詳細解説版ペチュニアの育て方…管理場所・肥料などを詳細に解説

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ペチュニアの育て方(詳細解説)(衝羽根朝顔)

ペチュニアの育て方(詳細解説)
科名ナス科
属名ペチュニア属
学名Petunia
別名衝羽根朝顔
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料

ペチュニアの育て方

ペチュニアの育て方
文章の修正概要
ペチュニアはナス科の一年草扱いの植物。一般的には苗が4月前後に出るのでそれをプランターや庭に植えます。春・夏・秋と直射日光にも負けずワンワンと咲き乱れ、寒さに弱いために冬には枯れてしまいます。非常に人気の園芸材でとにかくよく咲く。花がら摘み、摘芯肥料、日光、土など条件をそろえれば更によく咲きます。初心者向けの夏のガーデニング材。
まとめ
水やりは普通。土が乾いたら水をやる。夏は朝夕二回やる。ただし温暖化のせいで夏は水切れが起きやすい。
●日当たりで管理。日光が少ないと花が咲かない。半日陰でも咲くが、やっぱり日当たり。
●肥料が切れると花が止まる。肥料は追加するもの。
●霜が降りる頃には枯れる。それでおしまいの一年草。
●摘芯すると脇芽が出てよく花が咲く。というか摘芯しないとダメ。
●花がら(咲き終わった花)はこまめに摘み取って捨てましょう。
●古い土で絶対に植えない。古い土で植えると生育不良を起こす。
●昨年ナス科植物を植えた場所には植えない。連作障害を起こします。
●鉢植え・プランターはできるだけ大きなものに植える。でないと夏に非常に水切れしやすい。

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ペチュニアの水やり

鉢植えの水やり

ペチュニアの水やり
文章の修正鉢植えの水やりは土が乾いてから
土が乾いていたら水をタップリとあげます。鉢やプランターの場合は鉢底から水がしみ出すくらいにあげてください。生育が早く、気温が高いとよく水を吸い上げます。水切れすると生育が鈍くなるので注意。ただし土が長期間濡れていると根腐れすることがありますので土が濡れているようなら水はやらないでください。
●夏は朝と夕方の二回、水やりしないと水切れする。
●水をやるときは鉢底から水が出るまでシッカリとやる。
●植えた鉢が小さいと土が少なく、夏に水が全く追いつかないことがある。その場合は半日陰に移動する。

庭植えの水やり

文章の修正庭植えの水やり
土が濡れている間は水をやらないようにします。庭植えでも水やりは必要です。特に夏は庭植えでも水切れして萎れてしまいます。4月5月は晴れたら水やり、梅雨の間は水やり不要。梅雨明け以降は庭植えでも朝夕の二回、しっかりと水をやります。
水やりが面倒ならば自動水やりタイマーとホースでの水やりを検討します(熱射病対策にもなる)。

ペチュニアの肥料

ペチュニアの肥料
文章の修正肥料を必ず追加してください
花が咲いている期間は1週間に一回、液肥をあげてください。ペチュニアは、とにかく咲き続けるので肥料が切れると途端に花が止まります。植え付けのときの培養土にも肥料は入っていますが不足します。肥料はリン・窒素・カリがバランスよく入っているものを使います。窒素に偏っていると花が咲きません。
●ペチュニアの専用肥料がありますのでそれがオススメ。
●培養土や専用土の土は一ヶ月ほどでペチュニアが使い切る。それ以降は肥料を追加しないと花が咲きづらい。
●ペチュニアを販売している会社の見本の画像って信じられないくらいに花が咲いていますよね。摘芯も多少はありますが、最大の違いは肥料じゃないかと。肥料を多めにやると目に見えてよく開花・成長します。ただし、肥料を増やすのは気温が高くなってからね。
●上には「液体肥料を週に一回」としているが、そこにプラス緩効性肥料を一ヶ月に一回やるといい。固形肥料+液体肥料。普通の二倍です。そのくらい「肥料食い」です。
●ペチュニアの葉っぱが黄緑になるのは肥料・鉄・マグネシウムの不足のどれか。ペチュニアは弱酸性を好み、石灰をやりすぎると鉄不足になる(アルカリよりになるとミネラルを吸収できなくなるため)ので石灰はほどほどに。鉄不足はメネデール(か鉄力アクア)をマグネシウム不足は苦度石灰を、肥料不足なら即効性の液肥を。
●鉄不足を補うためには、まず弱酸性にする必要がある。雨は弱酸性なので野晒しにしている限り、普通は弱酸性で鉄不足は単に鉄不足で二価鉄(メネデールや鉄力アクア)をやれば十分。
●ペチュニアの微量要素不足は土ではなく葉っぱに直接かけた方が効果が早い。

