ヘリクリサムかんざし姫の育て方…販売時期は?霜には注意しましょう!

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かんざし姫の基礎データ

かんざし姫
科名
キク科
属名
ヘリクリサム属
学名
Helichrysum cassinianum
別名
ヘリクリサムカッシニアナム
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
かんざし姫の開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

かんざし姫の特徴は?

かんざし姫(カンザシヒメ)はキク科ムラサキギク属の種まき一年草のヘリクリサムカッシニアナムの園芸品種。タキイ種苗が販売しているヘリクリサムの品種です。いい名前をつけたものです。秋にまいて越冬して春に咲いて、夏に枯れてしまう植物です。

細く伸びた茎の先に小さな花がこんもりと咲きます。ヘリクリサム属の植物の特徴として、花がカラカラというかカサカサというか、まるで油紙のようでドライ気味に見えます。乾燥に強いですが、過湿に弱く、寒さにも暑さにもあんまり強くないです。
草丈10cm〜30cm
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販売時期はいつ?

2月〜4月前後に開花した株が流通するのでこれを栽培・管理します。

管理場所…温室栽培されているので霜に注意!

日光を好み、霜が当たると枯れてしまいます。本来は寒さにはある程度の耐性がありますが、春に流通している開花した株は温室で育てられていて、寒さに耐性がありませんので、室内の日当たりで管理します。

冷暖房の風は非常に乾燥していて、冷暖房の風が直撃すると枯れるので、直撃しないようにしてください。直撃しなければいいです。

水やり

かんざし姫(カンザシヒメ)は乾燥に強く、過湿に弱いので、水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。土が湿っているうちは絶対に水をやらないでください。花には水がかからないようにしてください。

水をやりすぎると蒸れて葉っぱが傷んできます。傷んだ葉っぱは腐って病気の元になるので、早めにむしって取ってください。

肥料

開花している間は、通常の2倍に薄めた液体肥料を2週に一回の頻度であげてください。花ガラを摘んで、肥料をあげて、日光に当てていると次々に開花してくれます。
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植え付け・植えかえ

鉢植えをそのまま管理して、花が終わったら一年草ですから終わりです。デザイン上、鉢植えは地上部に対して小さくなっていて、根が広がりにくくなっていて、植え替えて根を張るスペースを作ると、元気になります(普通はそこまでしない)。

秋まきの一年草ですので、植え替えることはありません。

用土

市販されている花と野菜の土をそのまま使うか、パーライとを20%ほど混ぜて、水はけをよくしてから利用します。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを利用します。

鉢植えの植え替え

現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。ひと回りとは現在の鉢より1号か2号大きな鉢のことです。古い鉢から抜き、土を落とさず、根をいじらないで植え替えてください。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

病気・害虫

害虫はほとんど見られない。水のやりすぎで、根腐れすることが多いです。

特徴・由来・伝承

矮性処理をしているものだと草丈が小さくなりますが、本来は50センチ以上に育つ植物です。寄せ植えにもされますが、乾燥に強く加湿に弱いために、寄せ植えの他の植物が水を好む植物だったら、どちらかが枯れてしまいます。あまり寄せ植えには向いていません。

すでにドライフラワーっぽいのもあって、ドライフラワーにしやすいです。切って花を下にして吊るしておけば簡単にドライフラワーに出来ます。
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