スノーランドの育て方…ノースポールとの違いは？
TOP > キク科 …最終更新画像投稿スノーランドの基礎データ
- 科名
- キク科
- 属名
- レウカンセマム属
- 学名
- Leucanthemum paludosum 'Snowland'
- 耐寒
- マイナス30度〜マイナス25度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
スノーランドの特徴は？ノースポールとの違いは？
パルドーサムの代表的な品種というと「ノースポール」がありますが、ノースポールはサカタの種、スノーランドはタキイと開発した会社が違います。見た目にはほぼ同じというか、全然見分けはつかないです。スノーランドはノースポールより大きく、ドーム状にまとまりやすく改良され、花も多く咲きやすいです。
昔はノースポール一択だったのが現在はスノーランドもよく見るようになったなと思いますが、ノースポールとして売られているけど実際はスノーランドってことも雑でお馴染みの園芸業界ではありそうなんですよね。並べると違いはわかるんですが、そうじゃないと分からないくらいの違いです。
草丈15ｃｍ〜20ｃｍ
植え替え・植え付け
時期・頻度
涼しくなる10月から冬に苗が流通するのでこれを植え付けます。スノーランドは一年草扱いなので植え替えることはないです。用土
よくホームセンターで販売している一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。鉢植えの植え付け手順
6号〜7号なら1苗、8号〜10号なら3苗を目安に植えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、高さを調節します。スノーランドの苗の土面が鉢のフチから1ｃｍ〜2ｃｍ下になるようにします。これは水やりのときに水が溜まるスペースになります。あとは苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやって完成です。
庭植えの植え付け手順
庭植え（地植え）の場合は、深さ15ｃｍ〜20ｃｍを掘り返し、掘り出した土に腐葉土か堆肥を３割か４割入れて、少量の化成肥料を混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、スノーランドの株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は10ｃｍ〜15ｃｍほど空けましょう。
水やり
庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。春以降はスノーランドは蒸れて腐りやすいくらいなので、刈り込んで蒸れを予防しましょう。鉢植えの場合は、土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。見た目よりも乾燥に強いので、水やりは控えめにするとうまくいきます。
肥料
春の開花する時期に液体肥料を10日か一週間に一回やるか、春に一回化成肥料を施肥します。肥料はあった方がいいが多すぎても、スノーランドは調子を崩すので様子を見て調節しましょう。管理場所
日当たりで管理します。スノーランドは寒さにはとても強く、防寒は不要。土が凍結しても枯れません。その代わり、夏の暑さに弱く夏までには枯れてしまいます。5月以降には抜いて夏に開花する植物に植え替えるといいです。植え替える植物は春から夏の定番を参考にしてください。
花ガラ摘み・剪定・切り戻し
花がしぼんだものを花ガラといいます。スノーランドは花ガラはこまめに摘むことで摘芯にもなりますし、次の花が咲きやすくもなります。気温が20度になると高温で蒸れて腐りやすくなります。高さ半分に刈り込んで、葉っぱをむしって風通しをよくすることで蒸れを防ぎましょう。
病害虫
アブラムシなどが発生します。スポンサーリンク
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