ペチュニアの植え付け

植え付け時期

文章の修正植え付け時期
ペチュニアの苗の植え付け時期は4月から6月7月あたり。4月は植え付けできるが、霜にあたると一発で枯れる。4月は地域によっては霜が降りるし、年によっても霜が降りる(霜が降りるような気温でも枯れる)。無難なのは5月以降の植え付け。
●植え付けてしまった場合は、軒下や室内に取り込むことで寒波を避ける。
●3月あたりから苗が出回るが4月下旬くらいまで待った方が賢明。んなことは分かっていてもガーデナーは我慢できない。
参考その他の注意点は以下のリンクから。
ペチュニア・カリブラコアの栽培の注意点

ペチュニアの用土

文章の修正用土
鉢植えの場合は、一般的な培養土でもいいし、ペチュニアの専用の土というのもあります。これらで植えるのが簡単で安上がりです。自作する場合は赤玉土腐葉土4に緩効性化成肥料を混ぜたものを使います。
庭植えの場合は、庭の土に腐葉土・堆肥を3割ほど混ぜ、緩効性化成肥料を足してよく混ぜて用土とします。もしくは一般的な培養土や専用の土で植え付けをします。
●連作障害を起こすので必ず新しいものを使うこと。去年使った土で植えたり、過去2年か3年ほどナス科植物を植えた場所に植えると生育障害を起こす。
●一般的な培養土やペチュニア専用土には最初から肥料や成分が入っていて、殺菌・中和してあります。

鉢への植え付け手順

文章の修正鉢への植え付け手順
できるだけ大きな鉢を用意します。直径30cmに1苗。複数の苗を植えることもあるが基本は1鉢に1苗。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。
参考その他の注意点は以下のリンクから。
ペチュニア・カリブラコアの栽培の注意点

庭植えの植え付け

文章の修正庭への植え付け手順
30cmほどの深さの穴をほって、その土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、肥料を混ぜます。
あとは、苗を植え付けします。苗は少しほぐしたほうが根が広がりやすいです。株同士は30cm空けます。ペチュニアは基本的に「這う」ものです。立ち性のものありますし、コンモリしやすい品種もあるんですが、それでも「這う」ものなので庭の配置としては手前に植え付けるようにします。
参考その他の注意点は以下のリンクから。
ペチュニア・カリブラコアの栽培の注意点

ペチュニアの挿木・種まき

文章の修正挿木・種まき
ペチュニアは挿木で増やすことも可能。春に高い苗を一つ買って挿木で増やして庭中にペチュニアを…なんてのも可能。園芸品種は採種はほぼできないが、原種に近いものは採種もできる。
参考詳細は以下のリンクを参考に。
ペチュニア・カリブラコアを挿し芽で増やす

ペチュニアの管理場所・日当たり

ペチュニアの管理場所・日当たり
文章の修正とにかく日光を好みますので、日当りのいい場所に植えてください。半日陰でも生育はしますが、花つきは悪くなります。
夏の暑さにも強い
他の植物に比べると夏の暑さにも強いです。真夏であっても日光に当てていてもそれで枯れることはありません。ですが35度を超えたあたりから花が開花しなくなり、生育も止まり、元気が無くなります。気温の上昇と共に水切れも起きやすくなるので、あまりに水切れするようであれば、真夏は半日陰に移動させます。
●夏が終わり、秋になり、霜が降りるまでには寒さで枯れます。
●高温には強いが、水切れは起こして枯れる。夏は水のやり忘れに注意。

ペチュニアの摘芯・切り戻し

ペチュニアの摘芯・切り戻し
文章の修正摘芯すると株が大きく育ちます
ペチュニアの芽の最初を摘んでやると、脇芽が出て、株が大きくなって花が増えます。これを摘芯といいます。アサガオやその他の植物でも、有効な手法です。

切り戻しもしましょう
ある程度花が咲いて、一段落したら、株全体を半分か三分の一に切り戻しをすることで、更に株が大きくなります。梅雨前に蒸れ対策を兼ねて、切り戻すと良いです。生育旺盛な植物なので、思い切ってバシバシ切っていって大丈夫です。
中心がハゲてませんか?
株の中心部がハゲてませんか??ペチュニアは放置しておくと徐々に中心部に葉っぱや花が少なくなって、何だかカッパ禿げのようになります。これを防ぐのにも摘芯・切り戻しです。摘芯すると全体がコンモリと仕上がります。種類によってはハゲにくいものもあります。
●酸性雨に当たると花の色が滲んでグチャグチャになります。でも、次々花が咲くのであんまり気にしません。
●株元に新芽が見られるならバッサリ切ってしまっていい。

