ホオノキの育て方
目次
ホオノキの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ホオノキ
- 科名
- モクレン科
- 属名
- モクレン属
- 学名
- Magnolia obovata
- 別名
- ホオガシワ
- 耐寒
- マイナス25度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
スポンサーリンク
ホオノキの特徴は?
ホオノキは北海道・南千鳥から九州に自生する
モクレン科モクレン属の落葉高木。葉っぱが大きく、香りがあり、殺菌作用もあるため、これで食べ物を包んだり、包んで焼くなどに利用される。例)朴葉寿司、朴葉飯、朴葉餅、朴葉焼き、朴葉味噌。包むことが「包(ホオ)」…ホオノキの語源という説もある。
春に新芽が出て、5月〜6月に甘い香りの真っ白い花が開花、花が終わると結実し9月〜11月に赤くなる。
種子にはネバネバとしたものがついていて、ドロっと落ちていく。秋にはオレンジ〜黄色に
紅葉し、冬は落葉する。昔は庭に植えられていたが、大きすぎるし、葉っぱは使わなくなったので、現在はほとんど庭には植えられておらず、公園などの大きな施設に植えられている。
幹は真っすぐに伸び、樹高、花、葉の全てが大きく、日本の樹木の中で花と葉が一番大きい。成長が早い。
樹高20m〜30m
花言葉誠意ある友情、自然の愛情
スポンサーリンク
水やり
自然に降る雨でほぼ大丈夫。
肥料
基本的には追肥は不要です。生育が悪かったり、調子が悪いようなら2月に近くに深さ20cm〜30cmの穴を数箇所掘って
腐葉土を埋めるといいです。
植え替え・植え付け
時期
落葉時期に植え付ける。
用土
庭土に腐葉土か
堆肥を混ぜて
用土として、植え付けましょう。
庭植えの手順は?
適切な穴を掘ります。穴の深さは根鉢の2倍から3倍が理想です。具体的には、50cmから80cmの深さの穴を掘ります。掘り出した際に根が広がるのに邪魔ななので、大きな石があれば取り除いてください。その後、掘り出した土には腐葉土や堆肥を庭土に対して2割程度の割合で混ぜ合わせます。
次に、穴に半分ほど土を戻して、株を植えます。根鉢を穴に入れた後、周囲の隙間に土を埋めていきます。最後に、植え付けた植物にたっぷりと水をやって完成です。もし株が麻布で巻かれている場合は、そのまま植え付けてください。しかし、腐食しないビニールや針金が根鉢に巻かれている場合は、事前に取り除いてから植え付けるようにしましょう。
とにかく大きくなる樹木なので、スペースを取って植えましょう。
管理場所
日当たりのよい場所に植えましょう。北海道〜九州に自生する植物で、暑さにも寒さにも強いです。防寒は不要です。
剪定・切り戻し
樹形は乱れないものなので
剪定は不要ですが、たまに枯れ枝や徒長枝などが出るので、これを落とします。
花芽ができるのが8月なので開花後の6月〜7月に剪定するといいですが、花を気にしないならいつでも剪定してかまいません。
ノコギリで切るような太い枝を切った場合は、切り口に
癒合剤を塗っておくといいです。
病害虫
ほぼ見られない。
スポンサーリンク
関連記事
モクレン科