コナラ(小楢)

科名 | ブナ科 |
属名 | コナラ属 |
学名 | Quercus serrata |
別名 | 小楢 |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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コナラの育て方


樹液にはオオムラサキ・ゴマダラチョウ・キタテハ・カブトムシといった虫が集まります。実にはオシドリ、カラス、キジ、オナガ、カケスといった鳥も集まります。
実が落ちると冬までにすでに種子から根を出している。ドングリから樹木まで育てるのはかなり時間がかかるのですが、ドングリを発芽させるのであれば
ドングリ
を参考に。
ブナ科
山によく生えている木だったので珍しくなかったのですが戦争時に燃料として伐採してからは量が減りました。懐かしさもあってか、コナラの盆栽や苗木、ドングリの苗などもよく流通しています。しかし、樹高が10m〜20mで根を非常によく張り、生育が早いので、一般家庭の庭にはあんまり適さない。
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花言葉
花言葉は勇気・快活。水やり
庭植えにして、根付いたら水をやる必要はありません。降雨だけで十分です。根付くまでは1年くらいかかるので、最初の夏は水切れしないように気をつけます。肥料
2月頃に根本に堆肥をすきこんであげます。コナラは肥料が多いと、グイグイと生育して庭植えとしては邪魔になることがあるので、様子を見て、都合を考えて、肥料を調節してください。肥料がないからって枯れることはないです。植え付け・種蒔き
ドングリで種蒔き??山に行ってコナラの木の近くからドングリを採取してきて、庭に適当に撒きます。ドングリは水で濡らしているとすぐに根を出します。根です。芽じゃないです。虫に食べられているドングリは芽を出しません。水に沈むドングリは虫が居ませんのでこれを撒きます。
ドングリ=コナラとは限らないので、よく分からない人はコナラの苗の購入をしましょう。
造園業者にお願いします。ただ、大きく育つ樹木なので一般家庭では管理しきれなくなる可能性が高いです。
用土
土に堆肥を混ぜてコナラは土質を選びませんが、植えつける土には腐葉土や堆肥を混ぜてください。またコナラは根を深く広く張るので、とにかくスペースは広く取るようにします。
植え付け手順
根鉢の2倍か3倍の穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を、元の土に対して2割ほど足して用土とします。1週間ほど寝かせて、馴染ませてから、用土を半分ほど穴に戻して、株を入れて、隙間に用土を入れていって、最後に水をやって完成です。コナラは根を張るので、近くに水道管などのインフラ設備がないかよくよくチェックしてから植えましょう。いや、自分で植えないで造園業者にお願いしましょう。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。半日陰くらいなら大丈夫ですが、あまりに日陰だと枯れてきますので気をつけてください。剪定
剪定は落葉時期に2月前後に剪定をします。剪定をいっても、邪魔な枝を裁く程度で、自然樹形を楽しむ木です。ただし、大きくなりすぎると困るので、芯止めをして樹高を高くとも3m以下に抑えておきましょう。
芯止め
トラブル
病害虫

毛虫が発生し、葉っぱを食害します。それで枯れるということはないですが、薬剤で駆除した方がいいでしょう。
コナラ枯れ病
2012年現在、コナラがカシノナガキクイムシという小さな虫によって大量かつ猛スピードで枯れているという話があります。原因はこの虫が運ぶカビ菌の一種のせいではないかと言われていますがはっきりとは分かりません。
枯死するコナラの多くは30年以上で60歳くらいの古いものが多いのですが、こういった大きなコナラは地下に非常に深く広く根を張っているので、地上部が枯死することよりも、この地下の根が腐って空洞化し、治水治山保水力が無くなるなど色々と問題が発生しそうです。
特徴・由来・伝承
北海道から九州までに自生する広葉落葉樹。シイタケの原木として利用される。よくドングリの木という言われ方をするが、ドングリは帽子をかぶったあの実の総称で、コナラだけを特に指さない。コナラは地上部に対して地下の根の張り方が広く深い。山の保水と治水・治山に相当貢献していると考えられています。コナラは「ナラの小さい版」という意味ですが、「ナラ」という樹木はなく、単に「ナラ」と言えば、「コナラ」か「ミズナラ」を指します。
環境により葉っぱの大きさ・形に変化
乾燥した場所か、湿潤な土地かによって葉っぱの大きさが変わり、気温やその他環境によっても形が変化しやすい上に遺伝上の違いもあると思われる。そのため同定が難しい場合がある。

紅葉します。カエデ(モミジ)のような鮮やかな紅葉ではないのですが、季節を感じる物憂げな――冬の到来を感じさせる雰囲気のある紅葉です。それでいて葉っぱは決して枯れたというのではなく、自ら色を変えたという光沢のあるグレデーションです。カエデより好きという人も多いかと思います。
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