ベロニカ・グレースの育て方…地植えもできますが鉢植え推奨!
目次
ベロニカ・グレースの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所・日当たり病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ベロニカ・グレース
- 科名
- ゴマノハグサ科
- 属名
- クワガタソウ属
- 学名
- Veronica grace
- 耐寒
- マイナス10度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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ベロニカ・グレースの特徴は?
ベロニカ・グレースは
ゴマノハグサ科ベロニカ属の常緑
多年草。長期間開花して、寒さに当たると花が終わるが、葉っぱが銅色(チョコレート色)になり、これも魅力。冬は寒さで落葉し地上部が枯れても根が枯れていなければ春にまた芽吹いて開花する
宿根草です。
夏越しで失敗して枯れることが多い。梅雨前などに刈り込んで風通しよくしておくとよいです。
草丈40cm〜60cm
幅30cm〜40cm
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水やり
土が乾いたら水をやる。
鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやる。鉢底から水が出るくらいにやるときはやり、やらないときは水をやらない。毎日ちょっとずつ水をやるのが一番よくない。メリハリよく水をやる。土が乾くまで
水やりは我慢。
冬は地上部がなくなって水やりを忘れがちになるが、土が乾いてから数日後くらいに…土中の水がなくなってから、水をやります。完全に断水すれば枯れますし、頻繁に水をやれば
根腐れします。よくわからない場合は、
土壌水分計で計測して植えるといいです。
庭植えの水やり
庭植えの場合は土の様子を見て定期的に水をやる。春や秋や冬は自然に降る雨だけでもほぼ大丈夫だが、夏は高温で蒸発が激しいので、庭植えでも水やりは必須。様子を見て水やりをします。
肥料
春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)に緩効性
肥料(化成肥料)を1ヶ月に一回少量やるか、液体肥料を2週に一回か、毎週やる。肥料があった方が花付きがいいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
普通に植えつければ問題なし。根をいじってもそれで枯れることもない。植え付けは春か秋…というか真夏と真冬を除いた時期ならいつでもいい。流通しているときに買って植えればいいです。
鉢植えはできれば毎年、最低でも2年に一回植え替えをします。
用土
用土は選ばない。
弱酸性〜中性で、常識的な
水はけであれば問題ない。一般的な
培養土でもいいし、
ハーブ用の土でもいい。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4か赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。
庭植えの場合は、庭土に腐葉土か
堆肥を混ぜて用土とします。
鉢植え
鉢植えの場合は、鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます(ポットから植える場合は土も落とさないし、地上部も刈らない)。
庭植え(地植え)
高温多湿が苦手なので鉢植えでその都度移動させるのがよいですが、地植えもできます。地植えにする場合は夏に風通しの良い
半日陰の場所にしましょう。
根鉢の2倍から3倍の大きさの穴を掘ります。おおよそ直径30cm深さ25cmくらいです。次に、掘り出した土に腐葉土や堆肥を3割から4割程度混ぜます。これに加えて、少量の化成肥料…説明書の半分の量を加えて土をよく混ぜ合わせます。
その後、穴に半分ほどの土を戻し、植物の株を慎重に配置します。隙間に作った残りの用土を入れ、最後にたっぷりと水を与えて植え付けを完成させます。
管理場所・日当たり
戸外の日当たりか半日陰で。日光が少ないと花が少ないので、春と秋は日当たりがよいのですが、夏の高温多湿が苦手なので、庭植えにする場合は半日陰(木漏れ日)に植え付けます。
鉢植えは春と秋は戸外の日当たりで日光にしっかりと当てます。
夏越し
ベロニカ・グレースは夏の高温多湿が苦手なので夏は半日陰か、明るい日陰の涼しいところに移動してください。
梅雨前か夏前に全体を半分ほど刈り込んで、傷んだ葉っぱを取り除いて風通しを良くしておくと夏越ししやすくなります。
管理人は広島ですが、広島でも鉢植えで夏越しは問題なくできたので、そう難しいことではない。
越冬
耐寒温度はマイナス10度とかなり寒さに強く、冬も戸外で越冬する。北海道でも越冬するらしい。寒さで落葉し、地上部が枯れても根が枯れていなければ春には株元から新芽が出ます。雪が積もると保温になって地下は0度前後に保たれるので、雪が積もらない場所では土がガッツリ凍るので無理だと思います。多分。
●雪が積もると枝が折れるけど、基本的にそういう地域では地上部がなくなるので気にしないでもいい。
病気・害虫
斑点病・べと病などが発生します。風通しをよくして、水はけの良い土に植えれば発生は抑えられます。
最後に…
ぱっと見は全然違いますが、
ベロニカの仲間です。他のベロニカについては
を参考にしてください。
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