レーマニア・エラータの育て方
目次
レーマニア・エラータとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- レーマニア・エラータ
- 科名
- ゴマノハグサ科
- 属名
- レーマニア属
- 学名
- Rehmannia elata
- 別名
- 花地黄
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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レーマニア・エラータとは?
レーマニア・エラータは
ゴマノハグサ科のレーマニア属(ジオウ属)の
多年草。中国湖北省原産。高温を嫌いますが、
夏越しが難しいということはなく、
半日陰で管理すれば夏越しは十分可能、地下茎で非常によく繁茂します。広がりすぎて困るかもしれないので、鉢に植え、その鉢を庭に埋めたり、根どめで広がりを抑えるといいです。
5月〜7月に画像のような花を咲かせます。冬はロゼット状の葉っぱを伸ばして、冬を越します。栽培の感覚としては
ホタルブクロに近いです。
地下茎でも増えますし、
挿し木でも簡単に増えます。切り花にしても長持ちしますよ。
草丈30cm〜1m
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水やり
地植え(庭植え)した場合は、根付くまではしっかりと水をやったら、あとは降雨だけで十分ですが、似たような性質のホタルブクロよりは水切れしやすい印象です。様子を見て
水やりが必要なこともあります。
夏は過湿で傷んでしまいますので、水は控えめにします。
鉢植えの場合は、通常の植物と同じように土が乾いていたら水をしっかりとやります。鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。レーマニアは夏の過湿に弱いので、水をやりすぎないように気を付けます。土が濡れているうちは水をやらないようにします。
肥料
春に緩効性
肥料をやり、秋にまた緩効性肥料をあげます。肥料が無くても枯れることはありませんが、繁茂するスピードが鈍くなります。
植え付け・植えかえ
時期
春に植え付け・植え替えを行う。植え替え時に株分けも可能です。苗はほとんど見かけないので、植えるのであればネットショップで買いましょう。
用土
水はけの良い土を好みます。市販の
培養土で植えてください。もしくはこの培養土に
軽石小粒や川砂を1割か2割追加して水はけをよくするといいです。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に緩効性化成肥料を混ぜたものを
用土として使いましょう。
鉢植えの手順
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れ、用度を入れて高さを調節してから、苗を入れ、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。
植え替えの場合は、土を少し落としてから同じ大きさか少し大きな鉢に植え替えます。
地植えも可能
庭植えも可能で、庭土を深さ20cmほど掘り返し、腐葉土か
堆肥を2割ほど混ぜ、水はけが悪いなら川砂や軽石などを混ぜて水はけをよくしてから植えるといいです。
庭植えにすると地下茎で広がっていきます。夏の暑さに弱いために広がりすぎて困るってことはないです。気がついたら消えてなくなってることがありますが、環境があっているとよく広がるので、鉢植えに一旦植えて、その鉢を庭に埋めるとよいです。
管理場所・日当たり
夏の暑さと過湿に弱く、夏は半日陰(もしくは日陰)で風通しのよい場所が適しています。
暖地だと油断すると消えて無くなりますが、寒冷地だとそれほど気にしないでも夏越しが出来ます。
耐寒温度はマイナス20度と非常に強く、防寒は必要ありません。
特徴・由来・伝承
宿根草。ゴマノハグサ科の植物。
ジギタリスのようなロート状の花を咲かせます。春から秋まで旺盛に生育して花を咲かせます。漢方薬の地黄と近縁なので花地黄とも呼ばれます。
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