オキザリス・桃の輝きの育て方…曇りの日や夕方には花が閉じます

オキザリス・桃の輝きの特徴は？
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
病害虫
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植物名

オキザリス・桃の輝き

科名

カタバミ科

属名

カタバミ属

学名

Oxalis 'momo-no-kagayaki'

別名

モモノカガヤキ

水やり

水控え目

場所

外の日なた

難易度

初心者向け

オキザリス・桃の輝きの特徴は？

オキザリス・桃の輝きはカタバミ科カタバミ属の球根植物。鮮やかなピンクの花色が目を引き、草丈が低くて暴れないのも嬉しい。オキザリス・ヒルタに似ているが桃の輝きの方が花が少し大きいし、葉っぱの形状も少し違う。

庭の前景や、グランドカバーに適しています。鉢植えも可能です。球根が太るとよく開花し、年々、花の量が増えていきます。生育時期に日光にしっかりとあて、肥料をやって球根を太らせ、密生したら株間を空けて上直すといいです。

昼にお天気だと花が開き、夕方になると花が閉じる。なので昼間に作業をしない人は、下手すると花が開いた状態と出会わないこともあります。

桃の輝きは冬咲オキザリスの一種で、秋から春まで開花し、夏になると休眠して地上部が枯れ込みますが球根は生きていて秋にまた芽吹きます。夏に過湿にすると腐って枯れることもあるんですが、植えっぱなしでそのまま夏越しさせるのが通常です。密生して生育が鈍くなるなら地上部が枯れたときに掘り上げて、日陰で干して保存しておいて秋に植え直しましょう。
草丈10ｃｍ〜15ｃｍ

水やり

桃の輝きは過湿が苦手なので水のやり過ぎに注意します。

庭植えにした場合は、年間を通して自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。

鉢植えの場合、秋・冬・春は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。夏に地上部が枯れ込んで桃の輝きが休眠したら、半日陰に移動させて水やりはストップします。気温が25度くらいになって涼しくなったら水やりを再開させます。

肥料

基本的に植え付け時に入っている元肥だけでワンシーズンは大丈夫ですが、植え替えをしていない2年目以降は、球根を太らせるために、秋から春の生育時期に2週に一回、液体肥料をやるといいです。

桃の輝きは痩せ地に育つ植物なので追肥がなくても枯れませんし、肥料が多いと葉っぱがしげるばかりで花が咲かなくなります。ただ、球根を太らせ、花を増やしたいなら2年目以降は追肥をするといい…って感じです。

植え替え・植え付け

時期・頻度

一般的に秋〜冬に苗が流通するのでこれを植えます。

2年目以降も同時期に植え替えるか、地上部が枯れて休眠する夏に桃の輝きを掘り上げて、みかんネットに入れて風通しの良い日陰に吊るしておいて気温が25度以下になる9月以降に植え直します。

密生すると桃の輝きの球根が太りにくくなるので、2年か3年に一回掘り上げて株間を取って植え直すといいです。球根が大量にできた場合、小さな球根は開花しにくいので、間引いて小さいものは廃棄しましょう。

用土

ホームセンターや園芸店で販売している培養土で桃の輝きを植え付けます。自前で作るなら赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜて使いますが、手間なんで培養土を買った方がいいですよ。

苗の植え付け

購入した苗はできれば現在のポット1号ほど大きな鉢に土を足して植えるといいです。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、用土を少し入れ、桃の輝きの株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2ｃｍ下になるように調節します。この2ｃｍは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

球根の植え付け手順

5号鉢で10個、7号で15個くらいを目安に植えます。適当に株間を3ｃｍほど空けて植えればいいです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、桃の輝きの球根が深さ1ｃｍになるように植えます。もしくな苗を普通の鉢植えと同じように植えます。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

庭植えの手順

深さ15ｃｍ〜20ｃｍを掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量の半分だけ入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、桃の輝きの球根・株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。球根を植える場合は深さ1ｃｍ、球根同士を3ｃｍ空けて植えましょう。

ところで、土の配合がピッタリだと根付いて広がるのですが、嫌になって掘り上げても、小さな球根が残って、なかなか駆除しきれないってことがあるので、庭植えより鉢・プランター栽培を推奨します。

管理場所

秋・冬・春は日当たりで育てます。日光が少ないと、開花が鈍くなりますから、とにかく日当たりで育てます。寒さには強いので防寒は不要です。

冬の寒さに当たると桃の輝きの葉っぱが赤くなりますが、別に病気ではないのでそのまま放置しましょう。

夏は暑さで地上部が枯れてしまいます。水やりをストップして日陰で管理しておきます。地上部がないと何を植えていたのか全然わからないので、タグを立てておくといいです。タグには油性ペンで名前を書いておきます。

病害虫

ほとんど見かけない。

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