バーバスカム・ウェディングキャンドルズの育て方
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最終更新
2023-08-24
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バーバスカム・ウェディングキャンドルズの基礎データ
科名
ゴマノハグサ科
属名
バーバスカム属
学名
Verbascum chaixii 'Wedding Candles'
耐寒
マイナス15度〜マイナス25度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
バーバスカム・ウェディングキャンドルズの特徴は?
バーバスカム・ウェディングキャンドルズは
ゴマノハグサ科
モウズイカ属(
バーバスカム
属)の耐寒性
宿根草
のバーバスカム・チャイクシーの
園芸品種
。冬の寒さには強くマイナス15度〜マイナス25度にも耐えます。冬の間も常緑か、寒い地域だと枯れ込むことがありますが、防寒なしに越冬できます。
夏の暑さに少し弱く、
暖地
では枯れることもありますが風通しよくして、蒸れを防げば
夏越し
は十分可能です。
花の芯は紫で、花びらは真っ白でこれが穂状に並んで開花します。株の大きさに対して花は決して多くないので、派手なものを目指すのであれば向いてない。調和の取れた
ナチュラルガーデン
に向いてないと思います。
草丈
草が60cm、
花茎
で1m
幅
50cm
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水やり
乾燥に強く、過湿が苦手です。乾燥気味に管理しましょう。庭植えの場合は、自然の雨だけでも十分です。冬も自然に降る雨だけでいいです。
鉢植えの場合は鉢の土が乾いていたら、鉢底から水が出るまでしっかりとやります。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。
夏は乾燥して、水切れするので朝と夕方の2回、しっかりと水をやりますが、それでも水切れするなら蒸発を防ぐために、
半日陰
に移動させてください。
冬は生育が遅いか、地上部が枯れ込んでいますが、生きているので土が完全に乾燥すると枯れてしまうので、
土壌水分計
(
水やり
チェッカー)で水分量を調べてから水やりするといいです。
肥料
生育する時期(4月〜6月・10月前後)に二週間に一回程度液肥をやります。もしくはこの時期に一ヶ月に一回、固形
肥料
をやります。
バーバスカムは8月に暑さで若干弱るので、この時期に肥料がない方がいいですし、あまり肥料を必要としていないので、基本的には控えめにしましょう。
植え替え・植え付け
時期
春か秋に苗を植えます。もしくは春か秋に種蒔きをします。苗が流通していますし、大量に庭に植えるようなものじゃないので苗を植えるといいです。
種蒔きで始める場合は
バーバスカム
の種蒔きの項目を参考にしてください。
用土
一般的な花と野菜の
培養土
で植え付けます。できれば川砂を1割ほど入れて、
水捌け
をよくしてから植えると、夏越しの確率があがります。自作する場合は
赤玉土
7
腐葉土
3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢植えの植え付け植え替えの手順は?
最初は
8号鉢
で素焼き鉢に1苗を植えます。複数植えると喧嘩して生育不良を起こします。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石
)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土
を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、株を取り出し、土を落とさないで1号か2号大きな鉢に植え替えます。
庭植えの手順は?
深さ30cm〜40cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か
堆肥
を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量の半分を入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
水はけ
が悪いなら川砂を入れて水はけをよくしてから植えるか、レイズドベットや
高植え
にして水はけをとにかくよくします。水はけが悪いと夏越しの確率が下がってしまいます。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所
日当たりで管理します。日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
夏の管理場所
ただし、夏の蒸れ・高温が苦手なので、鉢植えであれば夏は風通しの良い半日陰に移動させます。
寒冷地であれば日当たりでも夏越しは問題ないですが、暖地だと枯れることがあります。暖地であれば寒冷紗で遮光するか、夏に枯れるものとして割り切ります。もしくは夏越しのために多少は花が減りますが、年間を通して半日陰の場所に植えましょう。
冬の管理場所
寒さに強いので防寒は不要です。寒冷地だと地上部が枯れ込みますが冬芽で越冬しているだけなので、鉢植えは水やりを継続して春を待ちましょう。
花ガラを摘む
花が咲き切ったら花茎を根元から切って取り除きます。
病害虫
立ち枯れ病
ようは水のやりすぎか土の水捌けが悪くて雑菌が繁殖した状態。栽培環境を見直しましょう。
メイガ
茎の内部を食べる芋虫です。
オルトラン
を前もってまいておくと大体は大丈夫ですが、それでも発生することがあるので観察して発見したら補殺します。
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ゴマノハグサ科
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