トラデスカンチア・トリカラーの育て方
目次
トラデスカンチア・トリカラーの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- トラデスカンチア・トリカラー
- 科名
- ツユクサ科
- 属名
- トラデスカンチア属
- 学名
- Tradescantea fluminensis cv.Tricolor
- 耐寒
- 3度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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トラデスカンチア・トリカラーの特徴は?
トラデスカンチア・トリカラーは
ツユクサ科の
トラデスカンチア・フルミネンシスの
園芸品種で、緑の下地に白とピンクの色が入るトリカラー(三色)が特徴。おそらく「トラデスカンチア」というと、この品種のこと。
匍匐して広がります。ハンギングの鉢に植えると葉・茎が垂れ下がって格好もいいですし、蒸れ対策になって健康にもいいです。
斑入りが特徴なんですが、先祖返りして緑葉が出て、緑葉に駆逐されてしまいますので、出てきたら摘むようにします。
栽培のより詳細は
を参考にしてください。
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水やり
土が乾いたら水をしっかりとやります。過湿が苦手で蒸れると枯れ込んでしまうので年間を通して、乾燥気味に管理します。
肥料
トラデスカンチア・トリカラーは
肥料はなくても育ちますが、肥料が多少あった方が生育もいいしツヤも綺麗です。真夏を除く5月〜11月の気温が20度以上の生育している時期は一ヶ月に2回か3回ほど液体肥料をやるといいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
植え替えは生育時期の春(4月)〜秋(9月)にします。鉢底から根が出ているなら
根詰まりしているので植え替えをしましょう。大体2年に一回、植え替えをしましょう。
用土
観葉植物の土か、自作する場合は
赤玉土6
ピートモスか
ココピートかベラボン3
軽石か川砂1を配合したもので植え付けます。
鉢の植え替えの手順は?
トラデスカンチア・トリカラーの植え替えの時は古い鉢を取り出し、半分〜3分の1ほどの
用土を落としてから、変色している腐った根は取り除いてから植え替えます。
新しい鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に上記の用土を入れて、トラデスカンチア・トリカラー株を入れます。株は高めにして、ウォータースペースを少なく植えると蒸れを予防できます。
あとは隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。これで完成です。
できれば1週間ほど明るい日陰で管理して養生するとなおいいですが、やらなくてもそれで枯れるってことでもないです。
管理場所
トラデスカンチア・トリカラーは日当たりを好みますので、春と秋はできれば戸外の日当たり。夏は
半日陰か木陰で管理します。
梅雨の高温多湿のときに腐って枯れ込みやすいですので、梅雨は刈り込んで風通しの良いところで管理します。
冬の寒さには強くないですし、霜に当たると枯れるので、室内に取り込んで日当たりで管理します。
剪定・切り戻し
蒸れに弱いので、梅雨前に根本から数センチのところまで刈り込んでおくと風通しがよくなり、梅雨に枯れ込みにくくなります。
病害虫
カイガラムシ、
ハダニが発生します。
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