力的な品種です。葉っぱが大きめで、その大きな葉っぱに模様が入っていて、ほんとに綺麗。それが常緑で冬も鑑賞価値があるとなると素晴らしい。
栽培自体は簡単で、枯らすとしたら水のやりすぎ、
水はけが悪すぎってくらい。
草丈20cm
幅20cm〜30cm
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水やり
セダム・アトランティスは乾燥に強く、過湿が苦手です。
鉢植えであれば、土が乾いていたら、水をやります。受け皿の水は捨て、乾燥気味に管理しましょう。庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。
肥料
肥料はなくてもいいです。肥料があると徒長して不恰好になったり、
根腐れの原因になるので基本的には追肥はしません。あまりに成長が遅い場合にのみ、春と秋に薄い液体肥料をやりましょう。
管理場所
日当たりで育てます。
半日陰でも育つのですが、高温に強いのですからどうせなら、他の植物が育たないような場所に植えるといいです。
水はけが悪い土に植えていると、梅雨や秋の長雨にさらされると枯れる〜というか腐ってしまいます。適切な時期に
水捌けの良い
サボテンの土に植え替えるか、長雨の時期は軒下など雨の当たらない場所に移動させましょう。
耐寒温度はマイナス25度とかなり強く、防寒は不要です。ちなみに冬は冬芽で越冬します。春〜秋までの葉っぱは枯れるのですが、それは
病気ではなく健康的な反応です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付け・植え替えをします。庭植えにした場合は植えっぱなし。鉢植えであれば毎年か2年に一回植え替えをしましょう。
用土
水捌けのよいサボテンの土で植え付けます。サボテンの土だと多少、雨に当たったくらいでは根腐れを起こさないです。一般的な
培養土でも栽培は可能ですが、環境によっては水もちが良すぎるかもしれない。培養土に川砂や
パーライトを混ぜて水はけをよくすればいいですが、サボテンの土が無難です。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落として、植え替えます。株分も可能で、適当に分けて植えれば、分けただけ増やせます。
庭植えの植え付けは?
深さ20cmの穴を掘って、そこにサボテンの土を入れて、株を入れて隙間に土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。土を入れ替えるほうがいいです。
もしくは、鉢植えにして、その鉢を庭に埋めてもいいです。
剪定・切り戻し
日当たりが悪かったり、
水やりが多かったり、肥料が多いと徒長する。徒長したら
剪定して仕立て直すといいです。
病害虫
アブラムシ、
カイガラムシなどが発生することがあるが、あまり見かけない。前もって
オルトランを土にまいておくといいです。それより土の水捌けをよくすることのほうが大事です。
最後に…
アトランティスは
グランドカバーに利用されます。グランドカバーに適した植物は以下のページを参考にしてください。
他の
セダムの仲間は
を参考にしてください。
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