ユッカ・ゴールデンソードの育て方
目次
ユッカ・ゴールデンソードの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ユッカ・ゴールデンソード
- 科名
- リュウゼツラン科
- 属名
- ユッカ属
- 学名
- Yucca filamentosa 'Golden Sword'
- 耐寒
- マイナス20度〜マイナス25度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ユッカ・ゴールデンソードの特徴は?
ユッカ・ゴールデンソードは
リュウゼツラン科ユッカ属(イトラン属)のイトラン(ユッカ・
フィラメントーサ)の斑入り品種。イトランは葉っぱのフチに白い糸状のものが絡んでいます。
ネットの画像ではわかりにくいがゴールデンソードもイトランと同様に葉に白い糸が絡んでいます。斑入り部分の方が目立つので、あんまり気にならないですが、白い糸が絡んでいても
病気ではなく正常です。
特筆すべきは耐寒温度でマイナス25度まで耐えるので北海道でも戸外で越冬も可能。
アガベや
ニューサイランが栽培できない地域では良いが、アガベやニューサイランの方が葉っぱがしっかりしていて見栄えはよいかなと思うので、それらが植えられるなら、そちらを植えましょう。
夏に真っ白な花を咲かせるのも魅力。原種のイトランは頑健で他の地域に帰化していますが、イトランが受粉するためのユッカ蛾が日本にはいないため、広がりすぎないのも嬉しい。
ちなみに暑さにも強い。
樹高1.5m
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水やり
ユッカ・ゴールデンソードは乾燥に強く、庭植えにした場合は、自然に降る雨だけで問題なく育ちます。
鉢植えの場合は、土がしっかりと乾いてから
水やりをします。冬は活動が止まっているので水やりは控えてください。
肥料
春〜秋の生育時期に液体
肥料をやるといいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は毎年か二年に一回、植え替えをします。
用土
多肉植物・
サボテンの土で植え付けます。多肉植物・サボテンの土は
水はけよく、元肥も配合されています。
鉢の植え替えの手順は?
植え替えの10日前に水やりを止め、カラカラに乾燥させておきます。
古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とします。根を少しほぐすといいです。このまま日陰に置いておいて、根の切り口を乾かしてから植え直します。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。このときは水やりはしません。
植え替え後に1週間ほど日陰で水やりをせず管理してから、日当たりに戻して、水やりをします。そこまでしなくても枯れることはないですが、やった方が無難です。
庭植えの手順は?
庭土を深さ40cm〜50cmほど掘り返し、掘り出した土を多肉植物・サボテンの土と入れ替えて植えましょう。穴に半分だけ用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。株の土は少しほぐすと多少は根が広がりやすいです。
植え付け後には水をやらず、そのまま管理しておきます。
霜にあたっても枯れず、耐寒温度はマイナス20度〜マイナス25度とかなり寒さに強いです。土の水はけさえよければ雨ざらしでも大丈夫です。
管理場所
年間を通して戸外の日当たりか
半日陰で管理します。暑さ・寒さにも非常に強いです。鉢植えより庭植え推奨です。
剪定・切り戻し
葉っぱが枯れ込んだら、むしって取り除きます。そのままにしていると水を吸って腐って病気の元になることもあります。
斑入りではない緑葉は先祖返りしたもので、放置していると徐々に緑葉だけになってしまうので、緑葉は取り除いた方がいいです。
病害虫
ほとんどない。
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