花がら摘み
ペチュニアの花はいったん咲き終わるとベシャーっとしぼみ、葉に貼りついてしまいます。葉の光合成に邪魔なばかりか、不潔です。咲き終わったらとにかくこまめに花がら(咲き終わった花の部分)を摘みとって捨てましょう。
花ガラ摘みをすると手がベトベトになる。カリブラコアはベトベトがないし、花ガラもほとんど発生せず、楽。
●ペチュニアの花ガラ摘みはやらなくてもいい(やらないから枯れるってこともない)が、花が大きいと花がそこらじゅうに落ちて汚い。そこで小輪系ペチュニアだと、花が落ちても気にならないので、おすすめ。この花がら摘みは品種によってはペチュニアでも不要とされる。
●大輪系は花ガラは摘む。八重系も摘む。花ガラが他のツボミにあたって、ツボミが枯れたりするし、見た目が悪い。小輪はもう、気にしない。摘むのが追いつかないし、小輪だから落ちてもさほど汚くない。なので小輪が人気。
●ペチュニアの品種によっては花ガラを摘もうとすると、茎が切れて予定以上に切れてしまう。そういうときはハサミで切るようにする。面倒ならカリブラコアをどうぞ。
●流通しているペチュニアは種子ができにくいが「全く出来ないわけじゃない」。種子がこぼれて増えている場所もあるが、日本の環境があっていないのだろう。これだけ流通している割に広がってない。

ペチュニアの病害虫

文章の修正病害虫
ウドンコ病ハダニアブラムシ、灰色カビ病、ウィルス病など発生する。ウドンコ病が最大の敵。
参考詳細は以下のページを参考に
ペチュニア・カリブラコアの病害虫

ペチュニアのトラブルFAQ

文章の修正花が咲かない
花が一切咲かないというのはほぼない。よほど病害虫が発生しているか、致命的な要因があったと思われる(日光不足・連作障害・根詰まり)。花が咲きづらい原因は、日光不足・肥料不足・根詰まり・病害虫。これらの原因がないのに咲かないならば摘芯して脇芽を出させればよく開花する。種苗会社のサンプル画像のように咲かせるには肥料が足りない、とも。あれと比べてはいけない。
葉っぱが黄色くなる
日光が当たらない株元に近い葉っぱは黄色くなるし、古い葉っぱは落ちていくもの。これは生理現象で問題はない。あまりに生育が良すぎてマグネシウムが足りなくなっても発生する。マグネシウムは葉緑素生成に必要で不足すると、ツル先の葉っぱは青くても株元の葉っぱは黄色くなる。とくに生育が早くなる高温時期に発生しやすい。苦土石灰をやれば回復する。
●庭植えの場合は植え付け時に苦土石灰を混ぜておく。鉢植えの場合は一般的な培養土には入っている。よく鉢植えやプランター上にしている植物の下葉が黄色くなっているのは苦土石灰が不足するからだが、根本的な原因は土不足。土に含まれるマグネシウムが足りないというよりは土全体が足りていないからマグネシウムが足りなくなる。苦土石灰を足せば回復する。

中央がハゲる
ペチュニアはツル性で、ニョキニョキ伸びた結果、株元は禿げる。ペチュニアの本来の性質から考えればこれが本来。品種改良されたものはなりにくいが、それでも「なりにくい」だけで、剪定して脇芽を出させてコンモリになるようにしてやらないといけない。
●肥料不足・日光不足・高温障害で花の色が変わる。色が鈍くなったり、色が抜けたり。
●見切り品と目があってついつい衝動買いする。
●梅雨に葉っぱが溶けて、ほとんど棒(=茎だけ)になる。切り戻すといいが、健康な葉っぱを残して切り戻さないと、夏の高温時に枯れるので、まずは先の健康な葉っぱを残すように軽く切り戻すだけにして、脇芽が出て葉が増えて盛り返してから切り戻す。

ペチュニアは光化学スモッグに弱い
都市部でペチュニアを育てている人で、葉っぱに異変がある場合は光化学スモッグも疑う。

ペチュニアの由来・伝承

ペチュニアの由来・伝承
文章の修正ペチュニアはブラジル先住民の言葉で「タバコ」を意味します。これはナス科のタバコ属に似ているためではないかと言われています。
南アメリカ原産で1767年にウルグアイからフランスへと渡ってからはヨーロッパで品種改良が繰り返され、大輪から小輪まで多種のペチュニアが品種改良により生まれました。
日本にはアサガオに似ていることから「ツクバネアサガオ」と呼ばれて入ってきたものの、当時は日本の気候に合っていなかったためにイマイチ人気が出ませんでした。
ところがサントリーが日本の気候に適した品種「サフィニア」を開発したところ人気が高まった。日本においてもっとも品種改良の競争の激しい種類です。

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