フクジュソウ(福寿草)の育て方

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フクジュソウ(元日草・福寿草)

フクジュソウ
科名キンポウゲ科
学名Adonis ramosa
別名元日草・福寿草
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度上級者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料

目次

  1. フクジュソウ(福寿草)とは?
  2. 水やり
  3. 肥料
  4. 植え付け・植えかえ
  5. 管理場所・日当たり
  6. 花ガラ摘み
  7. 害虫・病気
  8. 特徴・由来・伝承
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フクジュソウ(福寿草)とは?

フクジュソウ(福寿草)とは?
文章の修正フクジュソウ(福寿草)はキンポウゲ科フクジュソウ属の多年草。日本の北海道から本州の山で見られる山野草。

夏の暑さに若干弱いものの、寒さには強い。暑さに弱いといっても株が弱る程度で、工夫しないと夏が越えられないというレベルでもない。根が張れば、毎年咲いてくれる基本的には頑健な植物。ですが、品種によって性質に違いがあって、弱いものもあります。

冬は2月か3月に突然、小さな葉と花だけがヒョコリと顔を出し(もしくは花だけ)、その後成長します。梅雨前には小さなブドウのような実をつけて地上部が枯れます。次に芽を出すのは12月前後です。このサイクルを繰り返します。つまり一年のうち半年は地下で過ごしているってことです。
草丈30cm
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ミチノクフクジュソウ

文章の修正ミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora)は東北〜九州で見られる。田の畔に自生している。伝承では武田信玄が持ち込んだという地域もあり、漢方薬として人の手で広がったのではないかと思われます。

フクジュソウより萼が短く、数が少ない。

キタミフクジュソウ

文章の修正キタミフクジュソウ(Adonis amurensis)は北海道と中国・シベリアで見られるもの。北海道でも北部と東部でしか見られない。フクジュソウは一本の茎に複数の花を咲かせるのに対して、キタミフクジュソウは茎一本に対して花を一つしかつけない。花びら・萼片が多く、萼片がフクジュソウより長い。

シコクフクジュソウ

文章の修正シコクフクジュソウ(Adonis shikokuensis)は四国と九州の一部で見られる新しく発見された福寿草。全体的に小型。

中国白花福寿草

文章の修正中国白花福寿草(Adonis brevistyla=アドニス・ブレビスティラ)は抜けるような白い花を咲かせる中国原産の福寿草。山岳地帯に生育するため暑さに弱い。花が咲く時期が3月〜6月とフクジュソウに比べると長期なのも特徴。

アドニス・ベルナリス

文章の修正アドニス・ベルナリス(Adonis vernalis)はヨーロッパ・アルプスで見られる草原に自生する福寿草。心臓の薬として利用されてきました。

秩父紅

文章の修正秩父紅はオレンジ色の福寿草。紅花とも呼ばれます。秩父地方にして生息していなかった固有種。現在は実生種がよく流通しています。

水やり

文章の修正土が乾いていたら水をやります。鉢底から染み出すくらいにしっかりとやってください。受け皿に水がたまっていたら捨てます。

これは年間を通してです。梅雨から冬の間の休眠期にも同じように土が乾いていたら水をやるようにします。フクジュソウは乾燥に弱く、休眠期であっても乾燥しないようにします。ただし、休眠期に水をやりすぎると腐るので、やり過ぎにも注意します。土壌水分計で土中の水分量を測って判断するといいです。
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庭植えの場合は、自然に降る雨だけでも十分ですが、地上部がある時期は水を欲しがるので様子を見て水やりをしてください。

肥料

文章の修正フクジュソウは活動する時期は短いため、活動する1月〜5月にちゃんと肥料をやって太らせるのがコツです。

庭植えでも鉢植えでも、12月〜1月に化成肥料を一回やります。株の近くに置いてください。フクジュソウは10度以下になると根が生育しはじめます。この根がよく生育するほどに株が大きくなり、花が増えるので、12月〜1月に肥料をやるとよく生育する。ただ、この時期は地上部がないかもしれないので肥料を忘れがち。

開花後(4月〜5月)にも肥料をやる。この時期は液体肥料を二週に1回やる程度でもいい。
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植え付け・植えかえ

時期

文章の修正植え替えは二年か三年に一回。秋の植え替えは地上部の葉っぱが無くなってから。8月から10月。春は開花してしぼんだ後に…新葉が出る前にすることもあります。一般的には秋の休眠時期直前です。

