プリペット(セイヨウイボタ)の育て方…正確にはプリベットね

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プリペットプリペットの基礎データ
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プリペット
科名
モクセイ科
属名
イボタノキ属
学名
Ligustrum vulgare
別名
セイヨウイボタ、ヨウシュイボタノキ、プリペート
耐寒
マイナス30度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
プリペットの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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育て方:プリペットってこんな植物です

プリペットはモクセイ科イボタノキ属の常緑広葉樹の低木。プリペットと呼ばれますが、本来は「Privet」で「プリベット」と呼ばれるべき植物です。どこかで間違えたか、濁音を嫌って流通名を決めたかは分かりません。寒さに当たって寒冷地では落葉しますが、地域によっては、ちょっと葉っぱが落ちる程度で常緑になります。

花は春に芽吹く新しい枝の先に咲きますので、この枝先さえ落とさなければ「剪定したら花芽も落としてしまって、翌年花が咲かなかった」ということはありません。ただ、花は綺麗ではありますが、花が咲かなくなってもいいから、剪定して、葉を生垣に使うのが一般的な利用法です。

余談

プリペットで検索すると「プリペット通り」という名前が出てきます。これはハリーポッターが最初に住んでいた叔母の家があった通りの名前です。ちなみに、この叔母さんの名前がペチュニア・ダーズリー。JKローリングはガーデニングに興味があるのでしょうか?それともイギリスのガーデニング文化の深さでしょうか?
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品種・仲間

シルバープリペットシルバープリペットはプリペットの仲間のコミノネズミモチ園芸品種で、葉っぱに白い斑が入るシルバープリペットの方が、プリペットよりメジャーです。シルバープリペットは先祖返りして緑葉が出てくるのでこれを剪定して斑入りを維持しましょう。

緑葉を放置していると徐々にプリペットになってしまいます。

それ以外のプリペットと育て方は同じです。
グリーングローバルコミノネズミモチの園芸品種で非常に樹高が低くて、葉っぱが小さい園芸品種。生垣にはできませんが、剪定なしに小さくまとまるので植え込みの前景に植えるといいです。
★★グリーングローバル

水やり

庭植えした直後は水をやります。一旦根付くと、自然に降る雨だけで十分なので、日照りでもない限りは水をやる必要はありません。

鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやります。

肥料

寒肥として落葉する2月あたりに、根本に固形肥料(化成肥料)を規定量置きます。もしくは油粕と骨粉を混ぜたものを根に当たらないように周囲に埋めます。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

活動が始まる前の春か、活動が鈍くなる秋に植え付け・植え替えを行うといいですが、真夏と真冬以外であればさほど気にしないでもいいです。ただ、開花しているときはいじらない方がいいです。

鉢植えの場合は鉢底から根が出ているようなら根詰まり寸前なので植え替えをします。もしくは土が二年〜三年で劣化して泥になってしまうので、その前に植え替えるようにしましょう。

用土

プリペットはさほど土質は選ばないのですが、肥沃な土だと生育がよく健康に育つので、鉢植えであれば、市販の花と野菜の土で植えるか、自作するなら赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。

庭植えならば庭の土に腐葉土と堆肥を3割ほど混ぜて肥沃な土にしてから植え付けします。

庭植え

植え付けの1週間前に直径30cm〜50cm深さ30cm〜50cmほど掘り返して、元の土に対して2割〜3割ほどの腐葉土か堆肥を混ぜ、化成肥料を規定量入れて用土とします。

穴に半分だけ用土を戻し、苗を配置します。株同士は30cm〜40cmを空けます。隙間に用土を入れ、最後にしっかりと水をやって完成です。グラグラするなら支柱を立ててくくりつけます。

鉢植えの植え替え

最初に7号〜8号の鉢に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え替えの場合は、現在の鉢から株を取り出し、古い土を少し落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所に植え付けします。半日陰でも生育しますので、一日に数時間程度しか日が当たらない場所でもOKです。ただし、花つきは悪くなりますし、徒長しやすいので日当たりで管理するのが一般的です。

耐寒温度はマイナス5度。霜に当たるくらいでは枯れませんが、冬の寒さには若干弱く、寒さに当たって落葉することもありますが、枯れていなければ春になると芽吹きます。暖地では基本的には落葉しないが、植え付けて1年目か2年目までは落葉することもあります。

剪定

3月以降に伸びた枝先に花芽がつきますが、花芽は秋にできているので、秋以降に剪定すると花が減ります。花を意識するのであれば、開花後〜秋までに剪定をします。気にしないなら剪定時期はいつでもいいです。

花が咲かなくてもいいなら、適当な時期に、適当に好きな形に刈り込みます。プリペットはよく芽吹いて生垣に利用されます。少々強い剪定をしても大丈夫です。むしろ生育が早いため、年に2回か3回は剪定しないと伸び放題になりますので、花芽を無視して、こまめに剪定しましょう。開花を気にせず剪定するのが「一般的」なプリペット栽培です。
●ちなみに花にはクリの花のような「人によっては不快な香」があるため、咲かせない方がいいかもしれない。

病気・害虫

ハマキムシカイガラムシが発生します。見つけ次第、薬で駆除します。
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