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メカルドニアの育て方

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メカルドニア
目次
メカルドニアの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・挿し穂
管理場所・日当たり
剪定
病害虫
特徴・由来・伝承
最後に…
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学名などの基礎データ
メカルドニアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
メカルドニア
科名
ゴマノハグサ科
属名
メカルドニア属
学名
Mecardonia procumbens
別名
プロカムベンス
耐寒
0度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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メカルドニアの特徴は?

メカルドニアはアメリカに自生するゴマノハグサ科オオバコ科)の多年草。黄花のメカルドニア・プロカムベンスが主に流通し、プロカムベンスの品種のゴールドフレーク、ゴールドダスト、モンフレール、イエロージュエルが流通しています。まれに白花のメカルドニア・アクミナータが流通します。

春に苗を植えて初夏から秋にかけて花を咲かせ、夏でも開花が止まりません。開花は多いが花が小さいので、夏の他のガーデニング材と比べるとイマイチかもしれません。霜に当てると枯れますが、暖地ならば戸外で越冬し、毎年咲きます。寒冷地・中間地でも冬は室内に取り込むなどすれば越冬は可能ですが、厳しいので「一年草扱い」です。

匍匐する性質でハンギングにも、背が低いので前景にも向いていますし、夏の暑さに強く、温暖化で元気がなくなる夏の庭を彩ってくれます。ただ花が小さく、単体では目立たないため、他の植物と合わせて植えた方がいい。育てやすく、頑健です。開花時期の間ポツポツ咲いてくれます。
草丈10cm前後、横幅30cmから50cm
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水やり

鉢植えの水やり

鉢植えの場合、土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が濡れているうちは水をやらないようにします。ある程度の湿度には耐えますが、土が常時濡れているようだと根腐れを起こして枯れてしまいます。

真夏の極端な乾燥には葉先から枯れ込んできますので注意してください。鉢植えで夏に水切れするなら、半日陰〜明るい日陰に移動させて水切れを防ぎましょう。

冬は土が乾いて数日たって水をやります。

庭植えの水やり

庭植えの場合は自然の雨だけで基本は十分です。真夏の乾燥時期や日照りのときは水をやってください。

肥料

花が咲く期間は液体肥料を月に2回か3回与えてください。肥料が多いと株は大きくなりますが花が付きづらくなり、病気にもなります。肥料が多すぎないように、元肥を少なめにして液肥で調整しましょう。
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植え付け・植えかえ・挿し穂

時期

春(4月〜5月)に苗を植え付けます。鉢植えの場合は、毎年か2年に一回、春に植え替えをします。植え替えの際に株分けも可能です。

用土

水はけのよい土で植え付けます。市販の花と野菜の培養土を利用するか、赤玉土腐葉土4を混ぜたものを使います。

鉢植え

横に広がるのでプランターに複数株を植えるのは向いていません。植えるなら7号・8号鉢以上の鉢に1苗にしましょう。

鉢植えの底の穴に鉢底ネット(鉢底網)を敷く。鉢底ネット(鉢底網)はホームセンターに売っています。網を敷くのは土が流れ出ないようにするため。その上に鉢底石(軽石)を2cmほど入れて、用土を入れて株を入れて、隙間に土を詰めて、最後に水をやって完成。

冬を越したら4月に株分けする。株はさっくり手で分けて、別々に植えればいいです。

庭植え

深さ20cm程度の穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、化成肥料を入れないか、入れても少量にしておきます。これを混ぜて用土とします。穴に用土を半分戻し、株を配置します。株と株は30cmほど空けて植えます。

隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

挿木(挿し穂)で増やす

4月〜5月・9月あたりに三節(10cm)ほどの穂を取って、土に挿す側の葉っぱを取り除いて、土に挿していると発根する。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所に植えます。夏の湿気や暑さにも負けず、植える場所に気を使う必要はありませんので、気楽に植えることが出来ます。半日陰以上あれば生育し開花します。

越冬

メカルドニアはまだ流通量が少なく、毎年安定して手に入らないので、「一年草」と割り切れない人もいるかと思います。寒さには強くなく、霜に当たれば枯れますが、暖地だと戸外で越冬します。寒冷地や中間地では室内で管理すれば越冬も可能ですが、室内では日当たりが確保できず、日照不足で枯れやすい。

中間地であれば霜の当たらない戸外なら越冬するかもしれないので、軒下などで管理するか、霜よけをして越冬させるといいです。
最近は品種改良され、寒さに強いものが増えているので、越冬しやすくなっている。

剪定

過湿には強いとはいっても、蒸れると枯れ込んできて見た目に良くないです。そこで梅雨前に一旦刈り込んで、蒸れ予防しておきます。
下葉からどうしても枯れ込んでくる。単なる生理現象だが、見た目によくないだけですので、気になるなら剪定する、くらいでもいい。

病害虫

病気・害虫はほとんど見られない。

特徴・由来・伝承

日当たりのいい場所に植えておくと、夏の暑い時期でも花を咲かせるグランカバー向きの匍匐性植物で、横へ横へと広がっていきます。花が小さく、「咲き乱れる」というものではありませんが、肥料が途切れなければ花が途切れることもなく、管理が楽なので、今後、流行る可能性があります。

最後に…

メカルドニアと同時期に植え付け、春から夏に開花する植物を春から夏の定番のページにまとめているので、参考にしてください。
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