ハボタン・光子シリーズの育て方
目次
光子の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所トウとは?春以降はどうする?病害虫より詳細は…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ハボタン・光子シリーズ
- 科名
- アブラナ科
- 属名
- アブラナ属
- 学名
- Brassica oleracea cv.
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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光子の特徴は?
光子(ミツコ)は
アブラナ科の
多年草の
ハボタンの品種。葉っぱが丸葉でフリルがかり、光沢があります。兵庫県の花芳(ハナヨシ)という会社で2003年に光沢ある
葉牡丹が発見され、それを交配させていくうちに生まれた品種が「光子」です。光子というのは開発・交配に尽力した社長さんのお母さんの名前です。
育て方は通常のハボタンと同じです。
光子のシリーズにはロイヤル、ブラックパール、切れ葉のブラックスワン、斑入りのポラリスなどがあります。
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水やり
光子(ミツコ)シリーズを鉢植えにした場合は、土が乾いてから、鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。乾燥気味を好み、
水やりが多いと調子を崩すこともありますので、土が濡れているなら水やりは控えましょう。
庭植えにした場合は、雨だけでほぼ大丈夫。
肥料
植え付けの時の元肥や、
培養土に最初から入っている
肥料成分だけで春までは問題なく生育するので、光子(ミツコ)シリーズに追肥は不要です。ただ春以降も栽培するならば5月〜8月に液体肥料を2週に一回やるといいです。
植え替え・植え付け
時期
10月〜12月あたりに光子(ミツコ)シリーズの苗が流通するのでこれを植え付けます。
用土
光子(ミツコ)シリーズは
酸性の土をちょっと嫌うので、庭植えであれば
苦土石灰で中和するといいです。鉢植えであれば一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢植えの植え付けの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、光子(ミツコ)シリーズの株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。春までの栽培なら詰めて植えた方がかっこいいです。
庭植えの植え付け手順は?
庭土を深さ30cmほど掘り返して、苦土石灰を混ぜて中和します。中和には1週間ほどかかるので、1週間たったら、その土に腐葉土か
堆肥を2割ほど追加して、用土とします。
穴に用土を半分戻して、光子(ミツコ)シリーズの株を植え付け、隙間に用土を入れていって最後にしっかりと水をやって完成です。株同士は数センチ空けて植えますが、詰めて植えたほうがカッコいいです。
管理場所
寒さには強いので秋〜春は戸外の日当たりで管理します。
半日陰でも枯れることもないので半日陰でもいいです。光子(ミツコ)シリーズは寒さには強いので、霜に当たっても寒風にあたっても枯れることはないです。ただ、ちょっと葉っぱが傷むかもしれないので、できれば避けたほうがいいですが、普通は気にしないです。
トウとは?春以降はどうする?
剪定することはないんですが、春になるとトウが立ちます。トウとは
花茎のことで先に
菜の花のような花を咲かせ、種とつけると株は枯れてしまいます。春になったら、撤去して春から夏に開花する植物を植えればいいのですが、トウを切ることでハボタン栽培は継続できます。
光子(ミツコ)シリーズのトウのツボミを切ると、種を作らず枯れずに栽培を継続できます。しばらくして脇枝が出てきて、その先に小さな葉が出てきます。こういう仕立て方を「踊り葉牡丹」といいます。そういう楽しみ方もできますが、まぁ、一般的には春〜夏の植物に植え替えるものだと思ってください。
病害虫
春以降にはコナガ、
アブラムシ、
ヨトウムシ、
ウドンコ病などが発生します。
より詳細は…
より詳細な栽培については
ハボタンを参考にしてください。
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