矮性アルセア・スプリングセレブリティーズの基礎データ
科名 | アオイ科 |
学名 | Althaea rosea |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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矮性アルセアとは?
矮性アルセア・スプリングセレブリティーズはアオイ科アルセア属のタチアオイの改良品種です。春に植えて夏に咲く、短い期間で結果が出る多年草(宿根草)で、枝分かれしやすく、八重・半八重などでとても派手。初心者向きで育てやすいです。草丈は60cm~120cmとタチアオイにしては小さい程度ですすが、一般家庭ではこの草丈が非常にありがたい。矮性アルセア・スプリングセレブリティーズはホームセンターなどでは見かけないので、欲しい場合はネットショップで買った方が早いです。
水やり
鉢植えならば、土が乾いていたら水をやります。過湿を嫌い、水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。暑さに強いので真夏の日当たりで管理することが多く、日照りが過ぎて水切れということもあります。夏は朝と夕方の2回、しっかりと水やりします。庭植えにした場合は、一旦根付いてしまえば、水やりはほぼ不要です。
肥料
肥料は控えめにします。植え付けのときの元肥で十分で、鉢植えの場合は5月〜7月に様子を見て薄い液体肥料を2週に一回やります。庭植えの場合は追肥不要です。植え付け・種蒔き
アルセアは一本太い根が生えている植物で、この根が傷つくと生育不良を起こして枯れることがあります。なので一旦根付いてしまったら、植え替えは不可。ポット苗の状態ならば植え替えは可能ですが、それでも植えるときは土は崩さないようにします。用土
水はけの良い土を好みます。市販の花と野菜の培養土を利用するか、赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。種まきから苗をつくる
発芽は20度。4月〜5月にポットに種まき用土を3粒ほど入れて、土を5mmほど…薄くかぶせます。矮性アルセアは好光性種子なので分厚く土を被せると発芽しなくなるので注意してください。あとは、日陰で乾燥しないように水をやって管理していると発芽します。矮性アルセアは移植が苦手なので、ポットの底に根が到達する前に植え付ける必要があります。発芽して葉が出てきたら早めに鉢や庭に植え付けます。
庭植えの植え付け
植え付けする1週間前に深さ30cm〜40cmほど掘り返して、土に腐葉土か堆肥を2割〜3割追加して、化成肥料を少量入れて用土とします。1週間たって土が馴染んだら、株を植え付けます。株間を30cm〜50cm空けておくと風が通って夏に傷みにくいです。最後にしっかりと水をやって完成です。苗の土は絶対に崩さず、いじらないようにします。いじると生育不良を起こします。矮性なので支柱は不要です。
鉢植えの手順
できるだけ大きくて、深い鉢で植えましょう(10号鉢など)。鉢底の穴を網で塞いで、鉢底石(軽石)を2cmほど入れて、用土を入れて苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやります。苗の土はほぐさず、根をいじらないで植え付けてください。
管理場所・日当たり
矮性アルセアの生育温度は10度〜30度で、日当たりを好みます。半日陰でも育たないわけはないのですが、日当たりがよいと木質化して開花が増えますし、何より、真夏の暑さにも負けないのがアルセア最大のメリットです。普通の植物が夏の暑さでヘタれる場所に植えるのが吉です。夏の花壇の「主役」として植えるといいです。病害虫
アブラムシ、ハマキムシ、イモムシが発生します。農薬で駆除しましょう。前もってオルトランを撒いておくと良いです。スポンサーリンク
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