コウモリラン(ビカクシダ)の育て方
目次
コウモリランとは?水やり肥料植え替え管理場所病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- コウモリラン
- 科名
- ウラボシ科
- 属名
- ビカクシダ属
- 学名
- Platycerium bifurcatum
- 別名
- 麋角羊歯
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 上級者向け
スポンサーリンク
コウモリランとは?
コウモリラン(ビカクシダ)は熱帯地域に自生する
ウラボシ科の着生シダ。独特の容姿で根強いマニアックな人気のある植物。種や品種があり、形状の違うものが高値で取引されています。
いきなり高価な種を買うのではなくて、安いものから慣れておきましょう。
自生地では樹木に着生して生育するもので、霧吹きで葉っぱに水をやりつつ、風を通すことで栽培はできます。寒さに弱く、冬は室内で管理しましょう。
スポンサーリンク
水やり
高温多湿の環境を好みます。植え付けの
ミズゴケが乾いてきたら、霧ふきでしっかりと水をやります。また、葉っぱにも霧吹きで水をやります。というか、主に葉っぱに水をやるといいです。
水が不足してくると葉っぱの先から枯れてくるので、そうなるなら
水やり・
葉水の頻度を増やしましょう。特に生育時期の5月〜9月は乾燥しないように気をつけます。
冬は気温が下がって活動が止まるので水やりの頻度を減らし、1週間に一回にします。
肥料
肥料はさほど必要じゃないですが、肥料があるとよく生育します。5月〜9月の生育時期に、薄い液体肥料を茶色い葉っぱの貯水葉に吹きかけてください。
肥料が多いと調子を崩すので様子を見てストップします。
植え替え
植え替えは生育時期の5月〜9月に行います。
植え替えの前日に
水苔を水につけて一晩かけて吸水させます。余った水苔は天日干ししてから再利用しましょう。
根についた水苔をピンセットで丁寧に取り除き、新しい綺麗な水苔で包んで、同じように鉢に植えます。鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に
軽石を鉢の高さの半分の位置まで入れて、株を入れます。あとは水をやって完成です。
もしくは根を同じように水苔で包んだ上で、これを流木や板などに固定しておくと、根が木に絡みついて、着生します。この方が見た目もよく、自生地でのコウモリランの生え方に近いので、オススメです。
どちらも植え付けた後は1週間〜2週間は日影で管理して養生してから、通常の管理場所に戻します。
管理場所
コウモリランは森の中の木の枝に着生して生活しているので、耐陰性があり、強い日光が苦手です。
春と秋はできるだけ日光に当てます。
葉焼けするようなら遮光したり、木陰に移動させます。面倒なら春・秋も木陰や室内の日当たりでもいいです。
夏は木陰か、葉焼けしないように遮光します。室内管理の場合、冷房の風が当たると枯れるので直撃を避けて、葉水をして感想を防ぎます。
冬は耐寒温度5度なので、必ず室内に取り込み、できるだけ日光に当てます。暖房の風は非常に乾燥しているので直撃は避け、葉水で乾燥を防ぎましょう。
風があるといい
年間を通して、風があるといいです。室内管理だと風が少なく、蒸れたり、なんやかんやと調子を悪くなるのでサーキュレターで風を回しておくといいです。
病気・害虫
ハダニ、
アブラムシ、
カイガラムシ、
ナメクジ、
ダンゴムシ、
バッタなど。
最後に…
このページはコウモリランの栽培の簡略化したページです。より詳細な内容は
を参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事