フォッサギラ・マヨール(シロバナマンサク)の育て方
目次
フォッサギラ・マヨール水やり肥料植え付け挿し木管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- フォッサギラ・マヨール
- 科名
- マンサク科
- 属名
- シロバナマンサク属
- 学名
- Fothergilla major
- 別名
- シロバナマンサク
- 耐寒
- マイナス25度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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フォッサギラ・マヨール
フォッサギラ・マヨール(シロバナマンサク)は北アメリカに自生する
マンサク科の落葉
低木。春に白い花を咲かせます。秋になると寒さに当たって
紅葉します。幹は根元から何本も出る株立になります。
樹高が低く庭木として管理しやすく、花・紅葉・落葉と季節を感じられる
シンボルツリーとしても利用できます。
高さは低いですが、枝が横に伸びて結構はりますので、植えるのであれば、スペース(直径3m)をしっかりととって植えます。
ところで、同じマンサク科でシロバナ
トキワマンサクがありますが、そちらは常緑で葉っぱが冬もあり、このページのフォッサギラ・マヨール(シロバナマンサク)は冬は落葉し、春に花だけがまず開花し、その後に新芽が出てきます。常緑がいいなら、そちらをどうぞ。
樹高1m〜1.5m
横幅3m〜3.5m
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水やり
地植えにするもので、地植えにしたら自然の雨だけでほぼ大丈夫。根本に日光が当たっているなら、夏の乾燥時期は様子を見て
水やりをしてあげてください。
肥料
寒肥として2月に一回。これは新芽と花のため。開花後に一回。これは開花で疲弊した株の栄養補給のために、化成
肥料を規定量やります。もしくは
油粕を埋めます。
化成肥料は株の近くにまきます。油粕なら、根に当たらないように深さ20cmの穴を数カ所ほど掘って埋めてください。
肥料があった方が花がよく咲くので、必ず毎年肥料をやってください。
植え付け
時期
植え付けは落葉時期。2月前後か、落葉直後の11月前後です。寒さには強い植物ですが、厳冬時期は避けた方が無難です。まぁ、それで枯れるってこともなかなかないですが。
地植えの手順
直径40cm深さ40cm、もしくは50cmの穴を掘って、掘り出した土に
腐葉土か
堆肥を土に対して2割〜3割ほど入れ、化成肥料を説明書きの量をだけ入れてよく混ぜておきます。
穴に半分の土を戻して、苗を入れ、隙間に
用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。
挿し木
春の新芽が硬くなる6月ごろに5cm〜7cmほど切って、下の葉っぱを取り除き、葉っぱ3枚〜4枚だけを残して、
水揚げします。
水揚げは水を張ったコップに切り口を1時間ほどつけて、葉っぱの先まで水を行き渡らせる行程です。水揚げをしていないと、発根までにしおれてしまいます。
これを
赤玉土小粒を入れた挿し床にさし、乾燥しないように明るい日陰で管理していると3週間〜一ヶ月ほどで発根します。発根したら、ポットに植え、それが大きくなったら、地植えにしていきます。
管理場所
日当たりで管理します。
寒さにはかなり強いので、防寒は不要です。
剪定・切り戻し
樹高が高くなりすぎないので、
剪定することはあまりないです。あまりに密生したら、風通しをよくするために切ったり、乱れて、四方に伸びたら、邪魔な枝を切ったり、枯れた枝を取り除く程度です。
少量の剪定なので、剪定はいつでもいいですが、落葉時期にしておくと作業が楽です。
病害虫
ほとんど見られない。
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