カランコエの葉が腐ってグチャグチャになる理由
目次
カランコエの葉が腐ってグチャグチャに…葉っぱに水をかけた臭い?以上関連記事スポンサーリンク
カランコエの葉が腐ってグチャグチャに…
カランコエは
ベンケイソウ科の
多年草。
ホームセンターやお花屋さんで見かける定番の花鉢です。栽培は容易とされるんですが、
多肉植物の性質に近く、初めて手を出した人は失敗しやすい印象がありますね。
栽培していると葉っぱがグチャグチャになって腐ってることありませんか?
葉っぱに水が染みて変色している。
場合によっては臭い。
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葉っぱに水をかけた
カランコエや
ベゴニアのような葉っぱの肉厚な植物は葉に水を溜め込む機能に優れていて乾燥に強いのですが、反面、
水が葉っぱに掛かるとトタンに葉っぱがグシャっと傷んでしまいます。ちょっとかかっただけで、なります。葉っぱの上に水が乗っかって、時間をかけて染みていって腐るんじゃなくて、軽く触れただけでも、すぐじゃないですがなります。
なので
水やりをするときは、葉っぱに水が掛からないように葉っぱを持ち上げて、土に水が掛かるようにしてください。そのために口の細い
ジョウロがあると便利です。それでもミスることはありますよ。
雨に当たっても当然、同様にグチャグチャになります。雨に当たらないようにしましょう。
グチャグチャになった部分は放置せず、必ず取り除きます。取り除かないと健康な部分まで、枯れてきます。あとは、通常の管理をしましょう。
葉っぱに水をやっていると、葉っぱはグチャグチャになり、ぐちゃぐちゃになったところを切っていくと、なんか茎がヒョロっと伸びただけの状態になります。こうなると、
摘芯して徐々に短く詰めていくか、
挿し木して新しく短い株を仕立て直すかします。
臭い?
おそらくは
根腐れしています。
そもそも水やりが多くて、根腐れして雑菌が繁殖して、それが徐々にカランコエに上がってきて株全体が腐ってしまった。だから、腐臭がしたんです。
この状態ではもう回復は厳しいです。
余談ですが、店舗で販売しているカランコエは黒い土で植えられています。これは
ピートモスが多く含まれ、水もちがよいのです。乾燥を好み、過湿を嫌うカランコエがどうして、そんな土に植えられているのかというと、生産者(農家)が管理する上で、水もちのよい土を使って、水やりの頻度を減らした方が労働コストを減らせるからです。
ところが、カランコエを購入した一般家庭では、水やりがかなり微妙になってどうしても根腐れしやすいんです。もしも今後、カランコエを購入するのであれば、多肉植物の土など、
水はけの良い土で植え替えておくことで、根腐れのリスクを大幅に減らせますよ。
以上
カランコエの葉がグチャグチャになる原因と対処法でした。
それではまた。
通常の栽培については
を参考にしてください。
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