用土

文章の修正鹿沼土5赤玉土4軽石1か、鹿沼土5赤玉土5を混ぜたもので植え付けをします。通常販売されている花と野菜の土ではNGです。とにかく用土腐葉土が入っていてはいけません。もしくは、赤玉土のみか、鹿沼土のみで植え付けします。「赤玉土のみ」か「鹿沼土のみ」が最も簡単で初心者向けです。鉢植えでも地植えでも用土は同じです。
腐葉土を入れないのは、腐葉土に雑菌が繁殖して、フクジュソウが枯れることがあるため。

根について

文章の修正掘り出すと、濃い色の古い根と、色の薄い新しい根があり、新しい根は切ったり、傷つけたりしないこと。株分けもできるが、苗が小さいうちは…根が少ないいうちは…株分けをしない。フクジュソウは根っこが生育すればよく開花するので、根を不用意に切らないこと。

鉢植え

文章の修正鉢の大きさは6号〜7号で、根が太く、深くまで伸びるので、鉢植えはできるだけ深いものを用意します。
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鉢の底の水が出る穴を少しドリルで大きくして水はけをよくするといいです。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやって完成です。

株分けも可能ですが、簡単に手でパリっと分けられるくらいに育ってから分けるようにします。無理に分けないといけないなら、まだ早いです。分けたら同じ手順で鉢植えに植え替えます。

庭植え

文章の修正庭土を深さ30cmほど掘り、上記の用土で植え付ける。つまり、土をまるごと入れ替える。その上で苗を植え付けます。庭植えにする水やりは楽になるんですが、土が余るし、鉢植えだと季節ごとに管理場所を変えられるので、鉢植えでもいいです。

管理場所・日当たり

文章の修正フクジュソウは日当たりを好みますが、夏の暑さに弱く、本来の生育場所は林の中の木漏れ日の中。冬は広葉樹が落葉し、日差しを浴びて成長、花を咲かせますが、春以降、特に夏に日差しがバリバリと当たっていると傷みますので、庭植えするのであれば半日陰(木漏れ日の場所)が適しています。

鉢植えの場合は、芽が出ていないときは日陰。12月以降芽が出てきたら日当たりへ。茎が伸びて成長したら半日陰へ。地上部が枯れたらまた日陰へ。というのが理想ですが、一年中半日陰でもOK。
フクジュソウが枯れるのは夏。夏の暑さに枯れる。夏は涼しいところに移動させましょう。

冬の管理場所

文章の修正フクジュソウは寒さには強いので霜に当たるのは構いませんが、土が凍るほどの寒冷地では冬は室内に取り込む。しかし、健康のためには寒さにしっかり当てた方がいいです。フクジュソウは50日は寒さにあてないと開花せず、寒さに当たっていないと開花しても色が抜けていることもあります。

しっかりと寒さに当て、気温がマイナス5〜マイナス10度が連日続く時期になる前に、室内に取り込むようにします。数日の凍結では枯れない。北関東くらいなら戸外で十分越冬します。
ちなみに雪の下の地面は雪が保温になっていて凍結しない。

花ガラ摘み

文章の修正花がしぼんだら摘んでしまいます。花を放置していると種子ができます。種子ができると株が弱るので、摘んでしまうことが多いですが、種子も取れ、種子から新株を作ることもできます。ただ、種子は採取から発芽までが半年、開花までは4年かかるので、品種改良目的じゃない限りはしません。
花が咲いてから、その後成長しますので、花ではなく、茎がニョキニョキ伸びたらその年は花は咲かない。

害虫・病気

文章の修正アブラムシなどがつきます。ですが気温が上昇する時期にはもう地上部がなくなっているので、大きな被害はありません。

特徴・由来・伝承

文章の修正まだ寒い早春に地面に低い花を咲かせる、スプリング・エフェメラル(春の妖精)。

よくお正月の寄せ植えに一緒になっているが、大抵花が終わると枯れてしまう。というのも福寿草はお正月頃に咲く植物ではなく、無理やりにこの季節に咲かせているのも枯れる理由の一つ。そもそも他に植えられている植物と環境が違うので、同じ土に植えるのはNGというのもある。

フクジュソウは2月に花を咲かせる。これが旧正月の時期と近いことから「元旦草」と呼ばれる。

2月に花を咲かせると、花粉を運ぶ虫が少ない。そこで、フクジュソウは日光を花の中心に集めて、温度を上げることで虫を集める。花の中心は10度ほど高く、活動するのに温度が必要な虫たちがやってきて、日向ぼっこする。フクジュソウは蜜を提供せず、「温度」を提供して受粉するわけです。すごい戦略です。
一個何万円もする高い品種もあります。

漢方薬として利用されることもありが、毒草で食すと死亡することもある。
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