ムラサキハナナの育て方

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ムラサキハナナの基礎データ

ムラサキハナナ
科名
アブラナ科
属名
ムラサキハナナ属
学名
Orychophragmus violaceus
別名
紫花菜、諸葛菜、大紫羅欄花
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ムラサキハナナの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。

ムラサキハナナとは?特徴は?

ムラサキハナナ:ムラサキハナナとは?特徴は?
ムラサキハナナは中国に自生するアブラナ科一年草。ヨーロッパや日本で帰化している。栽培は容易。文字通り、紫色のハナナ(アブラナ)であり、アブラナと同じように油も取れる。葉は食べられない。

春(3月〜5月)に開花し、5月〜6月に種が落ちる。こぼれダネで来年も生えてくる確率が高い。なので翌年以降、ちょこちょこと生えてきて困るかもしれない。困るなら開花前に抜けばいいです。

別名の諸葛菜は諸葛亮孔明がこの種をまいたとされることから。ネットショップで種が流通しているのでこれをまいて栽培しましょう。

鉢植えでも地植えでも栽培はできます。
草丈40cm〜60cm
30cm〜40cm
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水やり

乾燥に強く、日本の環境に帰化しているので、地植えなら自然に降る雨だけでほぼ問題ない。乾燥しているようなら、様子を見て水やりをする程度。

鉢植えであれば土が乾いてから水をやります。

肥料

痩せ地でも育つので、追肥は不要。

植え替え・植え付け

時期

暖地中間地では9月〜10月に種をまいて、苗をつくるか、苗を10月〜11月ごろに植える。寒冷地では4月前後に種をまきます。発芽温度は20度〜25度。一度、植えると翌年以降はこぼれダネで生えてくる。

もしも翌年以降に生やしたくないなら、種を作る前に花を刈り込んでおくと予防できます。

用土

一般的な培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。

種まき

直播でもいいし、ポットで苗を作ってもいい。直播のときは筋をつくり、そこに種をまいていき、少し土を被せて、乾燥しないように水やりをしていると1週間ほどで発芽します。発芽後に、間引いていって、通常の2倍に薄めた液体肥料をやります。株間20cm〜30cmほど空くように調節していきます。

ポットで苗を作った場合も同様に30cm前後の株間になるように植えてください。

鉢の植え付け手順

6号〜7号に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

一年草なので植え替えることはないです。

地植えの手順

深さ20cmを掘り、土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れて土を作ります。痩せ地でも育つので、土を作らなくてもいいですが、有機物があった方がやっぱり生育はいいです。肥料は入れなくていいですが、少量入っていると植え付け後の生育はよいです。

あとは株間20cm〜30cmになるように植えていき、最後にしっかりと水をやれば完成です。

管理場所

秋に植え付けた後は戸外の日当たりで管理する。マイナス5度以下になると株が枯れるので土が凍結しないようにする。もしくは凍結しなくなってから植え付けをする。発芽してから寒さにあたって花が咲きやすい。

耐寒温度はマイナス5度。ただ、中国の東北部で見られるので、マイナス5度で株が枯れるが、種はマイナス5度以下の寒さでは枯れず、気温が上昇すると発芽する。

病害虫

ハモグリバエエカキムシ)、イモムシなど。
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こぼれダネ一年草

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